伊勢シリーズからさりげなく移行した「斎宮シリーズ」もこれで最後です。
実は今までの「三重」の記事は1日で巡ってきたわけですがこうしてみると濃密な1日だったなぁと実感します。
でわ、参りましょう。斎宮シリーズの最後を飾るのはもちろんこちら。
「斎宮跡」です。
斎宮跡とは!?
斎宮跡(さいくうあと)は、三重県多気郡明和町にある斎宮寮の遺跡である。斎宮寮とは、伊勢神宮の祭祀を行うために皇室から派遣された斎宮が執務した場所であり、斎宮は、天皇の代替わり毎に交替し、南北朝時代まで続いたとされる。斎宮跡は伊勢神宮から約15km離れており、都と伊勢神宮を結ぶ伊勢道のルート上に位置している。
引用元:Wikipedia「斎宮跡」
「斎王」とは天皇に代わって伊勢神宮に仕えた皇女のこと。
そして、斎宮は「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮(さいくうりょう)という役所のあったところです。
いざ、斎宮跡へ
駐車場に車を置いて進みます。
見えてきたのがこちら。
↑堀盾柱建物跡
↑井戸跡
そして、いよいよこちらです。
重々しい扉を開けると…。
「斎王宮址」と書かれた石があります。
こちら、「幻の宮」ともされていたそうで東西約2キロメートル、南北約700メートルに及び、約137ヘクタールもの広大な面積を有しているそうです。
現在では周辺が整備され、公園となっています。
ここでかつて、奈良時代・平安時代にはりっぱな宮となっていたのでしょう。
そう想いをはせると止まらなくなってしまいます。古代史ファン必見の場所ですね。
是非、お伊勢参りの際は斎宮まで足を伸ばしてみてもいいかもしれません。
斎宮跡
所在地:三重県多気郡明和町斎宮
駐車場:あり
HP:http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/50291036123.htm
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