田んぼの中で際立つ大鳥居!熊野本宮大社旧社地「大斎原」へ

熊野本宮大社の参拝後、次へ立ち寄ります。
続いて向かったのがこちら!

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熊野本宮大社の入り口付近にはこのような看板が出ています。

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矢印に従い進みます。

大斎原とは!?

熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました。
当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです。

江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたりでした。
音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って身を清め、神域に訪れたのです。

ところが明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。

かつて多くの人々の祈りを受け止めた大斎原には、流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠が建てられています。

引用元:熊野本宮大社旧社地「大斎原」|熊野本宮観光協会

残念ながらの大水害で熊野本宮大社が現在の位置に遷座されたということ。
つまり元の位置はこちらだったということです。

待ち構える大鳥居!

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現在はこの巨大な鳥居が待ち構えています!

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ひたすら一本道。
周りが田んぼということもあり、その存在が遠くからも確認できます。

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なんて絵になる美しさ!

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この大鳥居高さ約34m、幅約42mだそうです。
ほんとに巨大です!!

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いざ、「大斎原」へ

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こちらも世界遺産となっていますね!

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手水舎。「魂」と書かれた球体に注連縄。
…この上なく気合を感じることができますね。

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こちらが参道になりますかね。
とても木々が美しいです。

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ちなみに、明治期まで「熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)」と称されていたそうです。
水害時の様子が絵図として描かれています。

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今では社がありませんが、その広大な土地は健在。
かつての社地は、現在の熊野本宮大社の8倍だったそうです。

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凛々しい狛犬さま。

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そして、大斎原に祀られる二つの祠があります。

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中四社
第五殿(禅児宮):忍穂耳命
第六殿(聖宮):瓊々杵尊
第七殿(児宮):彦火火出見尊
第八殿(子守宮):鵜葺草葺不合命

下四社
第九殿(一万十万):軻遇突智命
第十殿(米持金剛):埴山姫命
第十一殿(飛行夜叉):弥都波能売命
第十二殿(勧請十五所):稚産霊命

となっています。

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奥には川が見えました。

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こちら、かつて神倉の地に降臨した熊野三神のうち熊野家津御子大神(けつみこおおかみ)が川を遡りこの地に坐したのが始めとされています。熊野本宮大社の旧社地である大斎原は熊野川・音無川・岩田川の3つの川が合流する川の中州にあるのです。

ちなみに、江戸時代まで音無川には橋が架けられなかったそうです。そのため参詣者は音無川を草鞋を濡らして徒渉したそうです。

熊野では「濡藁沓(ぬれわらうつ)の入堂」と言って水で濡れたわらじと泥で汚れた着衣での参拝が許されていました。

参詣者は音無川の流れに足を踏み入れ、冷たい水に身と心を清めてからでなければ、入ることができない神域として信仰されていたそうです。

冬場は厳しそうですね。そこまでしてでも参拝する価値があったということです。
その参拝する人々の多さを「蟻の熊野詣」と表現したわけです。その神聖さをわずかながらでも体感できたことは嬉しい限りです。

熊野本宮大社に参拝にいらした際はここまで足を運んでみてはいかがでしょう。
熊野本宮大社の歴史の深さも知ることができますよ!

大斎原

所在地:和歌山県田辺市本宮町本宮
電話:0735-42-0009(熊野本宮大社)
HP:http://www.hongutaisha.jp/

 

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