まだまだ「清盛さん巡り」は終わりません。
本日ご紹介するのはもちろん平清盛ゆかりの地です。
【和田神社】です。
では、さっそく参りましょう。
和田神社(わだじんじゃ)とは!?
太古の昔、蛭子大神が淡路島から船で本州に到着したところを「蛭子の森」という。蛭子の森は、現在の神社より西南約800mのところで、元々の神社の場所である。平清盛が承安3年(1173年)、市杵嶋姫大神を勧請した。万治元年(1658年)、天御中主大神の坐す神輿が流れ着き、種々の神異をあらわし、それを知った当時の尼崎城主が天御中主大神を主神にして社殿を造営し、和田の明神というようになった。明治34年(1902年)、造船所の建設のため現在地に神社が移転された。
引用元:Wikipedia「和田神社」
とのことです。
かの天下人、平清盛さんが市杵嶋姫大神を勧請されています。
それゆえこちらも「清盛ゆかりの地」ということですね。
いざ、和田神社へ
鳥居の先にあるのが「巳塚」です。
白い蛇さんがたくさんおられます。
和田神社の神使いとして古来より崇敬されてきた白蛇を祀っています。
和田神社拝殿・本殿へ
広々としていてどこか清々しい。
御祭神は「天御中主大神」、「市杵嶋姫大神」、「蛭子大神」です。
1173年、平清盛公は日宋貿易の拠点とするため、奈良時代に行基上人の手によって開かれていた大輪田泊の改修整備を行います。
しかし、スムーズにその工事は進まず難航します。
それゆえ、清盛公は、工事の完成や福原京への遷都を祈願して市杵嶋姫大神を勧請しました。
実は特徴的な狛犬(高麗犬、胡麻犬)
和田神社の狛犬さんは「止める」信仰があります。
社務所で布をもらい、願いを込めて狛犬さんの足い巻きます。
当ブログにおいても狛犬さんはよくチェックしてあるのですが、狛犬さんに祈願するタイプの神社はこれまでありませんでした。
狛犬ファンとしてはこういうスタイルもいいですね。
せっかくなので、私も足に願い事巻かせていただきました。
おわりに
かつて流木の中に一匹の小さい白蛇がいるのを発見。
「きっと神様の使いだ」と扇子をひろげて砂の上に置くと蛇様は扇子の上でとぐろを巻かれたそうです。
家に持ち帰り庭の老松の根方に祠を造りお祀りしました。それが白蛇さまを祀る和田神社になったそうです。
巳年は和田神社で決まりですね。
和田神社
所在地:兵庫県神戸市兵庫区和田宮通3丁目2-51
電話:078-652-1551
駐車場:あり
HP:https://www.facebook.com/pg/wadajinja/about/?ref=page_internal
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