あなたはペットを飼うなら犬派ですか?それとも猫派ですか?
こんばんは。実はウサギ派のmasayan(@masayan382)です。
TV番組なんかを見ているとよく上記のような2択を迫られることが多いのですが、中学生時代に飼っていたのはウサギさんでした。
なので、大人になってまたペットを飼う機会があればウサギさんがいいなぁなんて思っていたのでした。
ところが、結婚した妻はゴリゴリの猫派でした。生まれたときから私のもとへ嫁ぐまで猫がいるのが当たり前の生活だったそうで、私と同棲を始めたころから猫の禁断症状と戦う日々が始まってしまいました。
そして、紆余曲折を経て、妻の希望通り、ネコさんを家族へ迎え入れようという運びとなったのです。
ネコを飼う決意をしたのでペットショップへ行くのかと思いきや、妻が選んだ選択肢は「保護猫カフェ」でした。
その名の通り、保護したネコさんで運営している猫カフェが我が埼玉県にはあります。実際の猫カフェのようにネコを戯れ、気が合えば家族へ迎え入れることができるというシステムでした。
私は妻が見つけてくるまで保護猫カフェという存在は知りませんでしたし、実際利用してみてすごくいいシステムだなぁと思ったのでぜひ、多くの方に知っていただきたいなと思ったので今回はこの「保護猫カフェ【ねこかつ】」を取り上げます。
ではさっそく参りましょう。
保護猫カフェ・「ねこかつ」とは!?
猫と遊んで家族探し。
ねこかつは、家族を探している猫と出会える「保護猫カフェ」です。
「婚活」や「就活」のように、「猫活」(猫の保護活動)なんて言葉も普通に使われるようになって欲しいな、という思いを込めて、『ねこかつ』という名前をつけました。
引用元:ねこかつHPより
行き場のないネコさんを保護してケアしながら、同時に飼い主様も募集するという合理性。完璧です。
お住まいの兼ね合いで保護猫を迎えることが困難であっても、「ねこかつ」に遊びに行くだけでもネコの保護活動の支援になるというのがまた素敵です。
masayan家は「ねこかつ」の2店舗両方に行ったことがあるのですが、今回は「大宮日進店」をご紹介します。
【ねこかつ】大宮日進店へ
ではさっそく保護猫カフェ・ねこかつさんへ。
入店した際、入り口のレジにいるのはスタッフではなくネコさんでした。
「料金システムはこうやからあとは勝手に読んどいて」って言わんばかりのネコさん。
ちゃんとスタッフさんから説明がありました。
店内をチェックすると、むしろこちらがチェックされていたようでした。
店内はこんな感じでした。普通の猫カフェと変わりません。
みんなかわいいネコさん達です。
やっぱネコといえば肉球。
この破壊力、たまらんのです。
ねこかつでは募金箱もあります。ぜひ、ネコの保護に役立てていただきたいと思います。
ねこかつさんの活動には譲渡会もあります。ぜひ、チェックしてみてください。
さ、ということで普通のネコカフェであればこうしてネコを遊んで帰るわけですが、ここは保護猫カフェ。里親募集中なのです。気に入ったネコがいれば…家族に迎えることができるのです。
ということで、実際にmasayan家にこちらの保護ネコをいただくこととなりました。
保護猫譲渡の流れ
- STEP1「ねこかつ」スタッフへ声掛けスタッフより、猫の性格や年齢・譲渡条件などのお話
- STEP2アンケート記入。お届け日時等の打ち合わせ
・その場で猫をお持ち帰りになることはできません。後日ご自宅までスタッフが届けに来てくださります。
・お届けまでに、ごはんやトイレ、脱走防止策等を用意しましょう。 - STEP3トライアル(お試し飼い)お届け日から1~2週間程度のトライアル(お試し飼い)開始。
先住猫ちや犬がいる場合は、相性などをみていただく期間となります。 - STEP4本譲渡トライアル期間中の様子を確認。問題なければ本譲渡へ。
・本譲渡の際、お約束事項を記載した書面にサインをいただき、医療費の一部負担金として、一頭につき30,000円を収めます。
(一部負担金の内訳:不妊去勢手術・ワクチン接種・マイクロチップ・ウイルス検査・寄生虫駆除・その他医療処置費用)参照:ねこかつ/本譲渡の流れ
といったのが大きな流れとなります。
masayan家に保護猫がやってきました
ねこかつさんで譲渡のお話をしました。
そして2月上旬、トライアル期間として我が家に来てくれました。
ちなみに来てくれたネコさんはこちら。
「なぁ、もう帰るんか?」って言ってそうじゃないですか?
