前回、念願のジョジョ展に行くことができ大満足でした。
で、せっかく東京の六本木に行くことができたら立ち寄りたいとかねてより狙っていたところがあったのを思い出したのです。
これもこちらの神社に引き寄せられたのかもしれません。
あなたは縁結びと聞けば思い浮かぶ神社がありますか?
日本でトップクラスで有名なところでいえば島根県の「出雲大社」が浮かぶかもしれません。
当ブログにおいても以前訪れたことのある神社です。
なんと、実は東京にも出雲大社があったんです。ご存知でした?
ということで、今回はここ、「出雲大社東京分祠(いづもたいしゃとうきょうぶんし)」をご紹介します。
では、参りましょう。
出雲大社東京分祠(いづもたいしゃとうきょうぶんし)とは!?
出雲大社東京分祠は、出雲大社八十代宮司で出雲大社教の初代管長である千家尊福公が、東京及び東日本の御神徳宣布のため、明治11年1月11日、 千代田区神田にある神田神社社務所内に、東京出張所を設けたのに始まります。
神田神社は、出雲大社と御祭神が同じだけでなく、 当時の宮司は平田学派の平田盛胤でその関係も深 く、また初代の出張所長は本居宣長の学統を継ぐ本居豊頴で、祭神論の当時は東京における出雲派の拠点でもありました。
やがて、明治政府の宗教政策により神職による布教が禁じられたことで、明治15年5月尊福公は出雲大社教の特立をはかることになりますが、それに先立って東京出張所は明治15年4月4日麹町区上二番町に移転されました。明治16年5月4日には東京出張所に神殿を設立し、尊福公が親しく出雲より御分霊を奉じて鎮祭し、ここに出雲大社東京分祠が建立されたのです。
↑分祠とは本社と同じ祭神を別の神社を設けて祀ることを意味します。
つまり、ここ東京分祠も島根県の出雲大社と同じ大国主大神をお祀りしています。
そのため、同じようにこちらもで「縁結びのご利益がいただける」と信仰され多くの参拝客が訪れています。
いざ、出雲大社東京分祠へ
階段を上ります。
開門は午前9時、閉門は17時です。
祓社
写真は取り忘れてしまいましたが、手水舎で両手と口を清めたあとは是非こちらを参拝してください。
こちらの社では参拝者の心身を祓い清めてくださいます。
拝殿・本殿へ
こちらが拝殿です。
御祭神は大国主大神です。
大国主大神は縁結びの神様として、広く知られています。
ところが、縁結びとは男女の縁を結ぶということだけに留まりません。
私たちひとりひとりが立派な人間に成長できるように、この日本の社会が明るく素晴らしいものであるようにとお互いの幸せのための縁がむすばれるということです。
そういった意味合いもあるそうで、大国主大神が広く、多くの人々から信仰される理由がそこにはあります。
なお、出雲大社のときにもお伝えしていますが、出雲大社では二礼二拍手一礼ではありません。
出雲大社は二礼四拍手一礼です。
↑ではお守りがあります。最も人気がある縁結びのお守りが「縁むすびの糸」というものです。
是非、参拝された際にはチェックしてください。
↑また、御札もあります。島根県まではなかなか行けないという方であればここ、でいただくのも選択肢の一つです。
絵馬
絵馬には先程のお守りの赤白の糸をモチーフにしたものもありますが、やはり神話になぞって白兎ですね。
絵馬かけ周辺にはちらっとウサギさんがおられるのが可愛いです。
おわりに
島根県の出雲大社と比べるとても小さい神社です。立地を考えるとしょうがないのかな。
でも東京の六本木という一等地にあるのは以外な穴場。知らない方も多くおられると思います。
本当は出雲大社へこまめに参拝しに行きたいけど行く暇がない!そして死活問題なくらいに縁結びのご利益がほしいという方は是非チェックしてくださいね。
出雲大社東京分祠
所在地:東京都港区六本木7-18-5
電話:03-3401-9301
HP:http://www.izumotaisya-tokyobunshi.com/index.htm
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