日本のお城は大好きですか?
こんばんは。お城巡りも大好きなmasayan(@masayan382)です。
日本の現存する城郭もいくつかあるなか、我が埼玉県にも城があります。
埼玉県屈指の観光スポット「川越市」にある埼玉のお城といえばここしかありません。
【川越城本丸御殿(かわごえじょうほんまるごでん)】です。
埼玉県の川越市は「小江戸」と呼ばれ、「江戸時代を感じさせる町」として多くの人に今も愛される観光スポットです。
小江戸と言われるくらい、江戸の徳川家とも親しい仲だった川越。
今回はその川越城本丸御殿をご紹介します。
川越城本丸御殿(かわごえじょうほんまるごでん)とは!?
武蔵野台地の北東端に位置する平山城。1848年(嘉永元年)に建られた本丸御殿の一部が現存する(埼玉県有形文化財)。かつての城は、現在の初雁公園から川越市役所に至る広さであった。大半は失われ、二の丸跡は川越市立博物館・川越市立美術館、三の丸跡は埼玉県立川越高等学校となっているが、高校の南に、小高い丘の「富士見櫓」跡(埼玉県指定史跡)が残り、頂に御嶽神社と浅間神社が建っている。川越城には天守はなく、宇都宮城の清明台櫓と同様に、城の中で一番高い所にあった富士見櫓が天守の代わりをしていた。富士見櫓は三層と考えられている。
中世から近世にかけて改築がなされ規模を大きく変えた。藩政時代には、酒井忠勝・松平信綱(知恵伊豆)や柳沢吉保など、幕府の要職についた歴代藩主が多く、幕閣の老中数7名は全国でも最多の藩の1つであり、江戸時代中期までは「老中の居城」であった(中期以降は親藩)。
引用元:Wikipedia「川越城本丸御殿」
ということです。どうしても城というと天守閣や櫓などの高い建造物に目がいってしまうのですが、川越城にはありません。平たい感じがウリなんです。
いざ、川越城本丸御殿へ
いざ、入城です。
平屋なので上の階はありません。横に広い造りになっています。
あちこちに詰め所というか、控えの間的なものがあります。
やっぱり畳っていいですよね。改めて感じます。
中庭も美しいです。
廊下も広々としてます。
そして、家老詰所へ。
そして、かつてはこのように老中たちが会議をしていたのでしょうか。
↑こんな足元にある明かりも風情を感じます。
そして、こちらがトイレ…じゃなくて、厠。
袴でするのは何かと大変そうです。
日本の建物に必要なのはやはり、「畳」と「障子」。
一箇所、穴が空いたからとすべてを張り替えるのも大変な作業ですから。穴が空いた場所だけ塞ぐ。これも日本の心ですね。
これを見て祖父の家を思い出しました。
瓦にはあの家紋がありました。
徳川の葵の御紋です。
藩政時代には、酒井忠勝・松平信綱(知恵伊豆)や柳沢吉保など、幕府の要職についた歴代藩主が多かったそうです。幕閣の老中数7名は全国でも最多の藩の1つでした。
そのため江戸時代中期までは「老中の居城」とまで言われていました。
そして、大広間へ。
↑の左側のフサフサしているものは槍鞘です。
そして鎧も展示されていました。
ドラマ「JIN-仁-」のロケ地でした
大好きだったドラマです。JINの中でも実際に川越に足を運ぶ話になっていました。川越城がロケ地になるのも必然ですね。
気になった方は是非、ドラマの映像で確認してくださいね!
注目してほしいのが大広間の天井
先程ご紹介した大広間。
何やら天井に気になる「跡」があります…。
こ、これは、バレーボール!!
実は川越城、戦後しばらく中学校の屋内運動場に使用されていました。
あえて天井のボール跡を消さないで、残しているところがミソですね。
是非天井をチェックしてください!
おわりに
ド派手な国宝のお城ではない川越城。
むしろ、記事内でも書きましたが祖父の家を思い出せるくらいゆっくりまったり和む感じでした。
江戸とも親密な仲だった小江戸を代表する川越城本丸御殿。
川越観光に組み込んでいただければ幸いです。
川越城本丸御殿
所在地 |
埼玉県川越市郭町2丁目13番地1 |
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電話番号 | 049-222-5399 |
営業時間 | 午前9時から午後5時 |
定休日 | 月曜日 |
入館料 | 一般 100円(80円) 大学生・高校生 50円(40円) |
駐車場 | あり |
HP | http://museum.city.kawagoe.saitama.jp/hommaru/ |
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