続いて向かったのが、地元の博多の人々からは「お櫛田さん」と愛称で呼ばれている神社です。
博多の夏のお祭りとして全国的に有名な博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)や博多おくんちは、この櫛田神社を中心として行われています。
そんな有名な神社が祇園駅から徒歩5分のアクセス抜群のところにあります。
ご紹介しましょう。
博多総鎮守・櫛田神社です!
では参りましょう。
櫛田神社(くしだじんじゃ)とは!?
祭神は大幡大神(櫛田大神)、天照皇大神、素盞嗚大神(祇園大神)の三神で、正殿に大幡主神、左殿に天照大神、右殿に素盞嗚神が祀られている。
当社以外にも日本全国にいくつかの櫛田神社があるが、それらが櫛名田姫を主祭神とする神社であるのに対し、当社では櫛名田姫は祀られていない。ただし、元々は櫛名田姫を祀る神社であったとする説もある。
大幡大神(大幡主命)は伊勢国松坂の櫛田神社から勧請した神とされている。別名を大若子命といい、天御中主神の19世の子孫で、北陸地方で怪物を退治したとされる。なお、大幡神を主祭神とする神社は佐渡市にあり、櫛名田姫を主祭神とする神社5社のうち3社も北陸地方にある。
引用元:Wikipedia「櫛田神社」
また諸説ある中で平安時代末期、平清盛が所領の肥前国 神埼(佐賀県神埼市)の櫛田宮を、日宋貿易の拠点とした博多に勧請したという説が最有力ともいわれています。
個人的な話ですが歴史上の偉人で私が大好きな人物は平清盛なのでもし、仮にその説が正しいとするとすごく嬉しいですねぇ。
ではさっそく櫛田神社を参拝します。
いざ、櫛田神社へ
立派な石鳥居をくぐって進みます。
奥には立派な楼門がすでに見えてます。
力強い狛犬さんです。
住吉神社の狛犬さんも顎下にボリュームがすごかったですけど、こちらは胸元に力強さがありますね。
楼門の中から天井を見ると
干支恵方盤
楼門の天井に吊り下げられていて、毎年大晦日に新しい年の恵方を示すように矢印が回転されてます。
手水舎にはさりげなくお祭りのときの様子が描かれてます。粋な演出ですね。
櫛田神社本殿・拝殿へ
ようやく拝殿まで到着。
見事なまでに美しい社です。注連縄が力強いですね。
御祭神
左殿 天照皇大神(大神宮)
中殿 大幡主大神(櫛田宮)
右殿 素盞嗚大神(祇園宮)
霊泉鶴の井戸
はるか昔から櫛田神社の地下より湧き出ている神聖なお水です。
一口目:自分
二口目:家族
三口目:自分とつながりのある人々
と3回に分け、それぞれの不老長寿や無病息災を願って飲まれてきた歴史があります。
博多祇園山笠
お祭りの日じゃないときでもその山笠を見ることができました。
子安社・白龍社
子安社・白龍社です。
夫婦恵比寿神社
夫婦銀杏
二十二社
注連懸稲荷
こちらにも稲荷神社がありました。
この連なる朱色の鳥居が神域感を感じさせてくれます。
博多べい
境内には戦火で焼け残った石や瓦などを厚く塗り込んだ土塀があります。
こちらは博多三傑の一人、嶋井宗室の屋敷で380余年の風雪に耐えたものを移築再建したものだそうです。
連なる末社
本殿の裏手には連なる末社がたくさんありました。
まとめ
山笠が特徴的な博多総鎮守の櫛田神社。
こちらも市街地の中にあるオアシス的な存在。
住吉神社同様に大きな境内の見応えある神社でした。
櫛田神社
所在地 |
〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町1−41
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電話番号 | 092-291-2951 |
HP | https://www.hakatayamakasa.com/61866.html |
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