京都巡りはまだまだ続きます。
では、水火天満宮以来の「天満宮」でいきましょう。
合わせて読みたい 水火天満宮は菅原道真公が舞い降りた石も残る日本で最初の天満宮
今回はご紹介する場所は京都にある「菅原院天満宮」です。
こちらはなんと、天満宮の御祭神であある「菅原道真公の生誕地」なのです!
参りましょう。
菅原院天満宮(すがわらいんてんまんぐう)とは!?
親子三代の邸宅で菅原院(すがわらいん)がその前身。左大臣・藤原時平によって大宰府に左遷させられた道真は都に戻ることなく延喜3年(903年)に薨去。その後、京の都には異変が相次いだ。
その菩提を弔うためにこの地に歓喜光寺が建立された。寺は後「六条道場」と称し、移転している。道真公生誕の地といわれる関わりの深いこの地に社殿を配し、相殿神に父是善、祖父清公を祀るようになった。
ここが日本各地の天満宮に祀られる菅原道真公ゆかりの地でもあるのです。
私、masayanは京都に行く機会があれば一度は訪れてみたいと思っていました。
いざ、菅原院天満宮へ
門をくぐり中へ入ります。
↑手水舎はもちろん、牛さんです。天満宮らしさ全開です。
参拝した時間が夕刻だったこともあり、提灯が美しく光る時間帯となっていました。
ご祭神は菅公、父親の是善卿、祖父の清公卿とこの屋敷を使っていた三代です。
三代を祀る感じはなかなかレアです。
うちのブログで似たようなところは…上田城にあった真田神社以来でしょうか。
天満宮と牛さん
天満宮といえば「牛」さん。なぜ牛なのか…。
それにはいろいろな説があるのです。
①菅原道真公の生年が承和12年(846年)6月25日で乙丑の年だからという説。
②薨去されたのも延喜3年(903年)2月25日の丑の日だからとの説。
③菅原道真公の御遺骸を載せた車を引く牛が座り込んで動かなくなった場所をご墓所と定めたとする説。ちなみにこの説から「使いの牛」は、ほとんど「臥牛」と呼ばれる座った姿勢をしています。
④大宰府へ左遷させられた際、道真公が牛に乗られていた。道真公が牛を愛育されていた。刺客から牛が菅原道真公を守ったことがあったから説。
神使が動物のケースは奈良県の「春日大社の鹿さん」も有名ですが、天満宮では牛さん。
上記のようにいろいろな説がありますが、それだけ道真公には牛がついてまわるほど濃厚な関係だったのかもしれません。
参考菅原道真公と牛について|長岡天満宮
初湯の井
この神社の最大のウリがこちら。
道真公の産湯の井戸です。
赤子の時の産湯の跡が平成の世でも見れるとは…。
道真公もびっくりの展開でしょうねきっと。
おわりに
日本各地にある天満宮。
とりわけ、京都の天満宮の数はすごいものがあります。
中でも菅原道真公のゆかり深い菅原院天満宮。興味がある方は是非ご参拝を!
菅原院天満宮
所在地:京都府京都市上京区烏丸通下立売下ル堀松町408
電話:075-211-4769
HP:http://sugawarain.seesaa.net/
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