では、奈良シリーズの続きです。
前回は奈良県にある「壺阪寺」へ行ったのですが、その後編です。
というのも、1回では書ききれないくらいのボリューム満点のお寺なのです。
合わせて読みたい 壺阪寺もとい南法華寺!そこは眼病に霊験あらたかな仏像テーマパーク
↑前回の「壺阪寺前編」をまだご覧になられてなければ是非ご覧ください。
八角堂を出てさらに探索再開。
↑「まよけはし」
鬼さんすら可愛い仕上がりです。
「三重塔」の奥側に、古石花崗岩を使用しインドで製作された「仏伝図レリーフ」が置かれています。
この彫刻の製作は日本とインドの文化交流の一環であり、壺阪寺とインドを結ぶ友情の産物であるとされています。
改めて、高いところから見渡すと壺阪寺でかい!広い!
天竺渡来大観音石像
そしてこちらが最大の目玉!
天竺渡来大観音石像!
全長20m 全重量1200t 。もう倒れたら終わりですね。
インドから渡来されております。なんと、66個に分割して彫刻し、日本に運ばれ組み立てられたそうです。
観音さまの手
実物より一回り小さいそうですがそれでも大きい!!
天竺渡来大涅槃石像
↑天竺渡来大涅槃石像。
全長8m。こちらもかなり大きいです。
この涅槃像。全ての教えを説き終えて、入滅せんとする釈迦の姿を顕しているそうです。
私が見つけてしまったもの…。
なんで足に石を積むのかね。落書きしないだけマナーが良いの言えるのでしょうか。
居眠りする人の額に「肉」と書いたり、眉毛を繋げたりするのが日本の文化。
これぞ日本の心ってやつですかね。
こちらは仏舎利塔になります。最奥部には納骨室が設けられています。
おわりに
壺阪寺改め、南法華寺はインドとご覧のとおりとっても関係が深く、インドにおけるハンセン病の人々の救済活動を行っています。
当寺はインド各地で奨学金事業、学校運営助成など種々の事業を通じ国際交流を図っていたことに由来します。
更に、当寺は昔から眼の不自由な人々の信仰を集めていたことから、養護盲老人ホーム慈母園の開設など、盲老人福祉事業を行っていることも実は有名だったりもします。
慈愛の心溢れる壺阪寺。一度はこの迫力を目の当たりにしてみてはいかがでしょう?
度胆抜かれる大きさと仏像の数ですよ。
壺阪寺
所在地:奈良県高市郡高取町壺阪3
電話:0744-52-2016
駐車場:第一駐車場33台(大型4台/普通車30台) 第二駐車場53台(大型6台/普通車50台)
駐車料金:(1日料金) 普通車:500円/バス:2,000円/自動二輪:200円
HP:http://www.tsubosaka1300.or.jp/index.html
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