まだまだ埼玉シリーズ続けます。
今回は前回好評だったアニメで有名になった神社をご紹介します。
ちなみに、前回は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で舞台にもなった秩父の「定林寺」が有名でしたが今回はこちら。
こちら!埼玉県の久喜市にある【鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)】です。
「らき☆すた」効果で知名度もアップしましたが、しかしながら歴史深い神社として古くから鎮座されている神社なのです。
では、さっそく参りましょう。
鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)とは!?
社伝によれば、出雲族の草創に係わる関東最古の大社とされ、かつては「鷲宮大明神」、「浮島大明神」、「大酉元祖」とも称された。
神代の昔、天穂日命と御子神の武夷鳥命が東国を経営するため、お供の昌彦・昌武の父子と出雲族27人の部族と共に当地に到着し、地元の部族と共に当地の鎮守として大己貴命を祀ったのに始まると伝える。これが、現在の別宮である神崎神社であった。その後、日本武尊が東国平定の際に当地を訪れて戦勝祈願を行い、別宮を建てて天穂日命と武夷鳥命を祀ったという。この別宮が現在の本殿である鷲宮神社とされる。
引用元:Wikipedia「鷲宮神社」
なんと天穂日命というのは古事記・日本書紀にも登場した出雲の国譲りのくだりで登場した神様ですね。
そして武夷鳥命(たけひらとりのみこ)は天穂日命の子だそうです。大己貴命を祀ったのが始まりだそうですが、個人的にはそこに日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が絡んでくるのが嬉しいです。
ではさっそく参りましょう。
いざ、鷲宮神社へ
長い参道を歩いて進みます。
狛犬さん。けっこう姿勢が低めの躍動感のある感じです。
崇敬者からの奉納された大変に立派な銅燈籠です。
手水舎です。
かっこいい龍から水が出てますね。
鷲宮神社・拝殿へ
冒頭でも少しふれてますが、鷲宮神社は神代の昔に創建された「関東最古の大社」と伝わります。
御祭神は天穂日命・武夷鳥命・大己貴命です。
時代が進むと数多くの武士からも崇敬されます。
社伝によると関東の総社また関東鎮護の神として、武将の尊崇が厚く、歴史上有名な武将だけでも藤原秀郷・源義家・源頼朝・源義経・北条時頼・北条貞時・新田義貞・小山義政・足利氏歴代・古河公方・関東管領上杉氏歴代・徳川家康等があげられ、武運長久等を祈る幣帛の奉納や神領の寄進、社殿の造営等がなされたそうです。
何より徳川将軍家より400石の朱印地を賜るというエピソードも残っているそうです。
どれだけの神社だったのかというのがこれだけでもうかがえます。
↑神楽殿です。
祭事には、国指定重要無形民俗文化財である「鷲宮催馬楽神楽(土師一流催馬楽神楽)」が奉納されるとのこと。
広大な境内と見どころと末社摂社
神池がありました。光天之池(みひかりのいけ)といいます。
古来よりこの池には、龍神様がお住まいになられていると言い伝えられてきました。しかし、永い年月の間に風雨等により土砂が流れ込み、池が埋もれておりました。
境内整備事業の一環として、平成11年より、古来の御神池に復元すべく土砂の搬出をしておりますと、池から湧き水が溢れ出て、龍のような雲が空を覆いました。
その時に「天まで光り輝くような池」というご神託を受け、池の名を光天之池(みひかりのいけ)と名付けました。
こちらの鳥居よりご参拝ください。
社務所
ということです。
龍神さまはおられるのでしょうか。大変に気になります。
↑久伊豆神社
↑姫宮神社
↑力石
八幡神社
↑八幡神社
奥からその存在感を放ってました。
まだまだたくさんあります。
↑鹿島神社
↑神明神社
↑粟島神社
↑諏訪神社
↑八坂神社
アニメ「らき☆すた」の聖地巡礼
アニメやマンガ、ゲームなどの物語の舞台を旅する「聖地巡礼」。
本来はそういった意味合いではなかったはずの言葉ですが、無宗教の国・日本においては物語の舞台をめぐる行為を指す意味合いが強くなったのように思います。
2007年4月から9月にかけて放送されたアニメ「らき☆すた」の舞台としても有名になり、未だにその人気は健在です。
実は神代からの歴史あふれる古社・鷲宮神社。多くの武将から愛された戦国時代。
そして、アニメの舞台にもなり現代でも愛される姿はきっとこれからも時代を超えて愛される神社になるんじゃないでしょうか。
この記事が気になったのであれば是非、ご参拝してください。
秩父神社は徳川家康の命により建てられた彫刻が見どころの美しき社
椋神社は日本武尊が創建した神社であり龍勢が打ち上がる聖地だ
鷲宮神社
所在地 |
〒340-0217 埼玉県久喜市鷲宮1丁目6−1 |
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電話番号 | 0480-58-0434 |
HP | http://www.washinomiyajinja.or.jp/ |
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