だそうです。
我が家に来てくださったねこかつスタッフさんとお話。注意事項や説明を受けました。
その日、一日はイスの上から動きませんでした。
知らない環境ですから仕方ないですね。
しかし、一日もすると自分から動き出し、餌を食べ始めました。
あぁ、良かったと安心しました。
命名!「茶々丸」
いつまでもネコさんではつまらないので名前を付けました。
当初は妻もいろいろ考えていたのですが、かわいそうにネーミングセンスが絶望的にありませんでした。
しっくりくる名前が候補に上がらず…。
夜、茶色い大きな目が特徴的に見えた私が「茶々丸」と付けました。
茶々丸は埼玉県の某所の会社の駐車場で生まれていたそうで、子猫だったこともあり、会社の人たちが餌を与え大事にしてくれていたそうですが、ちゃんと保護してもらった方がいいんじゃないかとなり保護された経緯があります。
人間にいじめられなかったこともあり、とても人懐っこいかわいいネコです。一応、生後六ヶ月くらいということでまだ子猫感がこの頃はありました。
なぜか人間をダメにするソファーと戦う茶々丸。
遊び疲れて腹丸出しで爆睡する茶々丸。
もちろん、肉球もかわいい茶々丸。
今ではmasayan家のアイドルとしての地位を確立した茶々丸でした。
おわりに
ねこかつさんはネコを求める飼い主さんと、飼い主さんを求める保護猫をつなぐ素敵な活動をしてくださっています。
飼い主が見つかり、空いたゲージには新しくネコを保護することができます。
「2017年4月~2018年3月の1年間で、13,252頭の成猫と、21,613頭の子猫が殺処分」
そういうデータもあるそうで、ペットを飼う人間のモラルなんかも問われるべきですが、何より殺処分されてしまう動物が本当にかわいそう。
ものすごい個人的な話ですが、大好きなジブリ作品はナウシカでもラピュタでもありません。
この作品知ってますか?
私が初めて見たのは小学生の頃で、人間がたぬきの住処を破壊してしまっているんだとすごく悲しい気分になったことを今でも覚えています。
日本というか、地球は人間だけのものではないですから。人間と動物が共存できる世の中が一番の理想だとは思うんです。
人間が住む場所を広げて、動物達が住む場所がなくなり、人間の居住地で発見されれば殺処分されてしまう。それって動物には罪がないんじゃないかと思います。
猫に限った話ではないのですが、ぜひ、罪もない動物が殺処分されず人間と仲良く暮らせるようになったらいいなぁという個人的な願いがあります。
少し話がそれましたが、ねこかつさんの活動方針にはすごく共感できました。
ぜひ、この記事を読んだ方、もしくはこの記事を紹介した方がねこかつに遊びに行ったり、保護猫を家族に迎え入れてくれることがあればすごく嬉しいです。
なんやかんやで茶々丸が我が家に来てはや4ヶ月。すくすくと成長し、だいぶ大きくなりました。
LINK 保護猫のための猫カフェ ねこかつ
ご飯たくさんいただきました。
ありがとうございます(*^▽^*)どれ食べようかしら… ももちゃん
@川越店#ねこかつ #保護猫 #保護猫カフェ #川越 #日進 #里親募集 pic.twitter.com/G4B6NYT5BW
— 保護猫カフェねこかつ@川越@大宮日進 (@nekokatsu_1) June 23, 2019
ねこかつ 大宮日進店
所在地 |
埼玉県さいたま市北区日進町2-851-1 MKビル2F |
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電話番号 | 080-4329-4522 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌日火曜日が定休となります。) |
料金 | 30分~600円 60分~1,000円 延長30分~400円 時間制の後払いです。1ドリンク付き。※18歳以下の方は、下記料金より半額となります。 |
駐車場 | なし |
HP | http://cafe-nekokatsu.com/ |
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