次の休みの日はどこに行こう?せっかくの休日の行き先を考えると、華やかなところってすぐに思い浮かぶと思うんです。
例えば、大阪ならユニバーサルスタジオジャパン。
例えば、千葉には東京ディズニーランド。
では、埼玉には?
あるんですよ、それらに対抗できる埼玉の武器が!
そうです。埼玉県にはムーミン谷があるんです。
ご紹介しましょう。【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】です。
ここなら子供にどっか連れてってよ~と言われても連れて行きやすい埼玉県の隠れ名スポット。
しかも入場料は無料というところがお財布にも優しいのです。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園とは!?
埼玉県飯能市にあるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんの「ムーミン童話」の世界をモチーフにした公園のことです。
「平成記念子供のもり公園」として国から指定を受け、平成9年(1997)7月に開園しました。2017年6月1日、その名称を正式に「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と改めたとのことです。
駐車場に車を置き、進むと見えてきましたね。独特な建物たちが…。
案内マップ。いろいろありますね~。
これはムーミン屋敷?地面から生えてきたかのような「きのこの家」
一際目立つのがこの家です。写真にあるように既にベビーカーが表に並びます。
それもそのはず。入場料無料のあけぼの公園。親子連れの方々にも大人気です。
この独特な建物には建築大臣賞の盾があります。
中は螺旋階段で上層階へ登っていくスタイル。
「あぶないので走らないでね」の看板も虚しく、子どもたちがキャッキャと走りまわります。
中は北欧式のオシャレな造り。
暗い部分には明かりがあり、ちょっとしたRPG気分。
ドアを開ければ外の世界。なんかドラクエみたいです。
そんなことを言ってると出くわすのが「宝箱」。
もはやドラクエやん。
南京錠がしてあったので「魔法の鍵」あたりが必要でした(笑)
ミミックだったらどうしよう。なんて。
小さな窓には小さなベッドなどの家具たち。
これは…「借りぐらし」ができそうなサイズですね。
女の子なんかは好きそうな感じ。
男の子がドラクエ気分を満喫できれば、女の子はメルヘンな世界感を楽しめる。
ものすごい配慮だ。これはよくできている!
歩き疲れたパパにはありがたい椅子まである北欧インテリア。
すべてが計算済み。無駄がありません。
表にでると裏手には川。自然が楽しめます。
屋外はムーミン谷っぽい!
ムーミンハウスを出ると見えてくるのがムーミンの世界。
なんかこんなんあったような気がする。
なんか本当にムーミン谷に遊びにきたのかも…。そう思わせてくれる世界観です。
裏から見ても決まってますね。
あけぼの公園を一周
さらに公園内を探索。
蜂に襲われる人。
蛇に襲われる人。
自然公園なんでね、子供にもわかりやすいような注意喚起がなされています。
そして、キノコも発見。小さなお子さん連れの方は子供が食べないように注意してくださいね。
このベンチの青いやつらはニョロニョロなのか!?
なんかこんなキャラクターいたよな~。と幼少期のTVアニメのムーミンが断片的に蘇ってきました。
「見晴らし橋」と名づけられた鉄製の赤い橋。
自然も豊富。下手に山なんかに行くより安全に子供と自然が楽しめて非常にいいのかも。
こども劇場
ムーミン屋敷の向かいに多目的ホールがあります。
中は広々。休憩するにはもってこいです。
森の家
こちらは資料館ですかね。
中に入るとムーミンの作家、トーベ・ヤンソンの生涯などのパネルが掲示されていました。
もちろん置いてある書物は「ムーミン」です。
あけぼの森の店
公園の入り口には売店もあります。
ムーミングッズも山盛りあります。ファンにはたまらん売店です。
おわりに
無料で自然とムーミンの世界観が楽しめる公園。これはなかなかに需要が高いですね。
実際子どもたちが楽しそうに遊び回っていて活気に溢れていました。
私が訪れた当時はまだB級スポットとして「少し変わった公園があるね~」くらいの扱いだったのですが、昨今のSNSブーム。
インスタ映えを狙ってインパクトのあるロケーションが注目を集めるとともに人気急上昇中のようです。
さらに、ここで大事なお知らせがあります。
なんと、この埼玉県飯能市に【2019年春「ムーミンパーク」が開業する】との情報も。
何もないと称される埼玉県の反撃の狼煙はここから上がるのでしょうか。
個人的にはムーミンにどっぷり浸かった幼少期を過ごしたわけではないのですが、埼玉ががんばってくれるなら応援したいなと思います。
関東近郊の方、ムーミンが大好きな方は是非ここ、埼玉県のムーミン谷に遊びにきてください。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
所在地:埼玉県飯能市阿須893?1
電話:042-972-7711
駐車場:あり。無料。
開演時間:午前9時から午後5時まで
入場料:無料
HP:https://www.city.hanno.lg.jp/akebono/
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