前回の平城京跡の続きです。
続いて訪れたのがこちら。興福寺です。
奈良公園と隣接しており、ところ狭しと鹿さんが歩きまわっています。
多くの観光客も鹿さんに鹿せんべいを与えています。鹿さん非常に可愛いです。
ダッシュで迫ってくれば「せんべいくれ」と言わんばかりの鼻アタック。可愛いです。
では、奈良公園を抜けて参りましょう。
興福寺とは!?
興福寺(こうふくじ)は、奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある、南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院である。南都七大寺の一つに数えられる。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は西国三十三所第9番札所である。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。
引用元:Wikipedia「興福寺」
興福寺は世界遺産なんですね。調べるまで知りませんでした。すんません。
治承4(1180)年の平清盛の孫・平重衡の南都焼討ちによって堂塔は消失。
鎌倉時代に復興を遂げるものの、享保2年(1717)の火災によって、伽藍の西半分を失ってしまいます。
なかなかに不運なお寺です。
しかし、それでも境内には五重塔や北円堂の国宝、南円堂の重要文化財など価値の高いお寺として現存しております。
五重塔
↑五重塔
こちら、五重塔は国宝です。天平2年(730年)光明皇后の発願で創建されました。現存の塔は応永33年(1426年)頃の再建です。
高さ50.1mで、木造塔としては日本で2番目に高いそうです。
東金堂
↑東金堂
東金堂は応永18年(1411年)に五重塔とともに焼け、現在の建物は応永22年(1415年)の再建の室町時代の建築です。
唐招提寺金堂を参考にした天平様式となっています。
銅造薬師三尊像、木造維摩居士坐像、木造文殊菩薩坐像、木造四天王立像、木造十二神将立像が並びます。国宝ばかりです。
国宝と言えばすぐお隣に「国宝館」があるのですがこちらは2017年1月から12月までの1年間休館だそうです。
有名なのが阿修羅像なのですが、実際見てみると自分のイメージより小さくてびっくりしました。
是非、営業再開したらまた見たいものです。
↑五重塔と東金堂が並ぶと奈良の興福寺って感じですよね。迫力があります。
南円堂
そして向かいにあるのが「南円堂」です。
藤原冬嗣が父・内麻呂追善のため創建した八角堂。現在の建物は寛政元年(1789年)の再建です。
北側には「北円堂」があります。
八角堂は奈良ではちょくちょく見ることができる造りです。
興福寺境内には鹿さんもいます
↑もちろん興福寺にも鹿さんがウロウロ。奈良っぽい写真が撮れました。
「中金堂」は現在再建中。平成30年が完成予定となっています。これまた楽しみです。
興福寺
所在地:奈良市登大路町48
HP:https://narashikanko.or.jp/spot/world_heritage/kofukuji/
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