美しくも歴史深い奈良県の吉野山は、まだまだ見どころ豊富です。
弘願寺を後にして進むと見えてくるのがこちら。
金峰山寺銅鳥居(きんぷせんじかねのとりい)です。
金峰山寺銅鳥居とは!?
創立年代は定かではなく、聖武天皇が「奈良の大仏」を造立された銅の残りで建立されたと伝えられています。
1348(正平3)年に高師直の兵火で焼失したあと、室町時代に再建されたものだそうです。
高さ約7.5m、柱の周囲約3.3m、すべて銅製。
正式には発心門と言うそうです。
山上ヶ岳までの間に発心・修行・等覚・妙覚の四門があり、これが最初の門です。
行者たちはここから向こうを冥土と見たて、ひとつ門をくぐるごとに俗界を離れて修行する決心を強めていったそうです。
でかい!なかなかのド迫力です。これをくぐって俗世間と離れていくと決心を決めていたんですねぇ。
安芸宮島の朱塗りの木の鳥居、大阪四天王寺の石の鳥居と並んで、日本三鳥居の一つとされているそうです。
日本三鳥居!その名にふさわしい立派な鳥居でした。
金峯山寺銅鳥居
所在地:吉野郡吉野町吉野山
アクセス:ロープウェイ吉野山駅下車徒歩5分
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