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稲佐の浜は神話の舞台!弁天島と空と海は時を忘れるほどに美しい

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出雲大社から始まった島根シリーズ。

最後を飾るのはこのブログ史上、TOPクラスに食い込むほどの美しい絶景をご堪能いただきたいと思います。

実は初日にも訪れていたのですが途中から雨に振られ、最終日にもう一度リベンジしたいと訪れたところ神のご加護とでもいえばいいのでしょうか。

大変に美しい景色に出会えました。心底、心を満たされ大満足のもと帰路につくことができました。

私の腕では満足な写真とは言い切れませんが、その美しさのほんの一部でも伝えられればとこの記事をしたためています。

では参りましょう。【稲佐の浜】です。

ぜひ、この記事の写真以上の絶景が堪能できる名スポットとして知っていただければ幸いです。

稲佐の浜とは!?

こちら、稲佐の浜は国譲り神話の舞台です。

 

 

古事記においては「伊那佐の小濱」、日本書紀においては「五十田狭の小汀」などの名前で登場します。

また「出雲国風土記」においては、稲佐の浜から南へ続く島根半島西部の海岸は「薗の長浜(園の長浜)」と呼ばれ、島根半島と佐比売山(三瓶山)とをつなぐ綱とされています。

弁天島とは!?

美しい浜の中で一際目立つのがこちらの大きな岩。こちらが名スポット「弁天島」です。

かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。

現在は地元民の方々からは「べんてんさん」と呼ばれ、親しまれているそうです。

弁天島の上部には鳥居と社が見えます。

神仏習合のころには、「弁財天」が祀られていましたそうです。それゆえの「弁天島」。

しかしながら明治のころから『豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)』が祀られています。

よくあんなところに社を建てたなぁと思ってしまいますが、それゆえとても美しくこの弁天島の存在感をアピールしています。

美しい海岸線の「稲佐の浜」。なんと「日本のなぎさ100選」にも選ばれています。

旧暦10月になると全国の神さまが海路で出雲にやってきて、人々の縁を決める大会議を行います。

現在でもその伝説は「神迎え神事」として受け継がれ、旧暦10月10日の夜に浜にかがり火をたいて神さまをお迎えしています。

そのような神事、一度みてみたいものです。

せっかく訪れるのなら夕日のタイミングをオススメします!

JR出雲市駅から一畑バス【日御碕線】で「稲佐浜」で下車(28分)、徒歩ですぐです。

出雲大社からなら車で約3分。徒歩であれば約15-20分で行ける距離です。

出雲大社に来たのならぜひ立ち寄りたい名スポット。そして、加えるなら夕方のタイミングがベストです。

なんといってもこの日が沈む時間帯。弁天島に影が指し、美しくかつ幻想的な世界へいざなってくれます。

おわりに

突き抜けるほどの広い「空」。

水平線がおりなす遠くまで見渡せる「海」。

赤から青へと太陽が変えていく「色彩」。

寄せては返す波が奏でる「波音」。

肌をかすめていく静かに香る「潮風」。

この上なく人間の五感に働きかけていく「稲佐の浜」。それは神様も訪れたくなることでしょう。

ここを訪れずして出雲を語ることはできないはず。

ぜひともお立ち寄りください。

 

稲佐の浜

所在地:島根県出雲市大社町杵築北稲佐
駐車場:有り 20台

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