ついにこの日が来たか…そう思う時がきました。
実は私、masayanは埼玉県出身なのです。
現在は奈良県に移住しておりまして奈良県で看護師をしています。
なぜ埼玉から奈良県なのか。それはとある人物に影響された事が大きいです。
そして、そのとある人物というのが、KinKi Kidsの堂本剛さんです。
その堂本剛さんが好きだと言ってた奈良県の神社に参拝した日のことを残したいと思います。
その名は【天河神社(てんかわじんじゃ)/天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてん)】です。
堂本剛さんが参拝されたことでも有名ですが、それ以前に特徴的な鈴や立地条件などもあり奈良県屈指のパワースポットとしても広く知られた名所です。
ここを参拝するのが私の夢でもありました。
では、参りましょう。
天河神社(てんかわじんじゃ)/天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてん)とは!?
宗像三女神の一人、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする。芸能の神として知られ、現在も芸能関係の参拝が多い。元の祭神名は弁財天(サラスヴァティー)で、神仏分離により「市杵島姫命」と称するようになったものである。今日でも社名に「弁財天」とついている通り、「弁財天」としても信仰されている。「厳島、竹生島と並ぶ日本三大弁財天のひとつ」と称している。
天河神社社家が代官所に1712年出した「願書」に「生身天女の御鎮座天照姫とも奉崇して、今伊勢国五十鈴之川上に鎮り座す天照大神別体不二之御神と申し伝え」るとあることからも判明するように、創建に関わった天武天皇と役行者は、伊勢神宮内宮に祀られる女神(荒祭宮祭神 瀬織津姫)を天の安河の日輪弁財天として祀った。天河における天武天皇の眼前の上空での吉祥天の舞が五節の舞として現在にいたるまで、宮中の慶事の度に催されている。 他に、熊野坐大神、吉野坐大神、南朝四代天皇の御霊(後醍醐天皇、後村上天皇、長慶天皇、後亀山天皇)、神代天之御中主神より百柱の神が配祀されている。引用元: Wikipedia「天河大弁財天社」
以前、当ブログにおきまして厳島の日本三大弁財天については触れております。
↑お時間があれば是非ごご覧ください。
「縁がなければたどり着けない」とされる天河神社へ
すごい山の中にあるこの神社。今回車でシャーっと行ってしまいましたが、なかなかに遠かったです。
それもそのはず。
高野・吉野・熊野といったヤマト三大霊場を結んだ三角形の中心である大峯山系に位置し、パワースポットとしても有名なのです。
実は風の噂によると、天河神社は、【縁がなければ、たどり着けない場所】と言われることでも有名なのです。
「人生において、来るべき時期が来ないとたどりつけない」「行こうと思ったときは天河神社に呼ばれている」などの言い伝えがあり、「縁のない人は行きたくても天河には行くことができない」とまで言われています。
つまり、「奈良の山奥にある天河神社から埼玉県民の私が呼ばれた!」そういう事のようです。
駐車場へ車をとめて、正面へまわてきました。
おぉ、これが念願の天河神社。感動です。
ネットで調べると、感じる人はパワーを感じるらしいです。
鳥居の写真を撮っている時には感じることがなかった(基本鈍感です)のですが…。
次の瞬間にその天河神社のパワー感じざるを得なかったのです…。
わかりますか?
この手水舎の龍の吐き出す水圧と水流!!
柄杓で綺麗な水を…と直接拾いに行けばあっというまに水が飛び跳ねます(笑)
さ、石灯篭と参道へ。
狛犬さま。ここの狛犬様は少しスタイリッシュな気がします。
↑五社殿:天地主大神・天神大神・大日孁貴神・大将軍大神・龍神大神。
↑天石
続けて階段を登ります。
ようやく拝殿へ到着しました。
その壮麗さに息をのんでしまいました。あぁ、美しい一瞬で肌で感じれるレベルのものでした。
キョロキョロ周りを見ると目に止まるのがやはりコレ。
鈴緒の先には天河神社の象徴となる大きな鈴。五十鈴(いすず)が結ばれています。
天河神社の神器「五十鈴(いすず)」とは!?
