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笑い飯・哲夫の「ブッダも笑う仏教のはなし」がよくわかる本だった件

4.5
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あなたは日頃、「心が苦しい」と感じることはありませんか?

例えば、現在もしくは将来お金のことが不安で苦しいとか。

想いを寄せる異性と上手くことが進まないとか。

学校、職場などでの自分の居場所がみつからないとか。

実はそういった「悩み・苦しみ」から開放される方法があるんです。すでに2600年前に苦しくなる理論と解消法が考案されているんです。ご存知でしたか?

こんばんは。寺社巡り大好き、歴史大好き看護師のmasayan(@masayan382)です。

その「生きる苦しみ」から開放する方法を記したものが今回のテーマ「仏教」なのです。

ちなみにですが、masayanは神社、寺を主に巡っていますが無宗教です。歴史が好きなだけです。

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神と崇めるのはX JAPANのギタリストであるhide様だけです。

話がそれました。すみません。では、話を戻します。

私は理数系で育った看護師の私が大人になってから日本史にハマった理由この記事でも触れていますが、古事記・日本書紀に興味を持ち、日本神話にハマったので割と神社よりでこのブログも展開してきましたが、昨年あることに気がつきました。

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そういえば、今までちゃんと「仏教」については勉強したことがないなぁ。

そうなんです。「蘇我氏と聖徳太子が仏教を輸入し導入した」とか「織田信長が比叡山延暦寺を焼いた」とか、「平家が東大寺を焼いた」とか、「空海が密教を持ち帰った」とか歴史的に知っていても詳しくその中身を知らない。

高校生のときに手塚治虫の「ブッダ」をなんとなく読んだようなくらいの知識しかない。

ということで、昨年仏教を知識として修めたいと思い、勉強してみました。

悟りを開いたブッダ曰く、「生きることは苦しいことである」と説いてるんです。

なかなか偉人クラスの人ってそんなネガティブなこと言わないじゃないですか?

病院で働く看護師としては、医療もののドラマも「生きることは尊いこと」みたいに扱うし、医者も「生きてりゃいいこともたまにはあるもんだ」くらいにポジティブシンキングさせてくるじゃないですか?

でも、真の理は違う。

生きることは苦しいこと

この真実は2600年前から変わらぬ事実なんです。

35年生きてきて、辛いこと苦しいことも経験してきましたが、来年からは悩み苦しくこともなくなるんだろうな〜なんて思ってないです。「今年は今年で苦しかったけど、来年は来年で辛いこと、苦しいこともあるんだろうな〜っ」て思う方が現実的だったりもします。

それでも仏さんは「生きることは苦しいこと」しかし、その苦しみが楽になる方法があるんやで。

そう伝えてくれているのが仏教なのです。

いわば、2600年前に開発され、未だに語り継がれる「生きる苦しみを開放してくれる人生マニュアル」・「人生についての哲学」それが、勉強してみて感じた「仏教」でした。

どんなに満たされた生活を送っていても幸せを感じれなかったブッダが悟った心理。

「信仰してみて」とは言いません。私のように雑学として少し仏教を知ってみませんか?

けっこう面白かったですよ。

この硬めの内容の「仏教」をくだけた感じで、優しく、面白く解説してくれている最高の教科書に出会いました。

ご紹介します。

「ブッダも笑う仏教のはなし」です。

年末のM-1グランプリ見ました?2010年のM1チャンピオンであり、吉本興業のお笑い芸人「笑い飯」の哲夫さんのこちらの著書がそこらへんの学者先生とは違う、わかりやすい例えで初心者に仏教を教えてくれています。

今回はこちらの書評をさせていただきます。

笑い飯 哲夫って何者!?

今回の「ブッダも笑う仏教のはなし」の著者はお笑い芸人の「笑い飯」の哲夫さんです。

中西 哲夫(なかにし てつお、1974年12月25日 – )は、日本のお笑いタレントであり、お笑いコンビ・笑い飯の1人。相方は西田幸治、立ち位置は右。
奈良県桜井市出身。吉本興業所属。本名で表記される場合もあるが、元々スキップの頃の芸名が「哲夫」だった事から、今でも通名は名前のみの哲夫であることが多い。

