崇福寺からの帰り道、立ち寄ったのがここ、博多は百年蔵でした。
当初は計画に入れてなかったのですが、前回の記事をご覧の方ならご存知ですが想定外に時間が余ってしまいまして、どうしようかと歩いているところ偶然出会ったのが運命でした。
これはきっと手ぶらで帰すのをふびんに官兵衛さんが思ってくれたからこそのサプライズだったのではないかとひそかに思っています。
百年蔵と書いてあるので、その名前だけでピンときますね。
こちらは石蔵酒造の歴史がつまったお店でした。
博多百年蔵とは(はかたひゃくねんぐら)!?
黒田官兵衛の時代に遡る歴史
石蔵酒造の歴史は、黒田家の播州播磨(現在の姫路)時代からの御用商人であった「石蔵屋」まで遡ります。
関ヶ原の戦いでの功績により、黒田官兵衛・長政親子が筑前福岡藩主の命を受けた際、石蔵屋もこれに帯同して博多入りし、博多商人としての歴史が始まりました。
江戸時代の石蔵屋は、主に博多~壱岐・対馬間の廻船問屋(海運業)を営んでおり、江戸時代後期になり酒造業にも参入しました。また、幕末維新の際には、福岡藩の加藤司書、長州藩の高杉晋作、薩摩藩の西郷隆盛との密約の場として奥座敷を提供した商家としても知られています。
現在の酒蔵(博多百年蔵)は、石蔵屋の第2酒造場として、明治3年に建造されたものです。引用元:博多百年蔵HPより
とのこと。登録有形文化財としてその存在すら文化財となっています。
いざ、石蔵酒造 博多百年蔵へ
なんとも趣のある入口。
実は直売所という顔だけでなく、披露宴やコンサートも行える場所ともなっています。
直売所へ向かうとそこには美しく陳列されたお酒たちが待っていました!
こういう酒造の雰囲気いいですよね。
地酒っておみあげにもってこいですしね。
そして、一度視界に入ってからずっと追尾してくる存在なのがこちら。
「吟醸 如水」です。
戦国武将の天才軍師、黒田官兵衛。正確には黒田孝高ですが、彼は晩年に出家して「如水」と号しました。
ルイス・フロイスによると「予の権力、武勲、領地、および多年にわたって戦争で獲得した功績、 それらすべては今や水泡が消え去るように去って行ったと言いながら、ジョスイ、すなわち水の如し、と自ら名乗った。」とのことです。
賢い人間が悟ると水のごとしとなるんですかね。
そんな如水の逸話が含まれているような吟醸如水。水のごとく飲めるのでしょうか。。。
吟醸 如水
結局、如水さんのお墓参りはできなかった私としては如水を買う以外の選択肢がありませんでした。
なんといってもサイズもいろいろあったので手土産サイズのものを購入。
帰宅後さっそくいただきましたが非常においしかったですよ。
水のごとしとは 思いませんでしたが。
如水さんのお墓参りに失敗したmasayanでしたが素敵な出会いにも恵まれました。
ぜひ博多へ旅行された際には「吟醸 如水」チェックしてください!
なお、博多百年蔵オンラインショップもありました。
今はなかなか旅行も難しいタイミングですから、よろしければこちらから「吟醸 如水」をチェックしてみてください!
博多百年蔵
所在地 |
〒812-0043 福岡県福岡市博多区堅粕1丁目30−1
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電話番号 | 092-651-1986 |
営業時間 | 11:00〜19:00 ※12月31日は17:00まで ※観光バスのお立寄は17:00まで |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
駐車場 | あり |
HP | https://www.ishikura-shuzou.co.jp/liquor/shop/ |
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