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奈良の平城京はここから想へ!かつての京の端に位置する京終天神社

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以前、奈良県で私が住んでいるところの近くにあった神社をご紹介。

京終天神社

京終天神社です。

JRの京終駅の北側で、奈良町の南端に位置します。

京終天神社(きょうばてじんじゃ)とは!?

京終天神社

 一般に京終天神社、紅梅殿神社、平城坐飛鳥神社と呼び、事代主神、加夜奈流美命・宇須多岐比女命・不足留比女命・菅原道真を祀る。
平城遷都に際し、高市郡明日香村の真神ヶ原鎮座の飛鳥神社を、平城京の左京四条の地に奉遷して国家鎮護の霊社としたことが最初であるが、現在地に遷座されたのは応安二年(1369)である。
本殿は文政九年(1826)春日大社の末社水谷神社の旧殿だったというが、この時菅原道真を増祀して祭神五座となった。
例祭は十月十日。
境内社の宗像神社に市杵島姫命を祀るが、元花園高台寺境内に鎮座していた社で、大国主神社の祭神は大国主命・蛭子命で、もと禅定院境内に鎮座していた。この外大国主命を祀る金刀比羅神社はもと小塔院境内に鎮座していたのを当社境内に奉祀した。

-奈良県史(神社)より-

とのことです。

かつての平城京の外ぎりぎり、即ち「京の終り」に位置していたということから『京終(きょうばて)』という地名のここ。

歴史も豊富につまっているようです。

いざ、京終天神社へ

宗像神社

↑宗像神社

大国主神社

↑大国主神社

月原明神社

↑月原明神社

金毘羅神社

↑金毘羅神社

境内社・天穂日命

↑境内社・天穂日命を祀っています。

京終神社・拝殿へ。

京終神社

御祭神:事代主神、加夜奈流美命・宇須多岐比女命・不足留比女命・菅原道真。

京終神社

左側へ。

牛

だいぶ月日が流れていたのでしょう。牛さんがだいぶけずれておりました。

牛

こっちは右側。こちらも崩れているところもありますがお顔は健在です。

御祭神に藤原道真がいるからでしょう。天満宮でおなじみの牛さんがおられます。

↑天満宮に牛さんがいる理由はこちらでお話しています。よろしければ合わせて御覧ください。

京終神社

かつての平城京の端にあたるここからこの地を守ってきた神社です。

ここから平城京宮までの距離を考えると相当な広さです。

そんなかつての奈良を想いながら参拝するもなかなか面白いものです。

 

京終天神社

所在地:奈良県奈良市北京終町45
電話:0742-24-2487

 

合わせてチェック!
 
奈良
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この記事を書いた人
masayan

普段は看護師をしております。好きなものは日本史。特に古代史・平安・戦国・幕末が大好物です。都市伝説・フリーメイソンの話も大好きです。休日は寺社、城、史跡巡りを主にしております。

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コメント

  • masayanさん、お久しぶりです。精力的に投稿されているのを横目でみて知っていたのですがコメントできませんでした。『京終(きょうばて)神社』。昔の人は面白い発想で名前をつけたのですね。こちらでは合理的というので「記号化」が進み、味気ないです。さらに、襟裳なんて「えりも」に変えるなど、白痴化も進行中。奈良はいいですね。しかし、自転車で行ける距離にあるのが羨ましい。私の旅には天神さんとお稲荷さん、そして厳島神社は欠かせませんでした。最近は出ていけないので、時間を作って、この神社には行かなくてはと思いました。

  • Masayan より:

    Akitsu Yoshiharuさん。お久しぶりです。コメントなんてお時間あるときで構いませんし、こんなにマメにコメントしていただいて嬉しい限りです。ありがとうございます。
    京終って読めないですよね。教えていただいて読めるようになりました。
    住宅地にある神社なので旅行者や観光客にはスルーされてしまうような神社です。それでも由緒なんかを考えると歴史ある神社です。奈良にお越しの際、お時間があれば立ち寄ってみることも検討していただければと思います。

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