イギリスにおけるフリーメイソン関連地めぐりはまだまだ続きます。
Kilwinning駅から歩いて移動。
なんの変わりもない普通の町中にそれはあります。
この建物が目的地です!
はるばる日本からここに来たくてしょうがなかったんです!
え?なんのこっちゃわからん?
ではご説明しましょう。
こちらがフリーメイソンの最初のロッジ【MOTHER LODGE(マザーロッジ)】なのです!!
フリーメイソンとは!?
マザーロッジの前に、「フリーメイソンについて」が必要ですね。
フリーメイソンの起源は選ばれし石工職人の団体と言われています。
会員数300万人の世界最古、世界最大の友愛団体。しかし、具体的な活動内容が非公開なため、様々な憶測をよび秘密結社として多くの都市伝説が語られ続けています。
ヨーロッパの建築物は基本的に石造りです。そして、石は永遠の命を持つもの。
それゆえ、「石」は国の最重要素材であり、それを高度な技術で扱う石工職人たちは特別な存在となったのです。
ヨーロッパの国々にとって石工職人たちは重要な存在です。
そこで国王は彼らに税金の免除を含め、様々な特権を与え、庇護しました。
つまり、フリーメイソンとは、
FREE=免除された MASON=石工職人
あらゆる制約から解放されるという特権を得た、上流階級の石工職人だったのです。
MOTHER LODGE(マザーロッジ)
フリーメイソンには【ロッジ】と呼ばれる集会場があります。
世界に存在するフリーメイソンのロッジ(集会場)の数は5万以上。
その中でも世界最古のロッジと言われているのが、1140年に建造されたロッジNo.0!
通称 【MOTHER LODGE】 なのです!
建物の上部に堂々と【MOTHER LODGE】と表示されています。
そしてさりげなく窓にもその文字が!
普通の街中にひっそりと、かつ、堂々と存在しております。
…ですが、本当のMOTHER LODGEはこの裏なのです。
では、参りましょう。
町中にあるマザーロッジの裏側へまわります。
そこには教会がありました。
そう。ここが元MOTHER LODGEこと【KILEINING ABBEY(キルウィニング教会)】なのです。
KILEINING ABBEYとは!?
もともとはこちらの教会でフリーメイソンの儀式や会合を行っていたそうです。
残念ながら戦争で教会は破壊され、MOTHER LODGEは現在の位置に建て直したということだそうです。
↑こちらは教会として再建されたようですが…。
裏手にまわればボロボロになった教会の姿が残っておりました。
かつてはこちらでフリーメイソンがあんなことやこんなことをしていたのでしょうか…。
なぜ、こんなにボロボロな建物を今だに残しているのでしょうか。
取り壊して平らにして公園にでもしてもいいのでは?と思ってしまうのですが、元教会やら、元ロッジやらと残しておくことに意味があるのかもしれませんね。
おわりに
フリーメイソンの話をしらなければ普通にスルーしてしまうところですね。
少しアクセスも悪いですし。ここに来れたことは貴重な思い出になりました。
そして、おわかりの方もいらっしゃるとは思いますが、ほぼほぼこの内容は「Mr都市伝説・関暁夫さん」のネタをなぞっております。
あくまでも【都市伝説】としてお楽しみください。
批判やクレーム等は受け付けませんのであしからず。
KILEINING ABBEY
所在地:Kilwinning North Ayrshire イギリス
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