こんばんは!masayan(@masayan382)です。長野の、いや、その前の大阪からの流れで取り上げてきた「真田幸村シリーズ」も非常に好評なmasayanのEmotion Inmotionです。本日もご覧いただきありがとうございます!
長野シリーズも本日でいったん終わります。
本日は長野に行ったら是非立ち寄っていただきたい神社をご紹介。
なぜオススメなのか?
それはですね~、この神社、日本の真ん中にある神社なんですよ。ご存じですか?
「生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)」です。
生島足島神社とは!?
創建は不詳。社伝では、建御名方富命(摂社諏訪神社祭神)が諏訪へ向かっていた時、この地に留まり、生島・足島両神に米粥を煮て献じたという。この伝承から、生島・足島両神は当地の地主神であると見られており、伝承自体は現在も特殊神事の「御籠祭(おこもりさい)」に名残を残している。
一方『延喜式』神名帳には、宮中の神祇官西院で祀られる神23座のうちにも生島神・足島神の記載がある。このことをもって、科野国造の多氏(並びに同族の金刺氏・他田氏)が国魂として宮中から両神を勧請したという説もある。この中で、金刺氏がのちに諏訪大社下社の大祝を務めたことと、摂社諏方神社の関連性が併せて指摘される。
なお、生島足島神社の南西方にある泥宮を旧鎮座地にあてる説もある。
ということですね。
生島大神:万物を生み育て生命力を与える神様。人と大地に生命力を与える神で五穀豊穣・無病息災・子宝安産の御利益があります。
足島大神:国中を満ち足らしめる神様。人の願いに満足を与える神様で海運厄除・必勝合格・商売繁盛・縁結びの御利益があります。
朝廷とつながりの深い神々であることが知られています。何よりも、ご神体はなんと「大地」なんです。
それは国の真ん中にあった方が、むしろ好ましいとすら思えますね。
いざ、生島足島神社へ
「日本中央」と堂々と掲げております。
一直線の参道を進んでいきます。
「朝廷とのつながり」と触れましたが、提灯には天皇家を示す菊の十六花紋があります。
社殿が池の島の中にあるという特殊な造り。
そのため渡るための橋があります。
子安社:良縁子宝、安産子育、夫婦円満の神として崇敬されています。
太い注連縄。迫力があります。
こちら、本殿の扉の奥には御室と呼ばれる内殿があります。内殿には床板がなく大地そのものが御神体(御霊代)として祀られているとのこと。
「池心の宮園池(いけこころのみやえんち)」と称される形になります。これは、池の中に「島」という神域を造り、ご神体を祭るというもの。
この形式は出雲式とのことで、日本でも最古の形式の一つとされています。
太い注連縄もそういう繋がりがあるのかもしれません。
なぜかのアヒルさん登場!
境内を撮っていると、アヒルさんから強襲を受けました。
くそ!かわいいじゃねぇか!!
神社そっちのけ写真撮りまくりです。
ある種、私を撮れって事だったのかも。
東大寺の鹿さんも、石上神宮の鶏さんも、動物って可愛いですね。
ただし、時間とSDカードの容量をもっていかれます。
↑夫婦欅
推定樹齢800年だそうです。夫婦円満・子宝安産・延命長寿のご神木で、根元の大きな空洞の中に2つの石があって、
その2つを夫婦が一緒に触ると夫婦円満に過ごせるとのことです。
そしてこちらが諏訪神社。
「建御名方富命が諏訪へ向かっていた時、この地に留まった」というところからなんですかね。
神社を一周して冒頭の橋を正面から。
神社の中に池があるってのは改めてすごい造りです。
衝撃度は「厳島神社」以来の衝撃だったかもしれません。
もっと知名度があってもいいのになぁ~とも思いますね。
それとも私が知らなかっただけで知名度は高いのかな?
今回長野に行くからと調べたので立ち寄りましたが、普段生活をしていてあまりこの神社の話を耳にする機会はなかったです。
そして、景観を損なわないように配慮された自動販売機。
もちろんサイドには「日本中央生島足島神社」の文字。
自動販売機の商品にかぶらないように配慮された優しさ。素晴らしいの一言。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか?個人的には凄いと思える神社でした。
なぜ今回こちらに立ち寄ったのか?それは、生島足島神社は戦国時代、武田信玄をはじめ真田昌幸、真田信之の尊崇が特に篤い神社だったからです。
境内に歌舞伎舞台というのがあるのですが、そこには武田信玄願文や・真田昌幸朱印状などの写しが展示されています。
戦国史の貴重なる資料・国指定重要文化財「生島足島神社文書」はまぎれもない証拠です。是非、その眼でご確認ください。
神社ファン、戦国ファンは楽しめるところだと思います。興味がわいた方は是非ご参拝ください。
生島足島神社
所在地:長野県上田市下之郷中池西701
電話:0268-38-2755
駐車場:あり
HP:http://www.ikushimatarushima.jp/
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