前回まで続いた信貴山シリーズも最終回となります。
では、前回の続きと参りましょう。
信貴山の朝護孫子寺をあとにしようとすると行きでは見落としたこちらが目に入りました。
身体安全 無常息災 当病平癒の神 【劔鎧護法堂】です。
劔鎧護法堂(けんがいごほうどう)とは!?
今から約1000年前、醍醐天皇が重い病にかかられた時、命蓮上人が勅命により毘沙門天王に病気平癒の祈願をされました。数日後、加持満願の日、剱鎧護法の使者が天皇の枕元に出現されて、霊感を授けられると忽ち天皇の病は癒され心安らかになられました。そこで、この地に剱鎧護法を当病平癒の守り本尊として、祀られ日夜勤行されました。以来、無病息災、病気全快の霊験あらたかな神として篤く信仰されています。
引用元:信貴山 朝護孫子寺
ということです。
信貴山・朝護孫子寺は毘沙門天を祀っていたわけですが、こちらはその使者を本尊としています。
でわ、さっそく参りましょう。
いざ、劔鎧護法堂へ
稲荷神社を思わせるような朱色の鳥居が連なります。
抜けると体感ががっしりしてる頼もしいタイプの狛犬さんです。可愛い。
そして、こちらが拝殿です。
天井にずらーーーっと提灯が綺麗に吊るされています。
けっこう迫力がありますし。写真に撮りたくなっちゃいますね。
後方には本殿がありますが、非常にシンプル。
朝護孫子寺にはところ狭しといろいろあったものですから、これくらいシンプルだとすっきりしてていいですね。
ごちゃごちゃしてるよりスッキリタイプの方が私は好きです。
もちろん絵馬には災厄から守護する護法・剱鎧童子(けんがいどうじ)。
今も多くの人々に厚く信仰されています。それを裏付けるように絵馬もたくさんありました。
さ、これにて信貴山探索は終了です。
おわりに
ここも。
そして、信貴山観光センターにも。
寅ばかりの信貴山。
阪神タイガースの聖地として名をはせるには十分なくらいの寅の出現率でした。
寅年はここで決まりですね。またその年には参拝したいなと思います。
合わせて読みたい 信貴山・朝護孫子寺は虎がひしめき合う阪神タイガースファンの聖地
劔鎧護法堂
所在地:奈良県生駒郡平群町信貴山2280−1
HP:http://www.senjyuin.or.jp/temples/kengai.html
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