わたくし事で大変恐縮なのですが、ここ最近の「目の疲れ・渇き」が顕著に出ております。
その原因は薄々わかっているのです。
間違いない。明らかに「PC作業の多さとスマホの使いすぎ」です。
自分でもドライアイなんじゃないかと思っています。
そこで必須アイテムにもなりつつある目薬について、悩みに悩み、ついにたどり着きました。
今回は、防腐剤・血管収縮剤フリーの『ソフトサンティア』という目薬について熱弁させていただきます。
ドライアイとは!?
ドライアイとは目の疾患の一つです。定義としては「様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴うものとされています。
主に、涙の量が少なくなったり、眼球の表面が乾燥し、傷や障害が生じる目の病気のことです。
角膜上の涙液は、油層、水層、粘液(ムチン)層で構成されています。
そして、そのいずれかの要素が欠乏し、安定性が崩れ際にドライアイとなります。
主にテレビ、PC画面、スマホを見るなどによる目の酷使や、冷暖房による空気の乾燥化、コンタクトレンズの装着により発生が増加するといわれています。
コンピュータ作業(VDT作業)によるドライアイは、画面を凝視し瞬きの回数が減少することによると考えられています。
また、コンタクト装着によるドライアイのうち、ソフトコンタクトでは表面から涙液の蒸発量が増すため症状を引き起こすとされます。
目の酷使によるドライアイは思い当たる人もおられると思いますが、思いのほか冷暖房に伴う空気の乾燥も影響しているます。
眼の渇きに対してやはり対策は「目薬」になってしまいますね。
そして目薬の使用頻度が上がってしまいました。
頻回な点眼に伴うデメリット
参考ある奈良県の眼科医が目について書いたブログ : 点眼をやり過ぎもよくないことも。 点眼には防腐剤が入っており、障害を起こすことがあります
↑これは恐い話です。
頻回な点眼が角膜を傷つけることもあるなんて。
点眼薬に入っている防腐剤も考え物ですね。
また市販の目薬に多い「充血をとる」効果をうたったもの。
そういう種類の目薬を点眼すると確かに充血が改善されるケースがあります。
しかし、その目薬には充血をなくすため「血管収縮剤」という成分が入っているのです。
点眼すると、血管を強制的に収縮させるので、充血が引き、赤かった目が白くなるという仕組みです。
血管収縮剤には、『塩酸ナファゾリン』、『塩酸テトラヒドロゾリン』、『塩酸フェニレフリン』などがあります。
そして、注意したいリバウンド。
血管収縮剤を連用していると、「リバウンド」という薬の効果が切れたときに、かえって充血してしまうという現象が起こるケースもあります。
そもそもなぜ充血するのかとう話です。それは目の血管をせっかく太くして酸素、栄養を眼に送ろうとしているからです。
理由があって充血しているのに、それを強制的に血管収縮剤を使い、血管を細くしようとする…。
それでは眼に必要だと判断し体が対応しているのにそれを強制的に止める。それは本当に必要な行為なのでしょうか。
充血を気にして点眼しても「血管収縮剤」を頻回に落とすようなものです。充血にも意味があるわけです。
何も知らずに、何も考えずに目薬を使うというのも考えものです。
目薬はどう使っていくべきか
ところで、注意したいのが目薬の使い過ぎです。
たとえば人工涙液の点眼は、1日6回以内にしてください。
1時間に1回くらいの割合で点眼しないと気がすまないという人がいますが、頻回に点眼することによって、涙で運ばれている脂質、ムチン、たんぱくなどの保湿成分や目の栄養分などを目から洗い流してしまうことになります。その結果、目の表面の保湿能力が低下して、よけいにドライアイが悪化するという現象が起こります。
また、ヒアルロン酸含有の目薬の点眼は1日4~6回までに。
通常のヒアルロン酸含有の目薬には防腐剤が入っていますから、それ以上頻回にさすと防腐剤に対してのアレルギーを起こしてしまって、反対に目が充血したり炎症起こしたりすることがあるからです。
目薬は、用量・用法を守って使うことが大事です。
こちらが正しい点眼方法について。特に多いのが眼球に点眼薬を落とした後、眼をパチパチすることかもしれません。
私が眼科病棟で勤めているときは患者さんに正しい目薬の差し方を指導していました。
正しい目薬の差し方についてです。目薬を眼球に落としてパチパチまばたきをしてしまうとすぐこぼれ落ちてしまいます。
眼球に目薬を落としたら目を閉じるようにしましょう。
目薬は1滴で十分です。2滴、3滴と落としても結局涙のようにすぐ眼からこぼれ落ちてしまいます。
もったいないだけです眼球に1滴落として、すぐまぶたを閉じて目薬を閉じ込めましょう。
約30秒〜60秒程度はそのまま眼を閉じていてください。なお、目薬はまつ毛や眼球に触れないように注意しましょう。
目薬に細菌などが付かないように清潔にしておくことも大事なことです。
防腐剤フリーの「ソフトサンティア」がおすすめ
やはり上記のリンクにもありましたが防腐剤も考え物です。
もちろん目薬がいつでも新鮮に使えるようにするものでもあるので、全てが悪いわけでもないです。
ただし、目薬を差す頻度が高く、わりとすぐ目薬を使い切るようであればそんなに防腐剤は必要ではなさそうです。
そのため、私のような使用頻度の高い人は「防腐剤フリー」の目薬がベターだと考えます。
少なくとも私は1日数回は目薬を使用するタイプなので防腐剤は無い方が眼には優しいと思います。
また、充血も気になるところですが血管収縮剤を1日何回も点眼するのも恐いので「血管収縮剤フリー」であるのも考慮したいです。
そこで私が紹介したいのがこちら。
防腐剤フリーの人口涙液型の点眼剤です。
先ほど話にも出た血管収縮剤の「塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリン」は含まれていません。防腐剤だけでなく血管収縮剤も無しです。
参考参天製薬ソフトサンティア|一般用医薬品|製品情報|患者さん・一般生活者の皆さま|参天製薬
↑よろしかったらこちらもご参照ください。
まとめ
masayanも絶賛愛用中です。
余計な物が含まれてなくて「目薬をさしたー!」って感じはないですがナチュラルな感じが今ではしっくりきます。
ただし、使用頻度が少なく開封してから時間が経つようであれば「防腐剤が含まれていない」という点がデメリットに転じてしまうかもしれません。
しかし、頻回に目薬を使用するかたには防腐剤も血管収縮剤も含まれていないことが眼や身体には優しいです。人口涙液バンザイです。
どんな目薬を使うかで悩んでおられる方にこの記事が参考になれば幸いです。
また、ドライアイでお悩みの方におすすめしたいPCメガネがこちら。よろしかったらご一読ください。
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