俺はもともと東京の救命科で看護師をしていたのですが、休みの日もほぼ休むことなく仕事詰めの生活をしておりました。
あるときを境に仕事が落ち着きまして、休みの日が休みになりました。(あたり前ですが)
「あぁ、休みの日って何をしたらいいのだろう…。」
そんなところから、休日の過ごし方を模索する日々が始まりまして、趣味として日本史にたどり着き、歴史好きとなった私は京都に住みたいと思うようになりました。
何事も何かを始めようとしてもお金が必要なのが現実。夢だけでは食っていけないのが現実。
ましてや末端の看護師になれば夜勤もするし激務もする。責任もある仕事のくせに給料は雀の涙。
「金を稼いで自分のやりたいことがやりたい!!」
そう決心するのに時間はいりませんでした。
そこで、目をつけたのが派遣看護師というものでした。
看護師免許というのは就職に強いもので、さすが国家資格です。
そんな就職にめっぽう強い看護師免許ですが、病院で、常勤で働くだけが看護師の生きる道ではなかったのです。
派遣看護師がどういうものなのか、病院でまじめに働く看護師さんは知らない異世界の話をさせていただきます。
参りましょう。
ナースパワーへの道
なかなかまとまった休みのない看護師。GWも年末年始も仕事です。まとまった休みなんて夏休みくらいです。
それで、京都や沖縄、北海道なんて行ってもペロっと観光して終わりです。観光ではなく「DEEPに探検したい!」
住んでしまえば休日は全て観光にまわせるじゃないか!
そう決断した俺でした。
都市型派遣看護師を扱っている派遣会社もあれこれと種類があります。
その中から私が出逢ったのがナースパワーさんでした。
他にも登録だけはしたのですが比較するとナースパワーが圧倒的に素晴らしかったです。
理由としては連絡が速い!
ナースパワーさんはすぐに連絡が来ましたが、他の派遣会社は遅いですね。
もはやそれだけです。ちゃちゃっと条件を確認していくつも募集を出している病院の資料を提供してくれました。
ナースパワーさん万歳!!
TVCMもおなじみです。
ナースパワーの都市圏応援ナースで派遣看護師デビュー!
初の派遣看護師は京都の某病院でした。
契約は半年。病院側、看護師側が双方同意できれば契約も延長できるようでしたが私は半年で契約終了。
休日は全て京都観光にまわしました。
二つ目の派遣先が今回の奈良県になります。
こちらも最初は半年契約で満了時に延長させていただきました。
住んでみてわかったことは京都よりも奈良が良いということですね。奈良LOVEです。
都市圏応援ナースデビュー後の感想
では、ここからは実際に都市型派遣看護師をして感じた感じたことを。
都市圏応援ナースのメリット
給料が高い!年収で見たらびっくりしました。今までどんだけ安月給だったのかと実感します。
これ、嘘ではなく本当に45万くらい貰えます。ただし、手取りは税金等が引かれるので多少は少なくなります。
ですが、委員会や係の余計な仕事をしなくて済む。毎日定時アップです。それだけでもかなり楽です。
あとは施設によってまちまちだと思いますが個人的に思ったのが退職が簡単ということです。
俺が以前の勤めていた病院では退職に1年くらいかかりました。
しかし、契約期間が設けてあるため契約満了日がきたらさようなら。非常にシンプルで助かりました。
あとは醍醐味である身の回りのものだけで始められるということ。
住まいや最低限の家電は契約先の病院が用意してくれます。
俺の場合は部屋の他にTV,冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジは用意してくれていました。
つまり、着るものと布団くらいで事足りるということです。素晴らしい!!
都市圏応援ナースのデメリット
住まいはレオパレスであったり古い寮であったりと病院ごとにある程度変わりますので確認された方が賢明です。
有給は半年以上働かないと発生しませんのであしからず。ボーナスもありません。
「人が足りない病院が高い給料払ってでも看護師を呼びたい」というところが働き口になります。
マンパワーが足りない病棟での勤務になります覚悟してください。
業務内容の説明もフォローも夜勤フォローもそういう形になります。そういう労働環境の人間関係も待っています。どうなるかは想像がつきますか?
もちろん、急性期や慢性期でも違うと思いますが。
まとめ
俺のように「プライベート重視で休みの日が充実できれば関係ない」とか、「看護研究や委員会、係の余計な仕事なんてしたくない!」とか「シンプルに働きたい」とか「旅行が大好き」そういう人にはもってこいかもしれません。
なにより給料がいい!俺は準公務員扱いの安月給だったので、大学病院の友達の給料に激しく嫉妬していました。
ところが派遣看護師で爆稼ぎ!夢のような生活。
一人暮らしだった俺は生活水準を下げることもなく給料の半分以上を貯蓄にまわすこともできました。
一度、コーディネーターさんに希望のスタイルを伝えて、みつくろってみていただいて、そこから検討するのはどうでしょう?
俺はもっと早い段階でこういう働き方もあるものだと知りたかったです。
固定の職場で永久就職することがこの世の全てではないですね。
人生一度きり。後悔することないように生きたいものです。
使えるものは使っていきましょう!!
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