京都屈指の観光スポット「嵐山」。
TV・雑誌でよく目にする美しい竹林を肉眼で見ることがようやくできました。
美しい。これぞ日本の美しさよ。
嵐山には、女性ならずとも男性も参拝したいであろう「神社」があります。
それは「髪」にご利益があるとしてとても有名な神社です。
「髪は女の命」なんて言葉もありますが、男性にとっても「髪」は気になるところ。
今回ご紹介するのがこちら【御髪神社(みかみじんじゃ)】です。
参りましょう。
御髪神社(みかみじんじゃ)とは!?
基春卿の三男、藤原采女亮政之は、その間、生活の糧を得るため、その地に於いて庄屋の婦女の髪を結って父を助けました。これが『髪結い職』の起源となります。
基春卿没後の弘安四年(一二八一年)政之公は、住いを鎌倉に移しました。
政之公は、建武二年(一三三五年)七月一七日に亡くなりました。が、その立派な処世と功績により従五位を天皇より賜りました。
明治三九年には長野の善光寺に開祖として墓碑も建立。また、昭和の初めまでは全国の理・美容業者は、敬髪と始祖のご冥福をお祈りするために、政之公のご命日の一七日を毎月の定休日としていたそうです。
御髪神社は、政之公を祭神として御髪大神と称え祀り、『髪』すなわち『神』に通ずるものとして主神の政之公の御神像をご本尊として祀っています。
これまで崇敬し参詣される方々から神力あらたかな神社として、現在では、理・美容業界のみならず多くの人々に崇敬されています。
いざ、御髪神社へ
シンプルな神社になっています。
まわりには理容・美容業界の玉垣が朱色に囲みます。
奥には毘沙門天の像がありました。
拝殿・本殿へ
そしてご本殿。私も男ですから、気になるっちゃ気になる頭髪のこと。
いつかくるものとは覚悟していますが、めいっぱい「祈願」しておきました。
他の神社では見られない「献髪(けんぱつ」
御髪神社特別なお参り方法として「献髪(けんぱつ」というものがあります。
それは神職の方に、自分の髪の毛を少し切っていただきます。
それを「御髪献納」と書かれた袋に納めて、神前にお供えしてお参りするというスタイルです。
私はここまでやらなかったのですが、せっかくここまで足をのばしたのなら、やってみてもいいかもしれません。
そして、絵馬
絵馬は櫛の形をしています。シャレてます。
そして、日本で唯一の「髪」の神様です。きっと切実な願い事が書かれているのだろうと思っていました。
もちろん、そういったものもあったのですが、それ以上に理容師さん、美容師さんの絵馬が多かったです。
しかし、その中でも期待を裏切らないものも…。
これは本物なのでしょうか…。
気になるところです。
興味がある方は是非、参拝しましょう!
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御髪神社
所在地:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10−2
電話:075-882-9771
HP:http://www.mikami-jinja.net/index.html
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