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夜叉が守護する世界遺産!三代将軍・徳川家光公を祀る輪王寺大猷院

読了時間:約 5

前回の二荒山神社と前々回の東照宮ときて今回で日光シリーズはいったん終わります。個人的には明智平とかいろいろ紹介したいスポットもまだあるのですが。。。

東照宮。こちらを語る上で避けて通れないのが、徳川三代将軍・家光。

そうです。

輪王寺大猷院

こちらには家光公を祀る「大猷院(たいゆういん)」があります。

masayan
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これはマストで立ち寄るべきスポットですね。

参りましょう。

日光輪王寺大猷院(たいゆういん)とは!?

大猷院とは徳川三代将軍「家光公」の廟所(びょうしょ)(廟所=墓所)で、世界遺産にある境内では、登録された22件の国宝・重要文化財が建っており、灯籠も300基以上もあるそうです。

また、家光の「祖父である「家康公」(東照宮)を凌いではならない」という遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。

大猷院は世界遺産輪王寺が管理する建物の1つ。大猷院・三仏堂・慈眼堂・常行堂・中禅寺・大護摩堂・四本龍寺等のお堂や本坊さらには十五の支院全てを統合して、その全体を輪王寺と総称しています。

今回ご紹介する大猷院の境内には、合わせて22件の国宝・重要文化財が立ち並ぶ歴史的価値のある文化財ということです。

そして、大猷院を語る上ではずせないのが今回の主役・三代将軍の徳川家光です。

三代将軍・徳川家光とは!?

江戸幕府の力を確固たるものへと変えたのが家光と言われています。
名言として「生まれながらの将軍」という言葉も残っているほど。

家光は参勤交代制度の確立、キリスト教の禁止、鎖国の断行などを命じ、徳川家の権力を確固たるものにしました。

家光の幼名は竹千代。祖父の家康と同じ名でした。弟には国松がいます。

大河ドラマ「江」でも描かれていましたが、長男・竹千代と次男・国松との間で世継ぎ争いがありましが、祖父・家康の言葉で世継ぎは竹千代になったとされています。
(歴史は勝者が勝者に都合の良いようになるのが通例ですが。あと、もちろん諸説いろりろあります。)

そういった経緯もあってか家光は祖父家康を尊敬して育ちます。

東照宮の話をします。もともと家康を祀る社殿は二代将軍・秀忠が創建しました。それは現在の綺羅びやかな造りではなく、むしろ簡素な造りでした。
それを秀忠の死後、家光が豪華絢爛な造りに改築したのでした。

寛永の大造営と言われるほどの大規模改築に56万8,000両と銀100貫を投じます。そして数万のお供を従えるため巨大な費用がかかる参詣を3度行うほど家康を慕うのでした。

なお、総工費は現在の価値でいうと200〜400億ともいわれるほど。

家光は「死後も東照大権現(祖父・家康)にお仕えする」との遺言を残し東照宮のすぐ近くに廟所を設けた。

というのが大猷院のお話です。

「おじいちゃん想いのかわいい孫」であればよいのですが、生まれながら天下泰平の世の戦を知らない将軍。

奇しくも家光が亡くなるころには金銀の産出量も減り、この浪費が幕府財政の窮乏の原因とされるほどです。

余談ですが、幕府の財政難に立ち向かったのが八大将軍・吉宗です。

質素倹約や目安箱など享保の改革として歴史の教科書にも太字で出るくらいの有名なやつですね。

masayan
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こういう話を学校の授業でもやってくれたら大人になってこんなに調べなかったかも

と少し脱線しましたが話を戻します。

幕府の財政に余裕があり、絢爛豪華に仕立て直した日光東照宮。
死してなお家康にお仕えしたいと願った家光のお墓があるのがこの大猷院です。

さっそく参りましょう。

仁王門

二天門

左右に持国天・増長天を安置している事からの二天門と。

二天門

那羅延金剛(ならえんこんごう)

二天門

密迹金剛(みっしゃくこんごう)

見事な金剛力士像。すごい迫力です。

大猷院

じつはこちらが二天門なのですが工事中でした。完成したころにまた拝みたいと思います。

では先へ進みます。

燈籠

冒頭でも少し触れました燈籠です。
細部まで細かい装飾がされている美しい燈籠です。

夜叉門

二天門

こちらが二天門。東照宮を超えないようにとの話ですが、すでに豪華ですよね?
このあたりは三代将軍だからなのでしょうか?

二天門

豪華のボーダーラインが難しいなと思うmasayanでした。
豪華絢爛な夜叉門には、霊廟を護る4体の夜叉が安置されています。

毘陀羅(びだら)

毘陀羅(びだら)

阿跋摩羅(あばつまら)

阿跋摩羅(あばつまら)

烏摩勤伽(うまろきゃ)

烏摩勤伽(うまろきゃ)

鍵陀羅(けんだら)

鍵陀羅(けんだら)

この四体の夜叉がいれば霊廟は安心かもしれませんね。

燈籠

夜叉門をぬけると開けた空間へ。
ここでも燈籠がこれでもかと存在感を示します。

唐門

輪王寺大猷院

白竜

この軒下の白竜が特に印象的でした。
確かに豪華ではあるのですが、当将軍よりは抑えめというのも伝わってきます。

拝殿・本殿

拝殿・本殿

拝殿・本殿

横へ回りながら眺めるのですが、やっぱり豪華ですよね。

すごい造りです。やはりそこは国宝です。

皇嘉門(こうかもん)

皇嘉門

切妻造、銅瓦葺きの楼門で、中国・明朝の建築様式を取り入れたその形から、竜宮門とも呼ばれています。

この門の向こうに、家光公のお墓があるそうですが残念がらの非公開。

おわりに

大猷院

確かに豪華ではなるものの、やや抑えめというニュアンスも伝わってくる大猷院。
死後も祖父・家康に仕えたいという想いは叶えられていることでしょう。

個人的にはその家光の純粋な想いが世界遺産だなと思います。

東照宮はこれでもかというくらいの参拝客でゆっくり見て回るのが難しいところですが、大猷院になると人は激減してゆっくり見てまわれます。

一眼レフカメラを片手に寺社巡りするような人間にはぴったりです。

せっかく日光にまで足を伸ばしたのであれば是非大猷院まで立ち寄ることを強くおすすめいたします。

 

輪王寺大猷院

所在地

〒321-1494 栃木県日光市山内2300

電話番号0288-54-0531
HPhttps://www.rinnoji.or.jp/

 

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