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仙台藩二代目・伊達忠宗が創建!仙台城の鬼門を守護する仙台東照宮

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東照宮といえば徳川家康!ということで日光東照宮が思い当たる方が多いかと思いますが、実は仙台にもありました。
1654年に仙台藩二代目藩主・伊達忠宗が創建されています。
約370年の歴史をもつ神社。参拝するかないですね!

ということで、今回は仙台にある東照宮をご紹介します!

仙台東照宮とは!?

政宗没後、領内で大火、大洪水など災害が続き、藩財政が重大な危機に陥ったなどの背景があり、仙台城の正確な北東に位置するため鬼門鎮守も由縁の1つである。2代藩主・忠宗は、東照大権現を守護神として祀るため、慶安2年(1649年)5月に3代将軍・徳川家光に東照宮造営を願い出て、勧請がゆるされ、慶安2年(1649)8月に普請が始まり、本殿、唐門、透塀、幣拝殿、本地堂、御供所、御厩、鐘楼、随身門、石鳥居、別当寺・仙岳院、御旅宮などを造営し、5年後の承応3年(1654)3月に竣工した。仙台藩総力をあげての大事業であり、造営に携った総人数は834835人、総工費小判22443両を要した。大工棟梁は、大崎八幡宮本殿(国宝)、瑞巌寺本堂(国宝)などを建築した梅村家の梅村彦作之三が行っている。御神体は、東北最大ともいわれる御神輿に乗せて、江戸から仙台まで7日架けて渡御し、のちの東照宮御祭礼(仙台祭)の起源となっている。

引用元:Wikipedia「仙台東照宮」

↑に書いてあるように、仙台城の正確な北東に創建されており鬼門鎮守の意味があるそうです。
東照宮といえば豪華絢爛な造りがウリですから、仙台藩総力を上げての大事業だったというのはそういうことだったんですかねぇ。

いざ、仙台東照宮へ

明神鳥居形式の石鳥居です!かっこいいですねぇ。
宮城県内最古の鳥居とされています。なんでも、伊達忠宗夫人・振姫の故郷の岡山県から海路で運ばれてきたそうです。
石をわざわざ海路で運ぶとは恐れ入ります。

鳥居を過ぎ、御神橋を過ぎると見えてくるのが石灯籠と石段です!


なんとも言えない重厚感を漂わせる随神門です。


写真が見えにくくて申し訳ないですが、妙法院宮尭然親王筆の「東照宮」の扁額が掲げられています。

拝殿・本殿へ

随神門を通り抜け、見えてくるのが拝殿です。

東照宮というイメージからか相当に大きい社をイメージしてしていましたが、スッキリまとまっている印象です。

御祭神:徳川家康ということもあり、しっかりと葵の御紋も見えます。

本殿の裏手に唐門があります。こちらのさらに奥に本殿がございます。

当時最先端の技術である七宝金具を使用した金具で装飾されているそうで、七宝金具は全国に数十ある東照宮の中でも日光東照宮と仙台東照宮にしか使用されていないとのこと。もちろん重要文化財です。

ちょっと見てみたい衝動にからてしまいました。

おわりに

歴史ある東照宮に参拝できて嬉しい限りでした。
こちら、正式名称は東照宮なのですが、東照宮自体が日本各地にあるため仙台東照宮との相性で崇敬されてきたそうです。

徳川家光に造営を願い出て、勧請が許可され創建された仙台東照宮。
徳川家と伊達家においては姻戚関係もありますから、徳川家康を守護神として仙台城の鬼門を守護してもらおうという考え方は妥当だったのかもしれませんね。

そんな歴史背景なんかも知っているとさらに楽しんで参拝できるかと思います。
素敵な神社でしたので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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仙台東照宮

所在地

〒981-0908 宮城県仙台市青葉区東照宮1丁目6−1

電話番号 0222343247
駐車場 あり
HP http://s-toshogu.jp/

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