私が青森を訪ねたのは義経北行伝説を追いかけたいだけではありません。
あの伝説をこの目で確かめたかったからでもあります。
その伝説とは。。。「イエス・キリストの墓が日本の青森県にある!!」です。
これを初めて聞いたときは、さすがに嘘だろ!と思ったのですが、行ってみたいという衝動が抑えられず青森まで来てしまいました。
わかりますか?看板だけならまだしも、道路標識にまで「キリストの墓」と表示されていることを。。。
さっそく参りましょう。
まずは駐車場へ
最初に感じる違和感。
それは車を置いて速攻で目に入る観光案内所。
イエス・キリストといえば神の子。彼の教えを信仰するのが世界三大宗教のキリスト教のはず。。。
そのキリストの墓の近くで堂々と観光案内。
違和感が拭えません。
キリストっぷ
おそらく売店なのでしょう。
「キリスト」×「ストップ」どころではありません。なんなら「ミニストップ」すらかかっているはず。。。
「営業時間は十字架ら三時まで」
いいのか?このクオリティでいいのか??
違和感が拭えない。。。嫌いじゃないけど。
いざ、キリストの墓へ
進みます。
イエスキリストは21歳の時日本に渡り12年間神学について修行を重ね、33歳の時ユダヤに帰り神の教えについて伝道を行ったが、当時のユダヤ人はこれを受け入れず、逆に捕らえて十字架に磔刑にされたと。
しかし、イエスの弟のイスキリが身代わりとなり十字架に磔にされたと。キリストは再び日本の地を踏み、戸来村に住居を定めて、106歳の長寿を以て、この地に没したと言うことだそうです。。。
さらに登ります。
登るとそこには2つのお墓がありました。
キリストの墓
十字架ですねぇ。
イスキリの墓
キリストの向かいには弟・イスキリの墓が。
あれ、イスキリさんの遺体まで日本に運ばれたってことですか?
信長の時代の宣教師でさえ、船で何年もかけてヨーロッパから日本にいらっしゃいましたけど。。。何年かけてご遺体を運ばれたのでしょうか。
キリストの里伝承館
こちらにはキリストの墓についての伝説や経緯などの資料が展示されておりました。
鐘の音をささげる必要性はあるのだろうか。。。
顔出しパネル。まさに観光地にあるやつですね。
おわりに
私は無宗教だから受け入れられますが、これが難しい人もおられることでしょう。
元ネタは竹内巨麿が公開した古文書・『竹内文書』とのこと。
竹内文書の信用度がこの「キリストの墓」の信用度にも直結するということです。
個人的にはこれが「キリストとイスキリの墓」であるという話を積み重ねたという歴史を尊重したいと思います。
ただし、村おこしとして注力するのであればエルサレムの聖墳墓教会と同等かそれ以上の何かにすることを提案したいと思いました。
キリストの里伝承館
所在地 |
〒039-1801 青森県三戸郡新郷村戸来野月33−1 |
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電話番号 | 0178783741 | 駐車場 | あり |
HP | https://visithachinohe.com/stories/kirisutonohaka/ |
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