島根県には「出雲大社」という縁結びで有名な神社があるわけですが、それ以上に今熱いスポットがあるのをご存じですか?
出雲巡り中のmasayan(@masayan382)です。今回訪れるのは出雲地方でも屈指の縁結びの神社として進行されている神社です。
それがこちらの「八重垣神社」です。
こちらの「鏡の池」で占える「鏡の池 縁占い」がこの上なく大人気だそうで女性が殺到されているそうです。
個人的には「縁結び」よりも「素盞嗚尊がヤマタノオロチから稲田姫を隠した避難地」という話の方に触れたくて立ち寄ったのですが、なんか言い訳っぽくなるのが悔しいです(笑)
では、さっそく参りましょう。
八重垣神社(やえがきじんじゃ)とは!?
素盞嗚尊と櫛稲田姫を主祭神とし、大己貴命、および『出雲国風土記』意宇郡大草郷条で須佐乎命の子として記載される青幡佐久佐日古命(あおはたさくさひこ)を配祀しています。
社伝によると、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した後、須我神社を創建された後に、青幡佐久佐日古命が祀られる佐久佐神社の境内に遷座したそうです。
明治5年(1872年)、佐久佐神社は八重垣神社を合祀し、明治11年(1878年)に八重垣神社に改称されました。
ちなみにですが、当ブログの島根シリーズでは「スサノオ」の表記をHPを参照に「須佐之男命」と古事記表記にしておりました。
この八重垣神社のHPは「素盞嗚尊」と日本書紀表記になっているのでそれに準じています。
いざ、八重垣神社(やえがきじんじゃ)へ
神門をくぐり進むとそこには狛犬様。
顎上げ過ぎて表情が見えないくらいですね。
美しい拝殿・本殿へ
御祭神:素盞嗚尊、櫛稲田姫、
合祀:大己貴命、青幡佐久佐日古命
八重垣神社由来記
早く出雲の八重垣様に縁の結びが願いたい という歌は出雲において最も古い民謡で御祭神も八岐大蛇を退治し、高天原第一の英雄素盞鳴尊と国の乙女の花とうたわれた稲田姫の御夫婦がおまつりしてあります。
素盞鳴尊が八岐大蛇を御退治になる際斐の川上から七里を離れた佐草女の森(奥の院)が安全な場所であるとしてえらび大杉を中心に八重垣を造って姫をお隠しなさいました そして大蛇を退治して、「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」という喜びの歌をうたい両親の許しを得て「いざさらばいざさらば連れて帰らむ佐草の郷に」という出雲神楽歌にもある通りこの佐草の地に宮造りして御夫婦の宮居とされ縁結びの道をひらき掠奪結婚から正式結婚の範を示し出雲の縁結びの大神として、又家庭和合の、子孫繁栄、安産、災難除、和歌の祖神として古来朝廷国司藩主の崇敬が厚く御神徳高い神国出雲の古社であり名社であります。-境内由来記より-
大変に御神徳の高い古社ということですね。しっかり参拝しましょう。
摂社・末社
↑脚摩乳社、伊勢宮
↑貴布祢社、手摩乳社
↑山神神社と隣に夫婦椿。
「八雲立つ」の歌碑
「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」と詠んだ素盞嗚尊。こちらには歌碑もありました。
そして鏡の池・奥の院へ
境内のさらに奥へと進みます。すると見えてくるのがこちらです。
鏡の池とは稲田姫命が、素盞嗚尊に勧められヤマタノオロチから身を隠している間、鏡代わりに姿を映したと伝えられるものです。
現在では鏡の池占いが行われています。というは、みなさんコレ狙い感が非常に強いです。
こちらへ足を運ばれる前に社務所で売られている薄い和紙を入手してください。そして中央に、10円玉もしくは100円玉を乗せて池に浮かべると、お告げの文字が浮かぶというもの。
つまり、「沈む時間=良縁までの時間」であり「沈んだ場所=良人との距離」ということですな。
ちなみに、紙の上をイモリが横切って泳いでいくと、大変な吉縁に恵まれるという話です。
いかにも女性にウケそうな占い。案の定、女性陣がこぞって占っておりました。
沈んだ紙の量がその熱量を物語っています。
ちなみに池の反対側には天鏡神社。
もちろん御祭神は稲田姫命です。占いを行ったらしっかり参拝しましょう。
私が滞在している時間でもバンバン女性陣が参拝されていました。それもそのはず、観光バスがガンガン出入りしてました。大人気です。この熱量は出雲大社に勝るとも劣らぬ感じでした。
是非、島根県を訪れる予定のある方はチェックしていてください。とっても大人気のパワースポットでした。
八重垣神社
所在地:島根県松江市佐草町227
電話:0852-21-1148
駐車場:あり
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