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出雲の日御碕神社は日本の夜を守護する伊勢神宮と対をなす社

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こんばんは。masayan(@masayan382)です。出雲巡りを展開中のこのブログ。
出雲大社に来たからにはそこで終わってほしくないところ。

もう一歩、寄り道していただきたいのが今回ご紹介したいこちら。

日御碕神社

「日御碕神社」です。

この神社のすごいところは「日の本の夜を守っている」ということです。

「それってどういうこと?」って思ったあなた。既に気になっていますね?

では、さっそく参りましょう。

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)とは!?

日御碕神社は上下の二社の総称となっています。下の本社(日沈の宮・ひしずみのみや)は天暦2年(948年)、村上天皇勅命により祀り、上の本社(神の宮)は安寧天皇13年(紀元前536年)、勅命により祀られました。

「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けたことに由来します。

出雲大社から車で約10分。美しい日本海を眺めながら朱色に彩られた優美な社殿「日御碕神社」が見えてきます。

 

日御碕神社

なんと立派な門でしょう。

現在の社殿は、江戸幕府3代将軍・徳川家光の命により松江藩が建立したものになります。

日御碕神社境内

境内は広々とした感じです。

神の宮・拝殿へ

日御碕神社神の宮

御祭神は素盞嗚尊です。

日御碕神社神の宮

太い注連縄は出雲大社ゆずりです。見事なまでの重厚感です。

こちらは権現造(ごんげんづくり)と呼ばれている社殿建築です。栃木県の日光東照宮等も権現造りです。
朱塗りの社殿や彫刻や彩色も鮮やかに仕上げられています。家光さんは権現造が好きだったんですかね。

見ていて気持ちよく感じる壮大な感じがこの神社の「尊さ」を表現しています。

日御碕神社

神の宮から見た下の本社・日沈の宮です。残念ながら私が参拝した時は修繕中でした。
きっと今は美しい社を拝むことができるのでしょう。残念です。

日沈の宮の御祭神は天照大御神。素盞嗚尊もいるなら月読尊も祀ればいいのになって思うのは私だけではないはず。

摂社には稲荷神社

日御碕神社/稲荷神社

小高いところにあるわけですが、すごく雰囲気がいい。

日御碕神社/稲荷神社

「清らかさ」が肌を通して伝わってきます。

日御碕神社

何度見ても修繕中というのが残念の極み。

かつてはこの場所から程近い日御碕沖に浮かぶ「経島(ふみしま)」で天照大御神を奉斎していました。その後天葺根命が経島にいかれた時、天照大神が降臨し「我天下の蒼生(国民)を恵まむ、汝速かに我を祀れ」との神勅があり、現在の地に大御神を祀るようになりました。

「経島(ふみしま)」は今でも日御碕神社の神域とされており、残念ながら神職以外の立入りは禁止されているそうです。

日御碕神社絵馬

やはり出雲と言えば素盞嗚尊。伊勢神宮と合わせて参拝したい日御碕神社。要チェックです!

 

日御碕神社

所在地:島根県出雲市大社町日御碕455
電話:0853−54−5261
駐車場:有り 20台

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