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千葉神社で厄除開運八方除!妙見様の御本宮であり源頼朝も保護した社

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今回も千葉県のパワースポットをご紹介します。

数多くの神社を参拝してきたmasayan(@masayan382)ですが、今回のような神社はなかったと記憶しています。

というのも御祭神が『妙見様(みょうけんさま)』とも呼ばれる『北辰妙見尊星王』なのです。

人間に起こりうる病気・事故・怪我などの「厄(やく)」や人間の悪い星(=悪い運命)を取り除き 、
善い星(=善い運命)へと導いてくださるというご利益があり、千葉や関東のみならず遠方からも多多くの参拝客が後を絶ちません。

ご紹介しましょう。千葉神社です。

では、さっそく参りましょう。

千葉神社(ちばじんじゃ)とは!?

千葉氏の守護神である妙見菩薩を本尊とする寺院(千葉妙見宮)として建立され、千葉氏の祖平忠常の子覚算大僧正によって伽藍が整備されたと伝えられる。以降千葉宗家のみならず千葉氏一族の信仰が篤く、千葉氏宗家の元服は代々この寺で行われた。また、千葉常胤の案内で同寺を参拝した事で知られる源頼朝からも手厚く保護されていた。

千葉妙見宮には本来、妙見菩薩とともに養和元年(1181年)に千葉常胤によって鶴岡八幡宮から勧請された八幡神が祀られていた。当初は八幡神が弓箭神とし、妙見菩薩は鎮守・産土神・農耕神的な役割を担っていたが、千葉氏の一族が多数連座した宝治合戦で一族が動揺した時期(13世紀中期)に一族の団結を維持するために従来の八幡神に代えて、千葉氏を含めた房総平氏において独自の篤い信仰を受けていた妙見菩薩に弓箭神の要素を加えて、千葉氏が妙見菩薩を庇護された存在であることを強調する“妙見説話”が形成された。その集大成が『源平闘諍録』であり、後世に千葉妙見宮(千葉神社)を描いた縁起絵巻にも反映されている(現在も末社の1つに八幡神社があるのはその名残である)。

1591年(天正19年)徳川家康が関東に入部し、この寺を参詣して寺領安堵ならびに太刀一振を寄進したとされ、同時に朱印地200石と十万石の格式が与えられた。

江戸時代には北斗山金剛授寺尊光院と称する真言宗の寺院であったが、明治初年の神仏分離によって神社となり、本尊も祭神に改められた。ただし、妙見菩薩と天之御中主大神は長年神仏習合によって同一とみなされてきた経緯があり、今日でも同社が日本有数の「妙見信仰」の中心とされてきている事には変わりがない。

引用元:Wikipedia「千葉神社

とのことです。かつては真言宗の寺院だったとのことですが神仏習合などいろいろな経緯があり現在に至るようです。

ちなみに「妙見信仰」ですが、インドに発祥した菩薩信仰が、中国で道教の北極星信仰と習合し、仏教の天部の一つとして日本に伝来したものとされています。

道教に由来する古代中国の思想では、北極星(北辰とも言う)は天帝(天皇大帝)と見なされた。これに仏教思想が流入して「菩薩」の名が付けられ、妙見菩薩と称するようになった。「妙見」とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということである。

引用元:Wikipedia「妙見信仰

そして、千葉神社は妙見菩薩と同一と見なされている天之御中主神を祭神としています。

これは、明治時代の神仏分離令によって、「菩薩」を公然と祀れなくなってしまった為に採られた措置だったそうです。

そんな日本屈指の妙見信仰の聖地、千葉神社へ向かいます。

いざ、千葉神社へ

主祭神は北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)です。

天の中央を定位とする北辰(ほくしん=北極星と北斗七星)の御神霊でとされており、通称「妙見様(みょうけんさま)」とも呼ばれ親しまれています。

相殿には経津主命・日本武尊を祀ります。

楼門型の分霊社「尊星殿」

平成12年の千葉神社開創1000年奉祝事業として建築されたのがこちらの「尊星殿」です。

尊星殿は中央「福徳殿」・東「日天楼」・西「月天楼」・上階「開運殿」の四つに分かれ、星王である妙見さまが掌握する日・月・星の御力などがそれぞれ個別にいただけるようになっています。

