前回に続き茨城県の続き。
今回ご紹介するのは私が個人的にすごく幼少期に大好きだった場所なのです。
小学生の頃、夏になると茨城県の大洗にある海に行くことが我が家のビックイベントだったのですが、その際に立ち寄るのがこちらでした。
【大串貝塚ふれあい公園】でした!
こちらはその名の通り、もとは貝塚だったそうで今はダイダラボウがいる公園となっております。
はっきりいうと、すんごいアトラクションがあるわけではないのですが、ダイダラボウが小学生の私の心を掴んで離さなかったのです。
では参りましょう!
大串貝塚ふれあい公園とは!?
ダイダイラボウ像とともに見ることができる大串貝塚。縄文時代前期に形成されたという大串貝塚は、文献に記された貝塚としては世界で最も古いと常陸国風土記に書かれています。
引用元:大串貝塚ふれあい公園(水戸市)
ということで歴史の教科書で最初の方で習う「貝塚」がいまでは公園になっております。
そして、最大の見どころがこの「ダイダラボウ」ですね。
案内板に従いダイダラボウを目指します!
そして、ダイダラボウの足跡池が見えてきましたが、ここからではわかりにくいので後ほど。
ダイダラボウ現る!
ダイダラボウとは!?
ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される巨人。類似の名称が数多く存在するが、以下では便宜的にダイダラボッチと呼称する。山や湖沼を作ったという伝承が多く、元々は国づくりの神に対する巨人信仰がダイダラボッチ伝承を生んだと考えられている(鬼や大男などの妖怪伝承が巨人伝承になったという説もある。
呼び方は「ダイダラボッチ」や「ダイダラボウ」など呼び名はいくつかあります。個人的には小学生の頃に週刊少年ジャンプで連載していた「地獄先生ぬ~べ~」でダイダラボッチが登場した回を読んでおり「ダイダラボッチ」の方が馴染みがあるのですがここではダイダラボウで統一します。
この謎の巨人・ダイダラボウは山を作ったり、湖を作ったりといろいろされているそうで、その大きな体と力を使って人間を助けてくれたりといろいろな伝説が残っているそうです。
「常陸国風土記」によると、茨城県水戸市東部にある大串貝塚は、ダイダラボッチが貝を食べて、その貝殻を捨てた場所だと言われているそうで、それにちなみこのような建造物があるそうな。
こういう話がこの茨城県限定ではなく日本各地にあるという点が面白いですよね。
建物内を登っていくと、先程の池の全容が見えてきます。
ダイダラボウにちなんで巨大な足跡型になってました。
階段を登っていくとダイダラボウの体内に入っていきます。
そして、小学生の頃の私が大興奮したのもコレ。
「お尻の穴に入り込んでいく」という行動にキャッキャしてた自分が恥ずかしいですが、これを設計した人はどのような思いだったのでしょう。
大人になった今考えると違うアプローチがあってもよかったのかもしれませんが、子供にウケることを前提とするとむしろ思惑通りに操られていたのは私だったのかも。。。
胎内を進んでいくといくつかの出口があるのですが最も最上階ででると、ダイダラボウはものすごい目の前に出てきます!
小学生の頃から今なお健在!なんか嬉しくなってしまいますね。小学生の頃の思い出が蘇ります。
手のひらに出てこれるのですが思いの外、景色が楽しめないのが残念なところ。安全性が最優先ですね。
ダイダラボウ像は高さ15メートルの大きさだそうです。なかなかに巨大です!
縄文広場
ダイダラボウを後にすると見えてくるのがこちら!
縄文広場です。
縄文時代のお家が再現されていました。
教科書で見たことあるようなやつですね。
ちなみに弥生時代Verもあります。
なにせ元は貝塚。古代の暮らしを表現しないで何を表現するのか!って話です。
おわりに
埋蔵文化財センターなる施設もありますが、主な見どころは上記ダイダラボウと古代住居でしょうか。
公園としてはこんなもんでしょう。激しいアトラクションがウリというわけではなくひっそり、知る人ぞ知る穴場スポットです。
奈良県だと竹取公園なんかが類似スポットでしょう。
実は水戸大洗ICの出口のすぐ近くにあります。masayan家のように大洗海浜公園へ行く際はぜひ寄り道されてみてはいかがでしょう?
お金をかけずゆっくりのんびり歩いて回るにはもってこいの公園ですよ!
大串貝塚ふれあい公園
所在地 |
〒311-1114 茨城県水戸市塩崎町1064−1 |
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電話番号 | 029-269-5090 |
営業時間 | 9時00分~21時00分 |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
入場料 | 無料(特別展は有料) |
駐車場 | あり |
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