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月夜見宮とは豊受大神宮の別宮!神の通う路を抜けて参拝する社

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masayanのお伊勢参りシリーズはまだまだ続きます。

では、前回の続きと参りましょう。

前回の伊勢神宮外宮こ豊受大神宮ですが、別宮がもう一つ、敷地外にあります。

【月夜見宮】です。

今回はそちらへ参ります。

月夜見宮(つきよみのみや)とは!?

月夜見宮は外宮から北へ約300m、伊勢市駅から西へ約500mにある外宮別宮である。月夜見尊(つきよみのみこと)と、その荒ぶる神霊である月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)の2柱の神を同じ社殿に祀る。皇大神宮(内宮)別宮の月讀宮では月讀尊と荒御魂は別の社殿で祀っているが、月夜見宮では同じ社殿で祀るのが特徴である。

引用元:Wikipedia「月夜見宮」

「月讀宮」の記事はこちらです。

今回向かう「月夜見宮」は上記にあるように「月夜見尊」「荒御魂」を祀っているとのこと。

記紀をよくご存知の方は「月夜見」というだけでピンとくると思いますが、軽くおさらいしましょう。

月夜見尊とは!?

記紀(古事記と日本書紀)において、ツクヨミは伊弉諾尊(伊邪那伎命・いざなぎ)によって生み出されたとされる。月を神格化した、夜を統べる神であると考えられているが、異説もある(後述)。天照大神(天照大御神・あまてらす)の弟神にあたり、須佐之男(建速須佐之男命・たけはやすさのお)の兄神にあたる。
ツクヨミは、月の神とされている。しかしその神格については文献によって相違がある。古事記ではイザナギが黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に右目から生まれたとされ、もう片方の目から生まれた天照大神、鼻から生まれた須佐之男とともに重大な三神(三柱の貴子)を成す。一方、日本書紀ではイザナギと伊弉冉尊(伊耶那美・イザナミ)の間に生まれたという話、右手に持った白銅鏡から成り出でたとする話もある。また、彼らの支配領域も天や海など一定しない。

引用元:Wikipedia「ツクヨミ」

伊邪那伎命が禊をした際に生まれた三神が天照大神、素盞嗚尊、月夜見尊。

つまり、伊勢神宮に祀られている天照大神の弟にあたる神様です。

残念ながら天照大神と素盞嗚尊と比べると登場シーンが少ないのが特徴ともいえる月夜見尊。

祀っている神社というのも少しレアな感じですね。

いざ、神路通(かみじどおり)へ

伊勢神宮外宮から一本道。

月夜見宮への道は↑にあるように「神路通」という通りです。

「神の通う路」とはシャレた名前ですね。素敵です。

そして、月夜見宮へ

綺麗な鳥居が目立っています。

ちょうど遷宮のタイミングでした。

手水舎で両手と口を清めて参拝します。

こちらが月夜見宮。

月夜見尊はその名が示すように月の神様。というのも『古事記』では月読命と書かれ,『日本書紀』では月夜見尊。

『古事記』においては、月夜見尊が誕生してすぐに父・伊邪那伎命に夜の国の支配を命じられるだけです。

しかし、『日本書紀』においては古事記の登場シーンの他に、『口から多くの食べ物を吐き出して饗応しようとした保食神を月夜見尊が切り殺したために姉の天照大神が激怒。

「もう弟とは会わない!」といったのがもとで天照大神と月夜見尊が、つまり太陽と月とは時を隔てて空に出現するようになった。』という伝承もあります。

ここも千木は外削ぎですね。

豊受大神宮摂社・高河原神社

そして右後方にはこちら。

豊受大神宮摂社・高河原神社です。

こちらに月夜見尊御魂が祀られています。

せっかく伊勢神宮外宮に参拝されたら少し距離こそありますがこちらも合わせて参拝したいところです。

豊受大神宮別宮・月夜見宮

所在地:三重県伊勢市宮後1丁目3-1006
駐車場:伊勢神宮外宮の駐車場へ
HP:http://www.isejingu.or.jp/about/geku/tsukiyomi.html

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