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鹿島神宮奥宮は神の領域!美しすぎる御手洗池とナマズを抑える要石

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ということで前回の続きと参ります。

前回もお話したとおり、関東のパワースポット鹿島神宮の最もコアな部分を攻めます。

この鹿島神宮の奥宮の目玉はなんと言っても「奥宮」「御手洗池」「要石」です。

「要石」に関しては以前の記事で千葉県の香取神宮でも触れているのですが・・・まだ知らないという方は是非合わせてご覧いただければと思います。

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「奥宮」の壮麗さ。

「御手洗池」の異次元の美しさ。

「要石」のミステリアスさ。

これらををチェックせずに帰るのは非常にもったいない!これを見るために参拝しにきたと言っても過言ではないと私は思っています。

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ということで見どころたっぷりの鹿島神宮の「奥宮」をご紹介したいと思います。

鹿島神宮の奥参道(かしまじんぐうのおくさんどう)へ

鹿島神宮の拝殿の奥にはこのようにここから奥参道に入れます。

境内案内のボリュームもすごいことになっています。

進むと見えてくる石灯籠。

すごく力強い木々。

この木々の足元を歩いていくだけて清々しい気持ちになれます。

見えてきたのが「さざれ石」の文字

国歌にも歌われる「さざれ石」です。

そして神の使いである「鹿」さんもいます。

この感じは奈良県の春日大社に通じるものがありますね。

春日大社に行くシカない!武甕槌命が白鹿に乗ってきたという世界遺産
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参道の途中のであるのが熱田社です。

鹿島神宮 奥宮(かしまじんぐうおくみや)

森の中にあるからでしょうか。

いや、それだけじゃない。言葉にできない、肌で感じる何かを放つ奥宮。

鹿島神宮奥宮

すごく厳かな雰囲気でした。

御祭神は武甕槌大神荒魂です。

こちらの社殿は、慶長10年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に現在の本殿の位置に本宮として奉納したものを、新たな社殿を建てるにあたりこの位置に移したものだそうです。

屋根の部分に見える苔がまた美しいのなんの。

そして、分かれ道へ。

まずは要石方面へ行くとします。

わかれ道を要石方面へ。

奥宮は過ぎたのでこれは参道とは言わないのかな?

森の中をひたすらに進みます。

要石(かなめいし)

そして見えてきたのが要石です。

何やら囲まれた特別感。

ちっちゃく見える石のいち部分。

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これは…香取神宮で見たやつや!
香取神宮とは巨大ナマズの尻尾を押さえ地震を鎮めている千葉県の聖地
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昔から、この地方は地震が多く、これは地中に巨大なまずがいて暴れるからだと信じられており、鹿島・香取の両神様がこの要石でなまずの頭を釘のように打ち付けて動けなくしているといわれています。

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鹿島神宮は巨大ナマズの頭を、香取神宮は尾を押さえつけているそうです。

三百年ほど昔、水戸黄門さんが領内の鹿島神宮をお参りしての帰り道、要石を見に立ちよった。(本当にナマズを押さえつけているのか、調べてみたいものだ)と思った黄門さんは、名主を呼んで「要石を、すぐに掘り起こせ」と言いつけた。名主は、嫌とは言えず、急いで村のものを十人集め、石の周りを掘り出した。

掘れば掘るほど、石は大きくなるばかりで、きりがない。黄門さんは「人を増やして、明日も続けるように」と言って引き上げた。次の朝、村の人がやってきて、びっくり。一日がかりで掘った穴が埋まっているのだ。

「だれだ、埋めたのは」。怒った黄門さんは「もっと人を増やして、掘りあげろ」と言いつけた。二十人がかりで、暗くなるまで掘ったが、やはり、その日も掘りきれない。そして七日目。七十人に増やした黄門さんは、要石のそばに立ち「なんとしても、掘りあげるのだ」と声をかけたが、夜も深くなって、腰を下ろして休んでいるうちに眠りかけた。すると、目の前に、ひげをはやした老人が出てきて「要石を掘り続けるなら、神のたたりがあるぞ」と言ったかと思うと、すうっと消えてしまった。

「要石は神さまのものだった」。黄門さんは掘り起こすことを、やめさせた。

(日本児童文学者協会編『茨城県の民話』より抜粋要約)

引用元:東京新聞/大ナマズ押さえ地震よけ 鹿島神宮の要石(茨城県鹿嶋市)

わかりやすかったので引用させていただきました。


きっと水戸黄門様も要石がどうなっているのか見たかったんですね。

なんともミステリアスはお話。

鹿島神宮だけでなく千葉県の香取神宮とも繋がっているというのがミソですね。

それだけ巨大ということなのでしょうか。気になりますね。

さ、では分かれ道まで戻り、次は絶対に見て感動していただきたい「御手洗池」へ向かいます。

鹿島神宮 御手洗池(かしまじんぐう みたらしいけ)

森の中を戻り、そして案内板に従い御手洗池へ到着しました。

こちらがその御手洗池!

もはや何がどうなってるの状態!

まずは横に伸びた巨木を鳥居、支え木で支えている状況です。

そしてそれとは裏腹に美しい池。この透明度ハンパないです!

初見の人間はびっくるする非日常。そして、これが日常と化した鯉は何事もなく優雅に泳ぎます。

古くは参拝する前に禊を行っていた場所だそうで、1日に約40万ℓもの量が湧くとされる清水は今も澄みわたっております。

池のすぐ近くには大黒社もありますので合わせて参拝しましょう。

今も年始では大寒禊を行います。すごい光景です。

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この神域感、すごいです。

おわりに

別件で触れておきたいのが「塚原卜伝」です。

塚原 卜伝(つかはら ぼくでん)は、日本の戦国時代の剣士、兵法家です。すごくマニアックな方はご存知かと思います。

実は2011年にNHKで俳優の堺雅人さんが塚原卜伝をされていて、鹿島神宮でも撮影をされていたのでそれを見たことがある方は私のようにテンション高く鹿島神宮を参拝できます。

ということで前後編でお届けした鹿島神宮。

鹿島神宮は魅力度は計り知れません。これはお伊勢参りの後の楽しみとなるのもうなずけます。

是非、東国三社のひとつ。鹿島神宮を参拝し、その魅力を肌で感じていただければと思います。

鹿島神宮

所在地

〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中 2306-1

電話番号0299-82-1209
営業時間午前9時30分〜午後4時00分
駐車場あり
HPhttp://kashimajingu.jp/

 

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