日本の城は美しい!
こんばんは。日本のお城大好きmasayan(@masayan382)です。当ブログでは圧倒的に神社と寺の記事が多いわけですが、細々とお城巡りもやっていたりもします。
今回は城巡りをします。
数年前より話題となっているかの有名なお城跡を今回は訪れます。
歴史好き、城好きなら一度は見てみたいと思うことでしょう。
◇竹田城◇
標高約350メートルの山頂にある山城跡。
天候により現れる雲海により、天空の城のように見える。 pic.twitter.com/QVYnjHcNGX— 絶対行きたい!日本の絶景! (@o8231119) 2016年12月7日
今回訪れるのは「天空の城 竹田城」です。
参りましょう。
竹田城(たけだじょう)とは!?
縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)。国の史跡に指定されている。また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、天空の城や日本のマチュピチュとも呼ばれる。雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容は、名物ともなっている。
東に立雲峡を望む標高353.7mの古城山(虎臥山)の山頂に築かれ、縄張りは南北約400m、東西約100m。天守台をほぼ中央に配置し、本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配され、北千畳部と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と称する一郭がある。廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模となっている。引用元:Wikipedia「竹田城」
時期によっては雲海を見ることや、雪景色、時間帯によっては美しい日の出に夕日まで楽しめる絶景スポットです。
それらはまさに「日本のマチュピチュ」と言われる由縁かと。
築城に関しては詳細は不明だそうです。
戦国時代、但馬の守護大名、山名宗全が築城したと言われていますが、豊臣秀吉が但馬に攻め入った後に普請するよう指示したものという説が有力だとか。
最後の城主は赤松広秀。関ヶ原の戦いでは西軍に属します。関ケ原の戦では徳川家康率いる東軍が勝利を治めます。
赤松広秀の居城であった竹田城は、徳川家康の命により 山名豊国が入城。
その後、江戸幕府の方針により竹田城は廃城となりました。
いざ、日本のマチュピチュ・竹田城へ
JR竹田駅から天空バスへ。バスに乗ること約20分。中腹第二駐車場から徒歩で竹田城を目指します。
なかなかの山道が続きます。
体力に自信のない方、女性の方は無理せずゆっくり上るのがよいかと。
かくいう私もゼーゼー言いながら上りました。
ようやく到着したー!
と、思わせてからも石段が続きます。
城好きにはたまらん石垣が見えてきます。
おぉ~っとテンションが上がってしまいました。
この日は天候にも恵まれ美しい眺めが今までの辛い道のりを忘れさせてくれました。
石垣が美しい!
「竹田城」と言っても正確には「竹田城跡」
天守閣があるわけでも、展示品があるわけでもありません。
あるのは石垣くらいのものです。
マナー問題勃発
戦国ファン、城ファンならまだしも歴史が好きではない人、カップルなんかも多く見受けられます。
なぜなのか。
それは、とある事で竹田城の知名度が上がったことが要因だそうです。
2006年に「日本100名城」に選ばれます。
これを機会に雲海に浮かぶ竹田城の姿がニュース、雑誌、ネットで多く取り上げられるようになります。
また、2012年には高倉健主演映画『あなたへ』でもロケ地として使われました。
さらに、グーグルのCMや大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケ地になるなどメディアでの露出は増え続けます。
2005年度には、わずか1万2000人だった入城者数が2013年には約50万人となります。
参考天空の城 入場者倍増の50万人(2014年4月2日(水)掲載) – Yahoo!ニュース
人気が出ることでの弊害もあります。
「入城者のマナー問題」です。
路上駐車やゴミのポイ捨て。しまいにゃ土を掘り返し、瓦を取り上げた輩もいるんだとか。
観光客が山道を踏み固めた結果、草が生えなくなった表面から土砂が流出。地中に埋まっていた瓦片が地表に露出するとともに、雨水で流された土が泥水となって石垣の隙間に入り、石垣がせり出すなど損傷が露呈。
また坂道にはくぼみができ、転落事故に結びつく危険箇所も出てきたそうです。
天守台に防水シートや、土嚢、ゴムマット、観光順路のロープ仕切りなど。
実際、私が訪れた際もそのようなものがありました。
残念ではありますが、史跡を維持する、守るためには致し方ないことですね。
おわりに
竹田城跡は国の史跡に指定された貴重な文化財。
後世に残すべき価値あるのもだと歴史が好きな私は特に思います。
是非、竹田城に行かれる際にはマナーを守り、その絶景を楽しんでほしいと思います。
念願の竹田城。訪れることができて本当に嬉しかったです。
今度は雲海の見れるときにでも行ってみたいものです。
竹田城跡
所在地:兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
電話:079-674-212
HP:http://www.city.asago.hyogo.jp/takeda/
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