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冬場でもシャワーで済ますあなたへ送る!足浴併用のススメ

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浴室

こんばんは。看護師のmasayan(@masayan382)です。

あなたは冬場でもシャワー派ですか?湯船に浸かる派ですか?

私はどちらかというとシャワー派です。なぜかと申しますと、下記の通り。

  1. シャワーの方がさっと終わる。
  2. 風呂場で音楽や、読書を楽しむという習慣がない。
  3. バスタブを使うとその後の掃除が面倒だ。
  4. 水道代、ガス代が気になる。

このことからシャワーの方が楽だなぁ〜と思う反面、冬場のシャワー上がりの後の寒さには嫌悪感があります。

そこで、20代のある日、行うようになったのがシャワー+足浴の合わせ技でした。

これが思いのほか効果的でシャワーだけで済ませた冬場でも足元はポカポカ。入眠もしやすく、メンテナンスも大したことはない。しかも水道代などもさほど気にならないときた。

そんな習慣があった私にびっくりしたのが妻でした。

妻

そんなことするん?

半信半疑だった妻も一度シャワー+足浴を試してみると…。

妻

これ、めっちゃいいやん!

とご満悦でした。特に妻は冷え性なのもあったので足がポカポカした状態で布団に入れることが良かったようです

まぁ、もちろん湯船に浸かるのが一番なんでしょうけど。

足浴とは!?

足浴とは、足首から先を湯に浸して、全身を温め血行を促す温熱浴法です。定義によっては爪先〜膝下までとするものもありますが、概ね足だけの入浴とされています。

足は体の末端にあるため「冷え」や「血行不良」になりやすい部位です。そのため、足を温めることによって、血液に溜まった老廃物を流し、循環機能を向上させる効果があります。また、浴中の体力消耗や血圧の上昇も少ないので、特に心疾患などの身体機能が低下している患者にも比較的安全性の高い入浴方法です。

「足湯」と言ったほうが一般的にはわかりやすいですかね。オシャレに横文字だと「フットバス」なんて言葉もあります。

一応、看護師ということもあるので慣れ親しんだ「足浴」という言葉でこの記事では統一させていただきます。

医療現場でのお風呂事情

入浴介助

急性期病棟、慢性期病棟、老健施設など施設の形態によってお風呂場のあり方というのも多少なりとも違います。

私の経験上では急性期病棟には自立した人しか使えない普通のシャワーしかなかったです。そのため介助が必要な人は慢性期病棟にお風呂場を借りたりとか。

特に慢性期病棟にはストレッチャーバスといった機材があります。寝たままの状態で湯船に入れるよう機械で体を持ち上げたり下げたりすることができるものです。こういった現場で働かない人にはイメージが難しいかもしれませんが。

慢性期病棟では入院患者さんを半分に割って、今日は半分、明日は残り半分といった感じでグループ分けして入浴介助していました。

一人が体を洗って、湯船へ。一人が湯船に入っている間に次の人がシャワーで体を洗う。湯船から出たら、次の人が湯船へ。

こんな感じで順番に入っていくわけです。当然、体は洗い終わっているが湯船がまだ空かない。そんなときに活躍するのが足浴です。バケツに湯を貼って足を温めつつ、体ににはシャワーを当てて待機。シャワー+足浴が大活躍です。

看護師としてはいくつかの施設を巡りましたが、どの施設でもシャワー+足浴スタイルは活躍しておりました。

また、ベッドサイドで足浴だけを行う際には、入浴剤を小さく割ったものを足浴用バケツに入れたり、アロマオイルを入れたりと香りと合わせて充実度が上がるよう配慮するケースもあります。

そしてmasayanはとある冬の日に思ったのです

冬場のシャワーオンリーはむしろ冷える。しかし、お湯をはるのは面倒…。そうだ職場でやってる足浴を自分もやったらいいんだ!

なんと単純な発想でしょう。普段、仕事でやっていることを自分もやってしまえばよかったのです。

最初にバケツ内に熱めの湯をため、足をつっこんでおき、頭、体を洗う。ただそれだけ。

体に当たった湯が流れていくのではなく、一部が足元に溜まっていく…。そして浸かっている足が温まる。

まぁ、最後に足を洗って、綺麗な湯で足をすすげば終わりよしです。

そして、シャワーだけで済ませた時とは違う足の血のめぐりと暖かさを実感できると思います。

もちろん、頭、体を洗っている時に熱めの湯へ何回か入れ替えてもいいですし、それは好みですね。最後は綺麗な湯で足を温めてから終わりにしたい人もおられるでしょう。

そして、足浴の課題

足浴の課題になるのがバケツ問題です。

実は、多くの人が思うバケツというのは円形だと思います。実際、バケツに足を入れると実は窮屈。バケツに足の形を合わせなければならないので実は辛い。

そこで、多くの病院・老健施設で採用されるバケツはこういったもの。

足型になった「足を入れるために設計されたバケツ」。足浴用バケツです。

これが非常に使いやすいお風呂場にイスがある人は座って足をつっこんでおけば、ゆっくりくつろげるかと思います。

私はめんどくさがり屋なのでイスなんか風呂場に用意しませんでしたので、バケツに足をつっこんで立ってるだけでしたがそれでも十分効果を上げてくれました。

自宅で足浴をしようと思った際に職場にあるあのバケツを購入できるのかと不安に思ったものですが、Amazonで検索したら一発でヒットしました。よくよく調べてみたらモノによってはマッサージ機能付きとかいろいろありました。

本当に便利な世の中です。

おわりに

足湯

実は足浴が非常に便利だということも看護師として是非お伝えしたいです。

元気な人にはピンとこないと思いますが、実は湯船に浸かるというのが難しい方もおられます。

肩まで湯に浸かると心臓に負担がかかる方、バスタブをまたぐという行為が足、腰の可動域が難しくできない方、立位がとれない方、人それぞれです。

ですが、イスに座れれば簡単に楽しめるのが足浴の魅力です。もちろん立ったままでもいいのですが。

一人暮らしでお風呂なんてパッと済ませたい方や湯船に浸れない方など臨機応変に対応できる足浴。気になった方は是非一度、試してその効果体感してください♪

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