前回に続き、今回も少し私の話をします。
このようなブログに足を運んでいただきありがとうございます。
おかげさまでこのブログもまっすぐ2周年へ向かっています。ありがたい話です。
看護師でありながらこのようなブログをやっていると、「どうしてそんなに神社や寺や歴史が好きなんですか?」と聞かれることも多いです。
今日は私が日本史にハマった理由をお話ししたいと思います。
今回も興味がある方だけ御覧いただければと思います。
学生時代はもっぱら理数系でした
中学、高校と理数系で育ちました。もともと化学と数学は得意でした。中学時代は社会も好きでしたけど。
進んだ高校が少し特殊で、自分で学びたい教科を選べる総合選択制という大学のようなスタイルでした。
そのため理数系の授業を多く選び、卒業に必要なレベルでの社会の授業しか受けませんでした。
ゆえに、高校の知識は近代史のみ。それも既に忘れました。そのため、社会や歴史というものの知識はほぼ中学レベルでの知識しかありませんでした。
社会人になってからの私
看護師となり社会人になりました。なりたくてなった看護師。休みの日も猛勉強。お金を払って勉強やセミナーなんかにも参加してました。はい。仕事が趣味でもありました。おかげで知識はたくさん持っています。
26歳くらいになったころでしょうか。ある日気が付いてしまいました。ある程度知識が身について、勉強する必要がなくなった時、休日の使い方がわからないということに気がつきました。俗にいう社畜ってやつですかね。
たまの休み、職場の方々と飲みに行く程度でした。
そう、休みの日の楽しみともいえる「趣味」を持っていなかったのです。
慌てて周りの人間に聞いてみると、女性なら料理教室やアロマテラピーとか。男性ならボルタリングとかスノーボードやマリンスポーツ、サッカーやフットサル、野球など。みんないろんな事やってんな~と感心しました。
私には何ができるんだろうか…。というか何なら楽しめるのか。どういった趣味がほしいのか…。
悩みながらこれでもない、あれでもないと悩む日々が続きました。
運命の出会い!それは…。
先日書いたように後輩の結婚式が決まりました。一眼レフを購入しました。
よし、「上手な写真の撮り方」が書いてある本を買おうと本屋へ向かったある日のこと。
自分の運命を変える本と出合ったのです。
たまたま手に取ったわけですが、「日本のお城ってかっこいい。」率直に感じました。狭間や石落としという防御構造。敵に攻められないように道が曲がっているなどなど、「城の機能美」にも関心してしまいました。
これを手にしてレジに向かおうと思ったときにさらに出合ってしまいました。
「これは…。どこかでみたことある絵だな…。なになに、ヤマトタケル?聞いたことはあるけど知らんな。」
立ち読みですが、読み進めてびっくり。「るろうに剣心」の和月先生でした。
どうりで…。刀と主人公がかっこいいわけだ。納得です。
そして、ヤマトタケルという人物の歴史。面白かったです。
これだけインパクトがあるのにどうして私はヤマトタケルを知らないんだろうか…。
これも読み進めていくと答えがありました。これは古事記のお話し。日本で最初の歴史書です。
戦後は授業でも取り扱っていたそうですが、現在は授業では教えていないとの記載。
「なるほど、そりゃ習ってないわ。知らんわ。…、でも意外と面白かったな。他にも面白い話はあるんだろうか。古事記、読んでみようかな…。」
こうして自力で古事記と日本書紀を読み古代史に大ハマりしました。その後、日本のお城を勉強し始めるのですが、合わせて必要になる戦国武将の知識。武士の成り立ちを知ると平家の平清盛に行きつき、源平合戦。
歴史が好きになると楽しめる大河ドラマ。むしろ大河ドラマが毎週の一番の楽しみとなりました。
最近、大河ドラマにハマっていると友人に伝えると勧められた「新選組!」
猛烈に面白かったです。三谷幸喜監督さすがです。おかげさまで現在放送中の「真田丸」もかじりついて見ています。
趣味として「歴史好き」が確立
「趣味がみつからない」と悩んでいた頃が嘘のように忙しい日々が始まりました。
一眼レフを練習しつつ、古代史の勉強、大河ドラマと合わせてその時代の勉強。時間が足りないと感じる日々でした。
歴史を好きになれば行ってみたくなるゆかりの地。
当然足を運べば一眼レフで写真に収めたくなるわけです。
そして、アウトプットの場をブログに求めました。そして現在に至る。
おわりに
このような流れで理数系で育った看護師が日本史にハマってしまいました。
やはり日本人ですから日本がどのような歴史をたどってきたのかは知っておくべきかなとも思います。
もともと知識欲が強い傾向にあったことも、大きいかもしれません。
かつての日本を駆け抜けた偉人達の業績。「歴史にもしもはない」ほんの小さなボタンの掛け違いが大きな結果を招くという歴史の渦。伝説や秘話に隠された美しさや壮大さ。
自分が生きていたら残せないようなものすごい話。
ただただ、日本史の魅力に吸い寄せられた結果が今の私です。
この「日本史好き」という趣味は歳をとっても楽しめる趣味となります。老後は大河ドラマ漬けかな?
老後はゆっくり城めぐりでもしたいものです。
ということで、これからも「MasayanのEmotion Inmotion」は私が老後になることを待てずに、20代後半から巡った各地をレポートして参ります。たまに雑談も。こんな特殊なブログですがこれからもよろしくお願いしたします。
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