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日本武尊白鳥陵!そこはヤマトタケルが白鳥となり舞い降りた場所

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当ブログにおいて、ちょいちょいお名前が出てきており、私自身、凄く好きな人物として名前を挙げるのがこちら。

ヤマトタケルさんです。

『日本書紀』では「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、『古事記』では主に「倭建命(やまとたけるのみこと)」と表記されます。

ここでは間をとってカタカナ表記とます。

では、話を戻します。ヤマトタケル関連地として過去にいろいろ行きました。

そして、その記事の中でも触れていますが、亀山市・御所市・羽曳野市の三市にはヤマトタケルの御陵があり、俗に「白鳥の三陵」と呼ばれています。

今回はその中の一つ。奈良県の御所市にある日本武尊白鳥陵を訪れました。

でわ、軽く復習からします。

ヤマトタケルとは!?

第12代景行天皇皇子で、第14代仲哀天皇の父にあたる。熊襲征討・東国征討を行なったとされる、日本古代史上の伝説的英雄である。

引用元:Wikipedia「ヤマトタケル」

↑さらっとしすぎですかね。

『古事記』によれば、父の景行天皇に熊曾建兄弟の討伐を命じられ、伊勢の斎宮で叔母の倭比売(ヤマトヒメ)から衣裳を賜って九州へいき、女装して宴席に入り敵を刺し殺し、そのとき相手から、ヤマトタケルの名を献上されます。

帰途に出雲(島根県)に寄り、出雲建(イズモタケル)を油断させておいて,騙し討ちにします。帰って父に報告するとすぐに、東国の征伐を命じられることに。

伊勢にいき、ヤマトヒメから 草薙剣 と袋を授かり、危急のとき袋の口を開いてみよと教えられます。その後、尾張(愛知県)で美夜受比売(ミヤズヒメ)と婚約したのち、相模(神奈川県)で国造に欺かれ、野火に囲まれますがが、草薙剣で周囲の草を刈り、袋の中にあった火打ち石で逆に火を燃やして難を逃れます。

房総半島(千葉県)に向け海を渡ろうとして、渡の神に妨害され船が進まなくなると、后の弟橘比売が入水し、荒波を鎮めます。

東征を果たして帰途に足柄の坂で「吾妻はや」といって后の犠牲を嘆きます。

甲斐、信濃を経て尾張に帰ります。ミヤズヒメと契りを結んだのち、草薙剣を彼女のもとに置き、伊吹山の神を素手で退治しに行きます。その神の毒気にあてられて重病になり、苦しみながら旅をするものの、三重の能煩野まで辿り着いたところで力尽き息絶えてしまいます。

大和から后たちと子たちがやってきて、御陵を造り、泣きながら葬ろうとしたが、尊は八尋白智鳥に化して飛び去り、后たちと子たちが懸命に追っていくと河内の志幾(大阪府南河内郡)に留まった。そこでその地に白鳥陵を作り、鎮座させようとしたが、再び天翔り去った。

というのが本当にざくっとした、ぺらっとした、おおまかな話です。

古事記と日本書紀で多少の話の違いはありますが、大体は同じですかね。

父に言われた通り西に東にと旅と戦に身を置き最後は亡くなってしまう悲運の英雄ヤマトタケルです。

話を読むと本当に楽しいですよ。現代に残ってるアレってこれなん?的なやつもあります。

まぁ、その変はまた後日ということで。

いざ、日本武尊白鳥陵へ

御所市の集落の中の細い道を看板の矢印に従い進みます。

住宅の裏山のような場所にありました。

近くにお住まいの方からは、たまーにお前みたいなやつが来るんだよね~的な雰囲気で見られました。

まぁ、歴史が好きなやつしか来ないでしょうね。きっと。

日本武尊白鳥陵

そして到着です。

日本武尊白鳥陵

 

「古事記」「日本書紀」によれば、日本武尊は父の景行天皇から熊野・出雲を征討するよう命じられ軍勢もないまま西国を平定。やっとの思いで大和に帰ってくるが、すぐさま東国の蝦夷を征討せよと命じられた。幾多の苦難の末、東国を平定されたが、大和へ帰る途中、伊吹山の神との戦いに敗れ、傷を負い、熊褒野(三重県亀山市)で故郷を偲んで

大和は国のまほろばたたなづく青垣山隠れる大和し美し

と歌い、崩じられたので御陵を造り葬ったところ、白鳥となって大和へ飛び去り、やがて白鳥は琴弾原(ここ、御所市富田)にとどまった。そこに御陵を造ったところ、再び白鳥が飛び立ち、河内国の旧市邑(大阪府羽曳野市)に舞い降りたのでその地にも御陵を造った。その後白鳥はついに天高く飛び去ったという。

俗にこれらを白鳥の三陵といって、三重県亀山市・奈良県御所市、大阪府羽曳野市は、白鳥伝説ゆかりの地という縁を基に幅広い分野で交流を図っています。

案内板より

日本武尊白鳥陵

日本武尊白鳥陵

立派な門で封じられています。残念です。

御陵は宮内庁の管理ゆえ一般人は立ち入ることができません。

したがって来てみたものの何ができるかといえば、何もできません。

せっかく来たので周りをぐるり。

日本武尊白鳥陵

綺麗な木々や竹がたくさんあります。

日本武尊白鳥陵

ぐるっと回ると丘ようのように感じるだけですね。

やはり古墳は空撮が効果的ですね。

ここにヤマトタケルが白鳥となって羽を休めたのでしょうか…。

ヤマトタケルファンにはたまらん場所ですね。

 

日本武尊白鳥陵

所在地:奈良県御所市冨田

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