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元伊勢外宮・豊受大神社とは今も京都に残る元伊勢三社のひとつ

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京都に住んだとき、どうしても私が行きたかった場所がありました。

元伊勢外宮・豊受大神社の鳥居

そして、もうひとつ。それが今回訪れる元伊勢です。

「元伊勢」ってすごい地名ですよね。まるで、現在三重県にある伊勢神宮の元祖があるみたいじゃないですか?

いえ、その通りなんです。京都には元・伊勢があるんです。

ということは…伊勢を代表する「伊勢神宮」があったりして…。

あるんです。実は。

今回は元伊勢三社を巡るお話しです。伊勢神宮が好きな方、古代史が好きな方、スピリチュアルが好きな方、パワースポットが好きな方は是非チェックしてください。

では、さっそく参りましょう!

今回は元伊勢外宮・豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)へ参ります。

豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)とは!?

延暦23年(804年)の『止由気宮儀式帳』に、雄略天皇が天照坐皇太神の夢託を蒙り、御饌都神(みけつかみ)として等由気太神(豊受大神)を丹波国から伊勢に迎えたのが外宮であると記す。それに基づいて当神社は雄略天皇22年に伊勢へ遷座したその故地であるという(『丹後風土記』)。あるいは、元鎮座地は比沼麻奈為神社(現京丹後市峰山町久次に鎮座)であるが、雄略天皇22年に伊勢へ遷座する途中で当神社の地にしばらく鎮座し、その跡地に建立したものであるともいう(『加佐郡誌』)。また、それとは別に、用明天皇の第3皇子である麻呂子親王が当地の鬼を退治するに際して、内宮(現皇大神社)とともに勧請したものであるとの異伝もある(宝暦11年(1761年)の『丹後州宮津府志』)。

引用元:Wikipedia「豊受大神社」

神社の由来にはいくつかの説があります。

三重県の豊受大神宮はこちら。お時間があれば御覧ください。

では、前置きはこれくらいにして駐車場に車を置いて向かいます。

いざ、豊受大神社へ

長い石段を上がって行きます。

元伊勢外宮・豊受大神社の鳥居

見えてきましたね。

これは…。

元伊勢外宮・豊受大神社の鳥居

木でできている鳥居です。かっこいい。「黒木の鳥居」ですね。

京都の野宮神社以来です。

↑野宮神社の鳥居はこちら。

では、鳥居をくぐり本殿・拝殿を目指します。

いざ、本殿・拝殿へ

元伊勢三社案内板

京都の福知山には元伊勢三社なるものがあります。もちろん、外宮の後に全て網羅します。
今回はここ、外宮が主役です。

元伊勢外宮・豊受大神社の拝殿

さ、見えてきました。

元伊勢外宮・豊受大神社の拝殿

御祭神は豊受姫命です。

豊受姫命は冒頭でも触れましたが雄略天皇が天照坐皇太神の夢託を受け、天照大神の御饌都神(みけつかみ)として豊受大神を迎えました。それは今の伊勢神宮の外宮と同じです。

豊受大神社/多賀之宮

拝殿の左側にあるのは多賀之宮。

豊受大神社/土之宮

拝殿右側にあるのが土之宮が鎮座しています。

境内左の境内社

豊受大神社/境内社

本殿・拝殿の周囲を境内社が囲みます。
境内左手から、御幸神社、天田神社、蜂須神社、若宮神社、榊森神社、和幣神社、御釼神社、大若神社、鏡作神社、知恵神社。

本殿後方の境内社

豊受大神社/境内社

月宮、竈原、種木、瀧之、東羅、金刀比羅、蓬戸、神南、鹿嶋、繁昌、風宮。
これでもかと並んでます。

ご神木・龍燈の杉

豊受大神社/ご神木・龍燈の杉
こちらのご神木は樹齢1500年を超える古木とされています。

また、「節分の深夜に龍神が燈火を献ずる」と言い伝えもあるんだとか。

元伊勢外宮・豊受大神社本殿

↑こちらが本殿です。

漂う雰囲気が格式の高さを演出しています。

境内右の境内社

豊受大神社/境内社

岩崎神社、保養神社、酒造神社、日吉神社、祓戸神社、椿本神社、姫若神社、榊原神社、南之神社、福徳神社、白鬚神社、小篠神社、甲之神社、礒之神社、平岡神社、保浪神社、青榊神社、横河神社。

…ここまでくると全て把握するのは難しいです。

本殿・拝殿をコの字で囲む社たち。鉄壁の布陣のように感じました。

そして一周終了。

おわりに

元伊勢外宮・豊受大神社拝殿

4社の別宮と、37の末社がり合計41社が境内にあります。

…、もうここにくればほとんどの神様に会うことができるってことです。

さっすが元伊勢。やることが別格です。

本殿、拝殿の周囲を末社たちが囲んでいるというのもかっこいい配置だなと感じました。

これはなかなかの見ごたえがあります。遠路はるばる来たかいがあるってもんです。

そして、外宮に来たら次は…内宮ですね。

 

元伊勢外宮・豊受大神社

所在地:京都府福知山市大江町天田内60
駐車場:あり

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