今回訪れるのは冬がオススメの名所です。
関東の茨城県にある「袋田の滝」をご紹介します。
こちらの「袋田の滝(ふくろだのたき)」とは茨城県を代表する観光スポットのひとつです。
「日本三名瀑」に数えられ、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇ります。
袋田の滝は「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。
その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。
今回はその「冬」の袋田の滝の凍った姿、「氷爆」を撮りに向かった次第です。
ちなみにですが、これは2016年の1月下旬でした。
正面から滝の全景を観賞するため「観瀑台」へ
駐車場に車を置いて向かいます。
既に下流の川は凍っておりました。
これは期待できそうな予感。
雪も残るこの寒さ。「凍っててくれ」と願うばかりです。
↑袋田の滝トンネルを進みます。
トンネルを進み、そして観瀑台へ到着。
開けたこの空間が「好きだけ滝を楽しんでくれ」と言ってるようでした。
日本三名瀑「袋田の滝(ふくろだのたき)」
この滝は別名「四度の滝」とも呼ばれています。西行法師がこの滝を見て感嘆し「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は極められない」といって季節の移るたびに訪れたと伝えられています。
平安時代の歌僧・西行法師は袋田の滝を見て、「花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧」と詠い、その魅力を伝えたそうです。
そして、こちらがその「袋田の滝」だ!
おぉ~!これはすごい迫力!!
美しくも大迫力。残念ながらすべてが凍結しているわけではなく2割くらいでした。
それでも滝が凍るなんて見たことがなかったのでこれはこれですごい迫力を感じました。
滝から漂うマイナスイオンとも言えるのかな?
滝が流れている部分から伝わる冷気と水の音が皮膚と耳から、吐く息が白い光景が、冬がおりなす「冬だけの光景」を体の奥の奥まで伝えてくれました。
正面にばかり目線がいってしまいますが、下を見るとそれはそれで美しい水の流れが見えました。
写真の通り、滝がちょうど影になる部分にあるようなので「氷爆」という現象が起きる条件を満たしてるんでしょうねきっと。
四度瀧不動尊
御祭神は四度瀧不動明王です。
ずっとここから滝の横でこの光景を眺めているのかなぁ…なんて。
↑新観瀑台(第2観瀑台)が、2008年9月にオープンしたそうです。
エレベーターに乗って移動します。
新観瀑台からの光景
高いところが眺めると、先程と見える部分がだいぶ違います。
だいぶ上の方から凍ってたみたいですね。
帰り道で横から撮った滝。全部は凍結してなくても、十分なくらいの迫力でした。
おわりに
ご覧の通り、山間の影の部分にある袋田の滝。滝が凍るくらい寒いところなので防寒はしっかりしていきましょう。
秋には周囲が紅葉で赤くなるそうで、やはり西行法師の言うように四季ごとに滝を鑑賞しにくるべきかもしれません。
ちなみに江戸時代には水戸藩の領地内だったこともあり、あの「水戸黄門」として知られる「徳川光圀」さんも訪れたことがあるそうです。
「氷爆」袋田の滝!レトロモダンな茨城県袋田エリアへ https://t.co/0O59n9Vhvw pic.twitter.com/w7BOg6shsS
— ウォーカープラス (@walkerplus_news) 2015年10月22日
ちなみに、凍ったらこうなっちゃうみたいです。これはこれでやっぱり見てみたいかも。
夏では見ることができない袋田の滝の氷爆。
是非、あなたの眼で、あなたの身体でその迫力体感してきてください。
袋田の滝
所在地 | 〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3−19 |
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電話番号 | 0295-72-1138 |
営業時間 | 8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00) |
定休日 | 無休 |
入場料 | 大人300円 子供150円 |
駐車場 | (滝まで1㎞)町営無料50台 (滝まで1.5㎞)町営無料220台 |
HP | https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/fukuroda_falls.html |
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