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伏見桃山城キャッスルランド模擬天守!それは跡地に健在する幻の城

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今回は京都にあるお城をご紹介します。

京都のお城といえば、やはり二条城が有名です。

実は歴史が好きな人なら思い浮かぶ人もいるかと思います。

様々な歴史舞台にもなったのが二条城です。

天下人・豊臣秀吉といえば大阪城のイメージが強い方もいらっしゃると思います。

しかし、秀吉の代名詞となると、大阪城だけでなく、聚楽第や伏見城なんかもあるのです。

伏見桃山城

そうです。今回の舞台は伝説の城伏見城です。

記憶に新しいところですと、大河ドラマ「真田丸」でも伏見城の建設から崩壊まで描かれていましたね。

そんな幻の城にして現在にも残る伏見桃山城をご紹介します。

伏見城(ふしみじょう)とは!?

伏見桃山城

伏見城は三度に渡って築城され、最初の城は朝鮮出兵(文禄の役)開始後の1592年(文禄元年)8月に豊臣秀吉が隠居後の住まいとするため伏見指月(現在の京都市伏見区桃山町泰長老あたり)に建設を始めた。このとき築かれたものを指月伏見城、後に近隣の木幡山に再築されたものを木幡山伏見城と呼んで区別され、さらに木幡山伏見城は豊臣期のものと、伏見城の戦いで焼失した跡に徳川家康によって再建された徳川期とに分けられる。豊臣期の伏見城は、豪華な様式が伝わる。

引用元:Wikipedia「伏見城」

伏見城は築城開始4年後の1596年(文禄5年)に慶長伏見地震によって倒壊。

このため、指月から北東約1kmの木幡山に新たな城が築き直されることになり、翌1597年(慶長2年)に完成します。しかし、秀吉はその1年後の1598年(慶長3年)に城内で没します。

秀吉の死後、その遺言によって豊臣秀頼は伏見城から大坂城に移り、代わって五大老筆頭の徳川家康がこの城に入り政務をとることとなります。

関ヶ原の戦いの際には家康の家臣鳥居元忠らが伏見城を守っていましたが、石田三成派の西軍に攻められて落城し建物の大半が焼失してしまいます。

焼失した伏見城は1602年(慶長7年)ごろ家康によって再建されるも、1619年(元和5年)に廃城とされてしまいます。

伏見城の跡には元禄時代ごろまでに桃の木が植えられて桃山と呼ばれるようになり、現代に至り伏見城は桃山城あるいは伏見桃山城とも呼ばれるようになりました。

伏見桃山城

伏見城花畑跡は1964年(昭和39年)に遊園地「伏見桃山城キャッスルランド」が建設され、園内には洛中洛外図に描かれた伏見城を参考にして5重6階の大天守と3重4階の小天守、櫓門などを伴った模擬天守が6億円(当時の金額)をかけて鉄筋コンクリート構造で造られた[14]。2003年1月、同遊園地は経営母体である近鉄によるリストラの一環で閉園したが、模擬天守は京都市民の運動によって伏見のシンボルとして保存されることとなり無償で京都市に贈与[15]されたほか、敷地を含めて同市により伏見桃山城運動公園として整備された。ただし、模擬天守については耐震基準を満たしていないことから内部非公開となっており、バリアフリー対応などを含め改修に数億円かかるとされることから2012年10月時点でも具体的な活用予定は無い。

引用元:Wikipedia「伏見城」

そうなんです。

伝説の城、伏見城の元お花畑跡にそびえ立つ天守は元遊園地の名残りなんです。

せっかく残っているということなので今回は遊びに行きました。

いざ、伏見城改め、伏見桃山城キャッスルランドへ

立派な門です。

伏見桃山城

もちろん、扉には桐の御紋。豊臣家の家紋です。

伏見桃山城

城内へ入ると「おぉ~」と言いたくなる解放感と目に飛び込んでくる模擬天守。

これ、城跡じゃなくて再建なのかぁ。なんかもったいないなぁ。と思ってしまいました。

伏見桃山城

綺麗に整形された石垣。すごく立派です。

伏見桃山城

…なんか、普通にお城だ。実際に戦国時代に建ってたんじゃなかろうかと感じてしまうほどのクオリティ。

これ、遊園地だったんかぁ。遊園地に日本式城郭。すげー発想。アイデアが凄い。

「東のシンデレラ城」に対抗すべく「西の太閤殿下の伏見城」ってか。

 

耐震基準を満たしていないということで内部には入れません。

伏見桃山城

なんなら補強して資料館や図書館的な公的施設して利用できないんかねぇ。なんかもったいないなぁ。

おわりに

伏見桃山城

伏見城ならぬ、伏見桃山城キャッスルランド跡地に残る模擬天守はいかがでしたでしょうか。

個人的には故郷・埼玉県の忍城を思い出しました。

別に再建だからなんだって話で、よくできたお城のように思いました。

せっかくこういう素敵なものがあるんだから有効活用してほしいなと思います。

京都の伏見にはまだまだ歴史がつまった場所、名残りがある場所なんかもあります。

京都に遊びに行った際には話のタネに行ってみてもいいかもしれませんよ。

別件で言うと、この時現在愛用中のカメラNikon D7100を購入したばかりで試運転を兼ねてました。

カメラの性能を体感しながら写真を撮ってます。

日本で「城」を撮影できる場所も限られていますので、京都付近で城を撮りたい人にももってこいの場所です。

 

伏見桃山城

所在地:京都府京都市伏見区桃山町大蔵45
駐車場:あり

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