今回はイギリスで初めて鉄道を利用したときの話をしようかと思います。
イギリスは鉄道王国としても有名なのです。そして、日本と同様に寝台夜行列車というものもあります。
ヒースロー空港からロンドン市内には地下鉄を利用していましたが、長距離用の鉄道は今回初利用です。
しかも、人生初の【寝台夜行列車】です。
日本にある寝台列車も減少してますね。
私が人生で最初に利用するのはきっと「サンライズ出雲」と思っていたのですが、まさかのイギリスでのデビュー戦となりました。
今回はそんなお話。是非、話のタネにでもイギリスの夜行列車のお話に付き合ってください。
では、参りましょう。
いざ、ユーストン駅(Euston station)へ
宿から地下鉄を使ってユーストン駅へ。
そして予約券を発券します。
私は海外なんて知らなかったのですが、外国では電車が時間通りに着ません!
日本ってすごいです。ちゃんと時刻表通りに来てくれるんですから!
ということで、予定時間が迫ってきたらみなさん駅の電光掲示板を見つめます。
到着時刻とプラットフォームが確定され、電光掲示板に表示されるとそこへめがけてダッシュします。
ということで、しばし待ち構え。多少遅れましたが来てくれました!
15番線へダッシュ!!
これが今回お世話になるイギリスの寝台夜行列車!
その名も『Caledonian Sleeper(カレドニアンスリーパー)』です!!
寝台夜行列車・Caledonian Sleeper(カレドニアンスリーパー)とは!?
カレドニアン・スリーパー(Caledonian Sleeper)は、イギリスの首都ロンドンと、エディンバラ、グラスゴー、インヴァネスなどのスコットランドの都市との間を走る寝台列車である。また、ファースト・グレート・ウェスタンのナイト・リビエラ(ロンドン~ペンザンス間)と並び、イギリス国内に現存する2つの寝台列車のうちのひとつでもある。カレドニアとは古ラテン語由来の語で、現在ではスコットランドを叙述的に指す場合に使われる。
イギリスを代表する寝台列車です。
今回はロンドンを離れ「南スコットランド」を目指します。
中はこんな感じです。
あ…、ちなみに、こちらファーストクラスなんです。
ファーストクラス寝台 1人用個室。洗面台付。朝食付。ルームサービスも利用可能。 スタンダードクラス寝台 2段ベッドの2人用個室。洗面台付。朝食(軽食)付。1人で利用する場合は、同性の他の客と同室になることがある。(追加料金で、占有することも可能。) スタンダードクラス座席 リクライニング、フットレスト付。全席指定。他社昼行便のファーストクラス相当の座席設備。夜間でも減灯されないが、アイマスクが無料で配布される。尚、座席車の乗客のみフォートウィリアム発着便に関しては、途中エディンバラ・ウェイバリー駅(ロンドン発の場合午前4時半ごろ着、ロンドン行きは午前0時50分着)で車両を移動しなければならない 。
もう大人になってちゃんと税金も払ってますし、たまには贅沢しちゃいました。
パンフレットとアメニティなんかもあります。
蓋を開ければ洗面台。
しばらくすると動き出しました!
おぉぉ~!! っと言うのも数分。
あたりは夜なので暗闇…。景色を楽しむことは難しいですね。
日本国内での旅行にはもっぱら車移動だったりするので旅先でお酒を飲みながらというのは難しかったりします。
…が、今回は列車!運転なし!酒OK!!
さっすがビール王国・イギリス! メニューが豊富ですが、なじみが無くてまったくわからん。
とりあえず、ラウンジへ移動。
結局何がいいのかもわからず、他の人が飲んでる奴を真似して頼むという典型的な日本人スタイルになってしまいました。
ただ暗い夜景にも飽きたのでiPadに入れておいた映画をビール片手に楽しんでいたはずが…。
はっ!! と気が付いたら朝でした。
何ー!!もうちょっと列車内を冒険してまわろうと思ってたのに!
なんとも豪勢な朝食
そして朝食が到着しました。
ちなみに、乗車後にスタッフさんが「朝食はいつ食べたいんだい?」って聞きにきてくれていました。
こちらは列車と違って時間通りに持ってきてくれました。ありがたい話です。
素敵な朝ごはん。いやいや、素敵なBreakfastですね。
朝は紅茶。実はイギリスは紅茶王国でもあるのです。
もっぱらコーヒー派の私ですが、たまに飲む紅茶もいいもんですね。
英国列車の降り方
なんと、自動ではなく窓から手を出してドアを開けるタイプ。
自動ドアに慣れてると戸惑います。
そして、無事にGlasgow Central station(グラスゴー・セントラル駅)到着。
ありがとうカレドニアンスリーパー!
おかげで朝から観光に勤しむことができるよ!Thank you!!
そしてグラスゴーセントラル駅から乗り換えてしばしの移動。
目的地のKilwinning駅に到着!!
次回は歴史深いあの場所へ行きます。
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