引用元:Wikipedia「中西哲夫」

奈良県立トップの進学校である奈良高校出身であり、関西学院大学文学部哲学科卒業されている実はインテリ派の哲夫さんです。

「笑い飯 哲夫の般若心経入門講座」や「笑い飯・哲夫おもしろ仏教講座」なども開催されてるほどの仏教マニア。般若心経も大好きだそうで写経もされるそうです。

私が哲夫さんの仏教に出会ったのは「ポッドキャスト」がきっかけでした。

参考仏教伝道協会 presents 笑い飯 哲夫のサタデー・ナイト仏教

こちらのラジオ番組は約10分程度の番組なのですが、哲夫さんの笑い話に仏教のエッセンスが折り混ざる楽しい10分間です。

私はコレにハマってしまいました。番組内で「仏教の本も出してます」って言っていたので調べたらあの本に出会いました。

「ブッダも笑う仏教のはなし」のはなし

大まかに内容はこんな感じ。

・第一章 仏教はここから始まった。お釈迦さんってどんな人なん?
・第二章 仏教はこんなこと言ってはるんです
・第三章 日本の仏教ってこないなってるんです
・第四章 笑い飯哲夫流 ブッダも笑う仏像とお寺の話
・第五章 仏教ってこんあところにもあるんです

このもくじを見ただけで初心者に知ってもらうには十分な内容です。

本当にブッダが言いたかったのは初期仏教に書かれていることで、その後、多くの宗派が生まれいろいろな形に変化していったんだなぁと。

なので、現在の日本における仏教がどうなのかはさておき、ブッダが言いたかったことに注目すると仏教は大変に深い学問なんだなぁと感じました。

この本を読んだり、手塚治虫の「ブッダ」を読んだり、初期仏教の本など調べればすぐわかることなのですが、少しブッダのことに触れます。

 

ブッダは元々小さな部族の王子として生まれました。王子として生まれたのでとても裕福な生活を送りました。国一番のきれいな女性と結婚し、子供も授かりました。

普通にこの流れを聞くと何も不安も悩みも抱えることなくすごく幸せな人生を送れそうじゃないですか?

でもブッダは苦しみました。富も名声も手にし、美しい妻も、子供も手にしてなお、人は幸せになれず生きることに苦しむのです。

そして、29歳のある日、妻も子も置いて、城を抜け出し出家されます。そして、修行と瞑想の中で悟りました。世の中の心理がなんたるかを理解し、苦から開放される術を発見しました。

それが「仏」の「教え」、「仏教」です。

 

貧しい人はお金があれば幸せになれると思うでしょうし、醜い人は美人になれば幸せになれると思うでしょうし、愛のない家庭で育った人は愛が溢れる家族を持てば幸せになれると思うことでしょう。

でもそれは違う。それらが満たされたときでも人は幸せになれないし、苦しみも無くならない。

それは2600年も前の人間が既に証明したことなのです。

例えば、戦国時代の天下人「豊臣秀吉」なんかはいい例じゃないでしょうか?

百姓から天下人へと出世まっしぐら。富と名声を手に入れ、絶大な信頼をおける妻を娶り、憧れた織田の血を引く茶々を側室にし、子供が生まれました。もう、何も不安や苦しみとは無縁の幸せ街道まっしぐらの人生かと思えば晩年はそうじゃなかったのです。

自分が死んだ後、息子の秀頼は大丈夫なのかと不安に狩られました。五大老というシステムを用意し、死ぬ間際まで各武将に「秀頼を頼む」と言い残して不安という苦しみから逃れることができず息を引き取りました。

