ついにMasayanの熊野詣シリーズもいよいよ最終回です。
振り返ると熊野詣もあっというまでした。
いろいろと巡ってきましたが、「熊野詣」最後を飾るのはこちら!
【飛瀧(ひろう)神社】です。
前回の那智大社でも触れましたが滝を御神体としている神社になります。
飛瀧神社(ひろうじんじゃ)とは!?
飛瀧神社(ひろうじんじゃ)は和歌山県那智勝浦町那智山にある神社である。御祭神は大己貴神。
熊野那智大社の別宮であり、那智滝自体が御神体であり、本殿は存在しない。拝殿もなく、直接滝を拝むこととなる。滝の飛沫に触れることによって、延命長寿の霊験があるという伝説がある。引用元:Wikipedia「飛瀧神社」
ちなみにこれから向かう那智の滝は「一の滝」で、その上流の滝と合わせて那智四十八滝があり、熊野修験の修行地となっているます。
いざ、那智滝へ
こちらもユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部となっています。
すごい木の太さ。自然豊かです。
参道の途中の石ですが、すんごい雰囲気あるなと写真撮ってしまいました。
苔もそうですが美しいです。
そして、自然豊かな参道をしばらく歩いてようやく見えてきました!
これが今回の主役!
那智の大滝
素晴らしいことこの上ない美しさ!
「日本の滝100選」のひとつ。「日本の音風景100選」にも選定されています。
落差133mの一段の滝としては落差日本1位の凄さ満点!
ちなみに華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられているそうです。
冒頭でも触れたように那智の大滝が御神体でなので本殿はありません。
直接滝を拝みます!
御祭神は大己貴神(大国主神)です。
神武天皇が大滝を神として祀り、大巳貴神(大国主神)の御神体と仰ぎ、後に飛瀧権現と称し今日に飛瀧神社となったそうです。
「延命長寿の水」の由来は、花山法皇が千日籠りのときに、九穴の貝を滝壷に沈めたことがもとで霊水となったと言い伝えられています。
少し石階段を上り瀧へ接近します。
那智御滝拝所へ!
至近距離からの那智滝。
もはや「凄い」という言葉すら生ぬるいくらいですね。
水が落ちる音は爆音のごとく、耳だけではなく身体に響くようでした。
滝が神々しいと感じてしまいます。
↑滝壺拝所の出口付近に建つ祈願所
おわりに
初代天皇・神武天皇がが大滝を神として祀ったのが始まりの那智滝。
今なおその滝は健在です。元は熊野那智大社もこちらにあったとか。
たしかにこの滝を神として祈りを捧げたくもなります。これは行けばわかることですね。
【伊勢に七度、熊野に三度、どちら欠けても片参り】
熊野シリーズ冒頭で触れたこの言葉。
この熊野シリーズを読んで熊野詣したくなって行ってきましたなんて言われたら嬉しい限りです。
是非、三度は熊野に足を運んでみてはいかがでしょうか?
飛瀧神社
所在地: 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
電話:0735-55-0321(熊野那智大社)
拝観料:お滝壺拝所は300円
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