前回に続きとまいりましょう。
京都の世界遺産・下鴨神社の摂社へ向かいます。
これから伺う河合神社は世界遺産・下鴨神社の摂社で、糺の森の中にある河合神社は、「方丈記」の著者、鴨長明のゆかりの社として有名です。
今回ご紹介するのがこちら。
【河合神社】です。こちらはなんと、「美人祈願」で知れ渡っている女性必見のパワースポットとなっています。
参りましょう。
河合神社(かわいじんじゃ)とは!?
ご祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。「上賀茂神社の御祭神である賀茂別雷命のお母さま」にあたります。
女性の守護神であり、女性の美への願いが叶うといわれ、古くから厚い信仰を集めています。
中門の右側にある看板にも「女性守護 日本第一美麗神」と明記されています。
河合神社は「かわいくなりたい、綺麗になりたい」という女性で溢れているくらいの女性に人気のパワースポットとなっています。
また、安産・育児・縁結び・学業・長寿の神様としても信仰されています。
いざ、河合神社へ
私が参拝したときは工事中でした。
そして、中に進むと目に飛び込んでくるのがこちら。
そしてこちらが河合神社の有名な「鏡絵馬」になります。
鏡絵馬とは!?
こちらの「鏡絵馬」と呼ばれる絵馬は形状が手鏡のようになっています。
この「鏡絵馬」は、絵馬にあらかじめ描かれているデフォルトの顔を自分の道具でお化粧します。
なりたい自分の顔になるように願いを込め、お化粧して奉納。
なかなか特殊ですよね。
「鏡絵馬」へのメイクは自分の化粧品で絵馬にメイクして奉納するのが良いそうです。
もしもメイク道具が手元になくても神社で用意されているクレヨンや色鉛筆でもできます。
鏡絵馬のお化粧が完成したら、裏面にの赤い部分にお願いごとと自分の名前を記入します。
そして本殿祭壇前にある鏡に自らの姿を写し、祈願して奉納です。
「…、男には無縁やな。」そう思いました。
そして拝殿方面へ移動。
任部社:御祭神は八咫烏命
日本サッカー協会のシンボルマークにも採用されている三本足のカラス。この八咫烏というのが神話では初代天皇である神武天皇を導いたという存在なのです。
合わせて読みたい 八咫烏神社とは神武天皇を導いた八咫烏を祀るサッカーファンの聖地!
そしてお隣の拝殿へ。
御祭神:玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
こちらのお方は初代天皇である神武天皇のお母様にあたる方です。
拝殿となりには先程の鏡絵馬がこれでもかと並んでおりました。
これだけの祈り・願いがここには詰まっているんですね。
すごい数です。そして、写真を撮っている間にも増えていく願い…。
河合神社、下賀茂神社に負けないくらいの大人気ぶりです!!
参拝された女性はさらに「カリン美人水」なるものもあります。チェックしてください!
参拝が終わったら、休憩所へ行きましょう。そこでは「カリン美人水」なるものが提供されています。下鴨神社にはカリンの庭と呼ばれる庭があり、秋になるとたくさんの実を結ぶのです。そこで収穫されたカリンと清らかな御神水で作られたのが「カリン美人水」なのです。
俺はあまりカリン美人水なるものに興味が持てなかったので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
おわりに
神社を出て近くの賀茂川で一休み。賀茂川綺麗でした。
森に癒され、神社に癒され、川を眺めてホッとする。
とても贅沢な時間の過ごし方かな~って思ってしまいました。
河合神社
所在地:京都市左京区下鴨泉川町59
電話:075-781-0010
HP:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
駐車場:下鴨神社(300台、有料 150円/30分)
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