生きる苦しみから開放される術は金でも名声でも愛でもないってことなんじゃないでしょうか。

ブッダの人生を聞いただけで、自分の人生の何歩も先を歩んでる感じ。その人が何年間もすべてを捨てて修行して、瞑想して、悪魔の誘惑に勝ち、たどり着いた心理。

これは今聞いてもなるほどなぁ~と思う内容でした。

読んでみた感想

ブッダが誰に教わるでもなく自分で発見し到達した心理というのは今聞いても深い内容です。

①生きるのが苦しい
②老いるのが苦しい
③病が苦しい
④死ぬのが苦しい

これが「四苦」です。

⑤好きな人と別れる苦しみ
⑥憎い人と会ってしまう苦しみ
⑦欲しいものが得られない苦しみ
⑧肉体や精神が思い通りにならない苦しみ

これが「八苦」です。

もうおわかりですね?これが「四苦八苦」です。実は仏教の言葉でした。

masayan
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へぇ~~。

って言いたくなる話ですよね。我慢できずに言っちゃいました。

これを誰に教わることもなく自分で考え出せるって凄いことだと思うんです。

私は心理学の専門家ではなく、看護学校で少しかじった程度にしか理解してませんが、それでも「唯識思想」なんかはもはや心理学だなぁと思いました。

「意識と無意識」があるって話じゃないんです。「意識と2つの無意識がある」って悟るってどう考えたらそこに行きつけるの?ってレベルの違いを感じました。

心理の分析までなら多くの心理学者さんもやっていることかと思いますが、ブッダはさらに「八正道」をすることまで残してくれています。それすなわち、苦をとりのぞく方法論まで残しているというからすごいです。

因果応報というか、原因があって結果がある。これは物理化学でも必要な考え方ですし、医療の場にいても苦しむ症状には症状が出現する原因があって、原因を解除しないと症状は改善しないというのはセオリーです。

ブッダは誰に教わるでもなく自らこれらを考案したというからすごい。

2600年たった今、それを聞いても納得できる部分が多すぎる。というか、どれだけ月日が流れても、どれだけ文明が栄えても、どれだけ科学力が向上していても、結局人間というのはこういうものなんだよというブレない考え。単純にすごいです。

年中食べ物に溢れ、電気により快適な生活が送れ、インターネットで常に誰かと繋がれるこの時代。それでも満たされないのが「人間の心」です。

それはブッダが生きた2600年前と変わらないものがあるからじゃないでしょうか。

おわりに

ブッダも笑う仏教のはなし

今に始まらず、以前から人生で悩み苦しみ、最悪の結果を招くところまで日本人は追い込まれています。

日本の自殺率はアメリカの2倍、イタリアやイギリスの3倍。

日本人の20~45歳の男性、15歳~35歳の女性においては、死因の第1位が「自殺」です。

参考自殺者統計/自殺対策支援センターライフリンク自殺対策支援センターライフリンク

病気や怪我を治療し救命するのが病院の努めなら、病院を受診する前に自殺してしまう人は誰が助けるのでしょうか。

生きる苦しみからの救済…それは「仏教」かもしれません。

仏にすがるのではなく、仏の教えを実践し、自ら苦しみを減らす、解消する。この問題解決思考型ともいえるアクションこそが生きる苦しみへの対抗手段でしょう。

筋肉トレーニングで体は鍛えられても、心に筋肉はつきません。

masayan
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心の在り方を仏教から学んでみませんか?

生きる苦しみから開放される方法は既に確立されているのです。

まずは、わかりやすく、これ以上にかみ崩せないレベルにまで落としてくれたこの本をよんでみませんか?

仏教ってこういうもんなんだと知るだけでとりあえずいいと思うんです。

興味が湧いたらもう一歩、さらにもう一歩深めてみればいいと思います。

私は仏教に触れ、仏教に興味をもち、仏教の本を読み漁る2018年の冬でした。ブログの記事更新をほったらかし、ひたすら仏教の勉強した昨年末でした。

仏教がわりと好きになりましたが、私は仏教を信仰するつもりはありません。神道もです。

私はあくまでも無宗教。

masayan
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正確にはXJAPANのhide教の熱烈な信者です

例えるなら漫画「るろうに剣心」の主人公・緋村剣心が飛天御剣流の理だけは受けとるが比古清十郎は襲名しない感じ?

仏教で学んだことは知識として自分の中に収めたいと思っています。

話は戻して、この「ブッダも笑う仏教のはなし」は文章になっているとはいえ、そこは「笑い飯」。

活字でもボケはややしつこい感じがあります。例えだらけで話が進んでないやん的なところは多数ありますが、それは偉い学者先生では書けない文章です。

「お笑い芸人の仏教マニア」がわかりやすく入門編として書いてくれているこの本は何冊も読んだ仏教本の中で唯一無二の存在だなと思いました。

是非、だまされたと思ってご一読ください。masayanのオススメです。

ちなみに、私の中で昨年の一番のスマッシュヒットだった哲夫さんのラジオ番組「サタデー・ナイト仏教」。

参考仏教伝道協会 presents 笑い飯 哲夫のサタデー・ナイト仏教

おすすめは2018年6月9日放送の「カルピスと仏教の話」です。

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約10分の笑えて勉強になるあっという間の10分です。是非、チェックしてみてください
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