こんばんは。日本神話も大好きなmasayan(@masayan382)です。
前回の稲田神社でヤマタノオロチ退治の神話に少し触れました。けっこう有名な話で古事記や日本書紀を知らなくても、ゲームや漫画、アニメなどで登場したりモチーフになっていたりしてすぐに思い浮かぶ方も多いかと思います。
ヤマタノオロチとは8つの頭と8本の尾を持った巨大な怪物のこと。
そんな、ヤマタノオロチと須佐之男命の対決が描かれている公園があると聞いた私は迷わず立ち寄ることにしました。
今回は少し、写真で遊ぶ感じですかね。
ここが、マニアにはたまらない公園。
そう、「八岐大蛇公園」なのです!!
八岐大蛇公園とは!?
須佐之男命は高天原から鳥上の峯に天降ったあと、斐伊川の上流から箸が流れてくるのを見つけ、川上に人が住んでいることを悟ったといわれています。川上へ進むとヤマタノオロチに苦しむテナズチ、アシナズチ、そしてクシナダヒメと出合います。
その「ヤマタノオロチ退治伝説」の始まりとなる「箸」を見つけ、拾った場所がこの「木次町新市」の地であったと伝えられています。
そして現在では公園内にスサノオノミコトとヤマタノオロチが対決した場面を再現した石像と、「箸拾いの碑」が建立されています。
公園自体はすごく小規模。遊具とかあるわけではありません。あるのはこちらです。
ヤマタノオロチの像
ヤマタノオロチ〜!
こいつはなかなかの迫力です。
すごく素敵な仕上がりだ。
実はヤマタノオロチといえば、やはり8つの頭と8本の尾を持った巨大な怪物なのですが…。残念ながら頭1つだけです。
しかし、それで十分なくらいの恐ろしいまでの迫力。
須佐之男命の像
…わりと普通。現在風の美化され過ぎを懸念しておりましたが、いたって普通。神様ですがすごく人間ぽく仕上がっています。
手にした剣がヤマタノオロチを退治する「十握剣(とつかのつるぎ)」なのでしょう。
この対決感いいですね。絵になります。
なかなかの緊張感が生まれています。
酒に酔わせてでもしないと勝てそうにないくらいの怪物、ヤマタノオロチ。そりゃ、神様だって弱ったところを狙うという戦術を選ばざるを得なかったのでしょう。納得です。
そうです。この公園にあるのはこれだけ。
バッシバシ何十分も写真を撮りまくる私を不審人物だと思った近隣の方、すみません。
めちゃめちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました。
せっかく出雲で神話巡りを楽しむなら、こういうところも是非チェックしていただきたいなと思うmasayan(@masayan382)でした。
八岐大蛇公園
所在地:島根県雲南市木次町新市3
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