これはよその神社では見られない「社殿と楼門の融合した特殊な建造物」です。

 

といった感じで妙見様の御神徳により各方位・五行・十二支・人間の身体各部等の役割を八角形に配された八つの各星宮が個々に担い守護しています。

西の月天楼は、中央の「光輝柱」に心を鎮めて触れることで、「月天神」の生気・浄化作用をいただき、身体・生命上の加護【延寿】が得られるとされています。

そして東の日天楼は、中央の「陽明柱」に心を鎮めて触れることで、「日天神」の陽気・活性作用をいただき、精神・生活上の加護【豊禄】が得られるとされています。

ここまででもレアで壮大な造りに圧倒されっぱなしなのですが、実は境内にはまだまだ末社があり見所満点だったりもします。

美寿之宮・延寿の井

水に関わる多くの龍神様・水神様を統治掌握する神様とされる水御祖大神(みずのみおやのおおかみ)様がお祀りされています。

妙見延寿の井は「一願成就の霊泉」としてよく知られています。

なんとも雰囲気のある霊泉です。苔好きにはたまらない仕上がりにうっとりものです。

ではこの後は千葉神社の後半戦となります!
 

 

masayan
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尽きぬ千葉神社の魅力を全力レポートします。

千葉神社の末社へ

では千葉神社の末社をご紹介します。

境内に湧く「延寿の井」の御神水を水源とする池に橋がかかっています。

↑御嶽神社

↑神明神社、三峯神社、日枝神社

↑天神社、八幡神社

↑えびす社

↑稲荷神社

↑石神社

↑星神社

↑姥神社

↑厳島神社

福授の亀岩

妙見様の御神使である玄武(亀)を形どりその霊力が宿っております

この岩を撫でることにより福運が授かるとされております

境内案内板より

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あんまり亀感はない。むしろ、岩や。それでもせっかくですから撫でておきましょう!

摂社・千葉天神へ

 

御祭神は学問の神様・菅原道真公です。

千葉県内最大の天神様のお社であり、千葉神社の旧社殿であったことから妙見様の御神力も同時にいただけるとされ、その神紋・月星に由来しての「ツキ(月)を呼び、勝(星)を拾う」という縁起の良さが広く知れ渡るところとなり、年々参拝者・祈祷者が増加しているそうです。

とても風格のある社。天神さまを祀っているいることからもあちこちに「合格」の文字がよく見えます。受験生には大人気の神社です。

すぐ隣りにあるのが「御力石」です。

心身息災、ボケ封じ 御力石

北辰石、三光石、四拾五縁石

江戸期、御祭神妙見尊の御力を授かった霊石です。

手でふれることにより、己が精神や身体に光明が差し、新たな息吹がいただけるとされております。

説明板より

 

masayan
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亀岩同様に、せっかくですから触っておきましょう!

おわりに

お寺や神社を数多くまわってきる当ブログに起きましても「妙見信仰」の神社に関わることがなかったのですごく斬新な感じがしました。

千葉神社は摂社、末社と見どころもたくさん。

千葉県屈指のパワースポットは素晴らしかったです。源頼朝も徳川家康も大事にした理由がそこにはあります。

「尊星殿」なんてよそでは見られない特別なものなので是非、これは千葉神社を参拝していただきご自身で感じていただきたいなと思いました。

 

千葉神社

所在地

〒260-0018 千葉県千葉市中央区院内1丁目16−1

電話番号 043-224-2211
駐車場 あり
HP http://www.chibajinja.com/
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