この特殊な形の鈴、「五十鈴」は、天河神社に古くから伝わる独自の神器です。
伊勢神宮の御祭神としても有名な天照大神が岩戸に隠れた神話「天岩戸神話」があります。
岩戸に引きこもった天照大神を岩戸から連れ出すために、芸能の神・天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、神代鈴をつけた矛を持ち、舞いを舞ったところ、外が気になった天照大神が岩戸から出てきたという話があります。
天宇受売命が用いた鈴は、天河神社の五十鈴と同じ形状のものであると伝えられています。
引きの絵で見るとこんなに大きいです。
参拝客が絶えません。みなさん天河神社に呼ばれた方々ですねきっと。
皆、鈴を鳴らして参拝されるわけで、天宇受売命がそうしたように天照大神まで届いているのでしょうか。
そして舞殿。
これはひょっとして!って確証はないですが疑わずにはいられないのです。
ちなみに、冒頭で少し触れた私が影響を受けた人物。それは、KinKi Kidsの堂本剛さんです。
堂本剛さんと天河神社と「縁を結いて」
小学生の頃に見た「金田一少年の事件簿」というドラマから堂本剛さんはわりと好きです。ソロの曲も聞きます。
彼は奈良出身で、番組でもよく「奈良」という言葉を発してますし、2008年からは観光特別大使も務めておられます。
この参拝日の数か月前に、NHKの特集で堂本剛さんのソロワークについて取り上げられていました。
その中でこの「天河神社が好き」と発言され、実際に参拝されている映像も放送されていました。
すごい記憶に残っていたのもあり、私もいつか参拝してみたいなと思ったのがきっかけです。
よもや実際に参拝できるなんて夢のようです。
そして、堂本剛さんは『縁を結いて』という曲を発表されPVもこちらで撮影されたそうです。
PVを見たことあるのですが、ひょっとしてあの舞殿は…。と思ってしまいました。
↑
別に堂本剛さんのおっかけをしているわけでもないのですが、『縁を結いて』という素敵な楽曲の完成にはこの神社の力もあるのかなぁなんて思ってしまいますね。
すごく歌詞に重みとメッセージ性のある素敵な曲です。
PVには彼の故郷・奈良への愛が反映されているような気がします。
おわりに
実際に来て見ると、山の中にあることもあり空気も綺麗、水も綺麗、鈴の音も綺麗。草木も静かに香る…。
そしてきっと見えぬ力もあるのでしょう。五感に何か伝わってくるような気さえしてきます。
それがパワースポットと呼ばれる由縁なのかもしれません。
有名な話で、「天河神社に呼ばれないと行くことができない」なんて話もあります。
私はたまたま天候にも恵まれ、道に迷うこともなくスムーズに来れたのですが、それすら奇跡だったのかもしれません。
この記事を読んで、「行ってみたいな」と思ったそこのあなた!
それは既に天河神社に呼ばれているのかもしれません。
是非一度、参拝されてみてはいかがでしょうか?この上なく素敵な神社です。
天河神社(天河大弁財天社)
所在地:奈良県吉野郡天川村坪内107
電話番号:0747-63-0558
駐車場:普通車50台(無料)
HP:http://www.tenkawa-jinja.or.jp/
コメント
天河大弁財天社は、元々弁財天を本尊としていたお寺です
●●天というのは、元々ヒンズー教の神格で、仏教に取り込まれた神格を言います
歌舞音曲の神であるゆえに、芸能人がよく行く訳です
1988年、長物剛&志穂美悦子が、ヘリコプターをチャーターで乗り付けて結婚式を上げたことでもよく知られてます。
小説:「天河伝説殺人事件」の舞台として知られ、さらに映画化されたことで神社経営がバブリーになり、バブル崩壊し破産宣告をうけたのですね
今の当時の名残なのか、50万円の神宝「五十鈴」を社務所で売ってます
ここの手水は、ご神水扱いする人も居て組んで買える人も居ますが、排尿頻度が上がることで知られてます
成分が影響するようで、霊的な効果ではないそうです
拝殿には、浮遊霊がいるのを感じます
ラップ音も結構しますし、プロの能力者たちも同じようなこと言ってます
害はないようですが、好奇心が強いようです
拝殿の奥の祠から強い神気が漂ってきます
側へ行くには有償参拝となるようです
神気は強く、好みの神社ですが、現世利益とは無縁だと思います
Hex-6さんコメントありがとうございます。今回の記事には足りない補足情報ありがとうございます。「天河伝説殺人事件」の小説が映画化もされていたんですね。チェックしてみたいと思います!!
私の実家です(´∀`=)歩いて5分で参拝できます。今は私も他県に出てますがやはり癒されます。
ご近所に住まわれていたなんて羨ましい限りです!俺自身、また参拝したいなと思っています。本当に素晴らしい神社ですね。
初めまして、堂本剛さんのファンで、天川村の旅行情報を検索した際に、
こちらのホームページにたどり着きました。
3月の3連休に念願の天川村へ行きました。とても素晴らしい場所でした。
弁財天も参拝しました。洞川温泉から自転車で弁財天まで行って、下り坂でずっとドキドキしました。
天川村ではありませんが、奈良の高鴨神社はご存知ですか?こちらは剛さんと交流があって、剛さん自身もご参拝されたそうです。高鴨神社もとても神秘的な感じがします。
コメントありがとうございます。本当に天川神社っていいところですよね。また参拝したいと思います。奈良の高鴨神社ですか。それはそれはしらなかったです。情報提供ありがとうございます。次回、奈良に行く際はチェックしたいと思います(^o^)
初めまして。天河神社について調べようと思い、このホームページにたどり着きました。
読んでみてびっくり。私も堂本剛さんのファンだからです。彼の考え方、特に愛は求めるものでなく、与えるものだとおっしゃっていたのに共感しました。
私も天河神社にお参りしてみたいと思います。縁がなければ、たどり着けないというのも興味深いですね。
tapiokaさんコメントありがとうございます。奈良好きな俺としては、奈良を愛する堂本剛さんの言動がすごく好きです。
天河神社、本当に素晴らしいところでして機会があれば是非参拝してみてください。
天河弁財天には、その周囲の神社も含めて、参拝して、独自の舞を、奉納しました。芸能方面にも、霊験のある神様なので、写真集や音楽や詩歌など、芸術の良縁をはぐくんでいただきたいと、願いいます。確かに、いける人には行けて、いけるときに行ける場所だと感じます。
天川貴之さんコメントありがとうございます。舞殿がとても気になる感じでしたので、神へ奉納する舞なんか見れたら最高ですね。いつかこの目で見れたらと思います。その日、たまたま足を運んだつもりでも実は神社に呼ばれていたとなるとすごく神秘的だなと感じます。まぁ、その人の感じ方次第といえばそれまでですが。それでも、その日足を運んだという何かしらの「縁」というものを感じたいものです。