前回に続き、京都の神社のご紹介です。
今回はメディアにもたくさん露出のある有名な神社です。
ちらっというと、芸能人御用達の神社と言っても過言ではないです。
今回ご紹介するのは京都でも有名な神社、【車折神社(くるまざきじんじゃ)】です。
車折神社(くるまざきじんじゃ)とは!?
頼業が文治5年(1189年)に亡くなると、清原家の領地であった現在の鎮座地に廟が設けられた。後に、頼業の法名にちなんだ「宝寿院」という寺が建立され、後に天龍寺の末寺となった。
社名の「車折」については、ある人が牛車に乗ったまま社前を通った所、突然車が裂けてしまったためとも、後嵯峨天皇の大堰川遊幸の際、社前で突然車が前に進まなくなったので、不思議に思って社の者に問うた所、頼業公を祀ると答えがあったので、還御の後に「車折大明神」の神号と正一位の神階を贈ったためともいう。引用元:Wikipedia「車折神社」
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京都の天龍寺と言えば嵐山でも有名なお寺ですね。そちらの末寺だった時期もあるんです。
では、頼業公とは何者なのか。
清原頼業とは!?
康治元年(1142年)に少外記、久安6年(1150年)に直講、保元元年(1156年)に記録所寄人・助教、仁安元年(1166年)頃に大外記、のち穀倉院別当などに任ぜられ正五位上に至る。局務(大外記上首)を24年もの長きに亘り務めた。早くから藤原頼長・九条兼実などにその実務と学識を認められ、平安時代末期の動乱期の朝廷で政治の諮問に預かる。
引用元:Wikipedia「清原頼業」
とても仕事のできる方だったそうです。
そのため車折神社は頼業公のご学徳により、どのような願い事に対しても参拝し祈願した参拝客との約束を違えずにご利益をお授け下さるとして今も信仰されています。
いざ、車折神社へ
緑の神社の中に映える朱色。
美しい神社です。
今も参拝客が絶えず訪れる神社です。
御祭神の頼業公は桜が大好きだったそうで、境内には桜の木がたくさんの植えられています。
春になると桜の花が咲き乱れることから「桜の宮」と称されていたとか。
約束を違えぬ頼業公。頼りにしたくなっちゃいますね。
願いが叶う「祈念神石」
俗にいう「願い事の叶う石」が有名なのです。
有料にはなりますが社務所の受付で祈念神石を貰ってください。
本殿の前で神石に祈念して肌身離さず持ち歩くようにしてください。
ちなみにお守り型、お札型の2種類があります。
そして、ここからが大事。
願い事が成就したら石を拾ってお礼の言葉を書いて本殿の前に納めます。
そして、そのお礼の言葉が書かれた石が山積みなのです…。
それだけ願い事が成就されているとうことですね。
さすが約束を違えぬ頼業公。実績が違うということですがね。さすがです。
そして、車折神社に触れるなら触れなきゃならないのがこちらです。
芸能神社
芸能神社の御祭神は天宇受売命を祀ってます。
芸能・芸術の分野で活動する人ご利益を授かろうと今も崇敬されています。
特に芸能人の方々が数多く訪れています。
合わせて読みたい 猿田彦神社は「みちひらきの神」を祀る万事善い方へ導いてくれる社
↑天宇受売命に関してはこちらでも触れています。よろしければ合わせてご覧ください。
そして芸能神社を囲むくらいの象徴的な赤い玉垣。
一説には数千枚はあるとかないとか。
まだまだ…
知った名前も数多くあります。
第一線で活躍されている方もいるので、それだけのご利益が得られるのかもしれませんね。
ちょっとミーハー感出てしまいましたが、車折神社はゆかりや歴史もふまえとても面白いところです。
LINK 車折神社・境内社 芸能神社
祈念神石もそうですし、芸能神社もそうですし。
神社に精通していなくても楽しめる神社かと思います。
せっかく京都まで来たのならこういう有名なところを押さえておくのもよろしいかと。
位置的にも嵐山へ行くまえに立ち寄るのもいいかもしれません。
車折神社
所在地:京都府京都市 右京区嵯峨朝日町23
電話:075-871-1972
駐車場:20台・参拝者のみ無料
HP:http://www.kurumazakijinja.or.jp/
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