前回は歴史スポットに乏しい我が故郷の埼玉県。
歴史好きの私としては非常に残念に思うのですが、実は当ブログではまだ紹介していない唯一かもしれない武器がありますので今回はそちらをご紹介します。
埼玉県が誇る名スポット。
【忍城(おしじょう)】です!
さぁ、忍城と聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。
ですが、歴史的には有名な話もありかの有名な戦国武将もちょっと絡んでくるエピソードを持っています。
かの大ヒット大河ドラマ「真田丸」でも実は触れてたりもします。
はい。あの石田三成が水攻めで攻め落とせなかったお城として有名ですね。
では、さっそく参りましょう。
忍城(おしじょう)とは!?
忍城(おしじょう)は、埼玉県行田市に存在した日本の城である。埼玉県指定旧跡。
室町時代中期の文明年間に成田氏によって築城されたと伝えられており、北を利根川、南を荒川に挟まれた扇状地に点在する広大な沼地と自然堤防を生かした構造となっている。要害堅固な城であったことから戦国時代には関東七名城の一つ、1590年(天正18年)に豊臣秀吉の小田原征伐に伴い発生した攻城戦の際、豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称された。江戸時代に入ると忍藩の藩庁あるいは徳川氏の譜代大名や親藩の居城となり、阿部氏の時代には御三階櫓が新たに建設されるなどの城郭改修や城下町の整備が行われた。明治維新後、1871年(明治4年)の廃藩置県と同時に廃城となり、1873年(明治6年)に土塁の一部を残して取り壊されたが、城跡は県指定記念物の旧跡に指定されている。また、本丸跡には御三階櫓が再建され、水堀や沼地の一部は水城公園として整備されている。
引用元:Wikipedia「忍城」
です。こちらは上記にあるように再建されたお城です。大河ドラマの戦国時代を描く内容のもののときは小田原征伐のときに触れられるかどうかが勝負の忍城です。
真田丸では珍しく丁寧に描かれていましたかね。珍しくスポットが当たってたので埼玉民としては非常に嬉しい展開でした。
いざ、忍城へ
↑忍城の狭間(さま)です。
この穴に鉄砲を突っ込んで打つお城の防御機能です。
お城好きってのはこういうの見てドキドキするもんですね。
忍城の由来
忍城(おしじょう)は文明十年(一四七八)頃、成田顕泰(あきやす)により築城された「守り易く攻めにくい」難攻不落の名城であったと伝えられている
天正十八年(一五九〇)豊臣秀吉の関東平定の中で戦われた石田三成による忍城水攻めにも耐えこの城は水に浮くのかと恐れられ「忍の浮城」とも称されたという寛永十六年(一六三九)時の老中 阿部忠秋が入城し忍城大改築に着手 孫の正武(まさたけ)の代にいたり忍城御三階櫓の建設 城門 土塀の修築などが完成し面目を一新したという
文政六年(一八二三)伊勢の桑名から松平忠堯(ただたか)が移封し忠誠(ただざね)のとき明治維新を迎えた
市では維新後とりこわされていた城郭の面影を再建し永く後世に伝えることになった
平成三年三月
行田市
ここが「忍の浮城」と称されたんですねぇ。これは後世に伝え残すべきお城ですね。埼玉の宝です。
堀には鯉かな?いっぱい泳いでます。
そして定番の忍城撮影スポット
立派なお城です。再建だろうとやはりお城はかっこいい。ロマンですね。
東京から近いお城だからか、バラエティとか再現VTR系のときにはよく使われているのも注目です。
けっこうスマホで撮ってるご高齢の方を見ます。
お城の中は郷土博物館となってますので是非お時間がある方は見てってください。
また、こちらでは「のぼうの城」の舞台にもなっているのです!
原作本のヒットに伴い映画化までされ、当時は忍城ブームがおとずれました。
おわりに
いつもは裏方業務の石田三成が珍しく城攻めの担当となり攻めたのが忍城でした。
豊臣秀吉が未だに従わない武将を従わせようと各地を潰してまわっている際の小田原攻めの一幕。
水攻めが上手く行かないことで焦る三成。
さぞかし大変だったことでしょう。結局攻め落とすことができなかったわけです。
当時はこのあたりが水攻めにあったとは…と思ってしまいます。
これは歴史スポットが少ない埼玉県が胸を張って主張できる歴史スポットです。
是非、埼玉にお越しの際はこの貴重な忍城をチェックしてください。
まだ、一部ですが石田堤残ってますよ?是非こちらの記事も合わせてお読みください。
忍城
所在地 | 〒361-0052 埼玉県行田市本丸17?23 |
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電話番号 | 048-554-5911 |
営業時間 | 9時~16時30分(入館16時まで) |
定休日 | 休館日:月曜日(祝日・休日は開館)、祝祭日の翌日(土・日は開館)毎月第4金曜日(テーマ展・企画展開催中は開館)、年末年始 |
入場料 | 大人400円/子供200円 |
駐車場 | あり |
HP | https://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/meisyo/osizyou/osizyou.html |
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