川越熊野神社で八咫烏に願いを！小江戸の銭洗弁財天で金運上昇も祈願

埼玉県の川越めぐりを続けます。

次に訪れたのは川越にもある金運アップのご利益があるとしても有名なこちら。

【川越熊野神社（かわごえくまのじんじゃ）】です

熊野神社という名のとおり、和歌山県の熊野三山より勧誘した神社です。ご利益はお墨付きですが、それに加えて銭洗い弁財天もある川越屈指のパワースポットをご紹介します。

川越熊野神社（かわごえくまのじんじゃ）へ

『明細帳』によると天正１８年(1590年)蓮馨寺二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請したことに始まります。

正徳３年(1713年)同寺十六世然誉了鑑僧正の時、社殿を改築し鳥居を石造りとしたそうで、現在ある二の鳥居がそれにあたります。

進むと見えてくるのが川越氷川神社の拝殿です。

拝殿の提灯に描かれるのは八咫烏。足が三本の八咫烏です。

御祭神は熊野大神です。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、事解之男尊(ことさかのおのみこと)、速玉之男尊(はやたまのおのみこと)の御三神です。

人気の神社のためか拝殿の参拝のため多くの参拝客が並びます。

八咫烏は現在、日本サッカー協会のシンボルマークとして描かれています。それも神話に描かれる初代天皇の神武天皇を導いたことに由来します。

LINK 八咫烏神社とは神武天皇を導いた八咫烏を祀るサッカーファンの聖地！

熊野神社は開運・縁結びのご利益があるとして「おくまんさま」と地元の人から親しまれています。

では続いて境内をまわります。

大鷲神社

御祭神は天之鳥船命（あめのとりふねのみこと）。

大正時代、南埼玉郡鷲ノ宮神社の分霊を奉斎したそうです。毎年12月3日は、酉の市が開催され縁起物の熊手を求めて人が多く押し寄せ賑わいます。

秋葉神社

御祭神は火之迦具土命（ひのかぐつちのみこと）

主婦の方など火を扱う職業の「火防（ひよけ）・火伏せ」のご利益のあるとされています。

加祐稲荷神社と運試し輪投げ

御祭神は倉稲魂命（うかのみたまのみこと）

口碑によると様々な災いを除いてくれたそうです。その事から、神の祐（神の助け）を加えて下さるという事で、加祐（かゆう）という社号をつけたと伝わります。

となりには運試し輪投げもあります。お詣り後、輪投げします。

「心願成就」「金運」、「健康運」、「仕事・学業運」、「恋愛運」と書かれた場所に狙いを定めて投げましょう。

撫で蛇様

白蛇神社には、「双頭の白蛇様」が祀られています。

社の前にいる「撫で蛇様」は、撫でる場所によってご利益が変わります。

頭をなでると「学業成就・合格必勝」、巻物は「芸事上達・知恵」、体は「身体健康・病気平癒」。

卵は「金運・商売繁盛・出世・開運・安産・子宝」、二匹同時になでると「良縁・夫婦円満・家内安全」のご利益があるようです。

厳島神社（銭洗い弁財天）と 宝池

こちらが熊野神社でも大人気の銭洗弁財天こと厳島神社です。

川越熊野神社がもともと属していた蓮馨寺は境内には「宝池」と呼ばれる池があったそうです。

その当時の宝池と水源が同じ井戸より水を引き、宝池を復活させたそうです。

この宝池で金銭を洗い清めると同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になります。

厳島神社に参拝してから金銭を洗い清めます。

池の中央には弁財天がいらっしゃいます。

こうしてお金を洗い清めたのでした。これで金運アップかな。

おわりに

実はあれこれと楽しめる体験型神社の代表格とも言えると思う川越熊野神社です。

川越は実は何かと見て食べて遊べる埼玉屈指の観光スポットでもあります。

参拝して、輪投げして、金運も上げて帰れる魅力たっぷりのスポットです。

ぜひ、この記事をみて興味が湧いたら参拝してください。

川越熊野神社