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檜原神社は大神神社摂社にして元伊勢!奈良の隠れパワースポットだ

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こんばんは。奈良県大好きmasayan(@masayan382)です。

うちのブログでは自分が実際に住んだこともあって、奈良県の寺社が数多く取り扱っています。おかげさまで人気記事ランキングも奈良県の記事がひしめき合っています。

そんな中でもじわじわ人気を上げているのが大神神社の記事です。

そして、大神神社から狭井神社へ抜けていくときにチェックはしていたものの、行くことができなかったあそこへ行くこととしました。

元伊勢・檜原神社

今回訪れるのは「檜原神社」です。

ご存じですか?知っている方は通な方ですねきっと。

では、参りましょう。

大神神社摂社・檜原神社(ひばらじんじゃ)とは!?

大神神社摂社の一つです。崇神天皇の御代、皇居内の祀られていた天照皇大神の御神霊を豊鍬入姫命に託し、倭笠縫邑に遷し祀られます。

その後、天照皇大神の御神霊は各地を移動して最終的に、現在の伊勢神宮へ祀られました。

そのため、かつて天照皇大神の御神霊を祀った場所は元伊勢と呼ばれています。

当ブログにていても元伊勢を扱った記事があります。よろしければご参照ください。

元伊勢・檜原神社

なかなかに長い道のりを看板の標識に従いつき進みまして、ようやく到着。

いざ、檜原神社へ

元伊勢・檜原神社

存在感のある注連縄です。

元伊勢・檜原神社

(元伊勢)檜原神社と豊鍬入姫宮の御由緒

大神神社の摂社「檜原神社」は、天照大御神を、末社の「豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや)」(向かって左の建物)は崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命をお祀りしています。
第十代崇神天皇の御代まで、皇祖である天照大御神は宮中にて「同床共殿(どうしょうきょうでん)」にお祀りされていました。同天皇の六年初めて皇女、豊鍬入姫命(初代の斎王)に託され宮中を離れ、この「倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)」に「磯城神籬(しきひもろぎ)」を立ててお祀りされました。その神蹟は実にこの檜原の地であり、大御神の伊勢御遷幸ののちもその御蹟を尊崇し、檜原神社として大御神を引続きお祀りしてきました。そのことより、この地を今に「元伊勢」と呼んでいます。

檜原神社はまた日原社とも称し、古来社頭の規模などは本社である大神神社に同じく、三ツ鳥居を有していることが室町時代以来の古図に明らかであります。

萬葉集には「三輪の桧原」とうたわれ山の辺の道の歌枕となり、西につづく桧原台地は大和国中を一望できる景勝の地であり、麓の茅原・芝には「笠縫」の古称が残っています。

また「茅原(ちはら)」は、日本書紀崇神天皇七年条の「神浅茅原(かむあさぢはら)」の地とされています。更に西方の箸中には、豊鍬入姫命の御陵と伝える「ホケノ山古墳(内行花文鏡出土・社蔵)」があります。

引用元:境内案内板

とのこと。初代斎王である豊鍬入姫命がこちらで天照大神をお祀りして、この地を離れた後も御蹟を尊崇し、檜原神社として大御神を引続きお祀りしてきたという歴史があります。

お時間あれば↑に「斎王」に関する記事もあります。是非ご覧ください。

豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや)

御祭神:豊鍬入姫命

"豊鍬入姫宮

"豊鍬入姫宮

こちらは初代斎王である豊鍬入姫を祀っています。

檜原神社へ

檜原神社

豊鍬入姫宮のお隣にあるのがこちら。
檜原神社

御祭神:天照大神若御魂神、 伊弉諾尊(イザナギノミコト)、 伊弉册尊(イザナミノミコト)
『日本書紀』崇神天皇紀によれば、崇神天皇が皇女豊鍬入姫命に命じて宮中に祭られていた天照大神を大和国の笠縫邑に祭らせたとあり、これが斎王(斎宮)の始まりともされています。
豊鍬入姫命は初代斎王とされるのもこのことから。

そして次の垂仁天皇の時代、豊鍬入姫の姪にあたる皇女倭姫命が各地を巡行し伊勢国に辿りつきます。そこに天照大神を祀り、現在の伊勢神宮へと繋がります。

つまりはここが、倭姫の巡行地のスタート地点ということです。ここから歴史が動いたと言っても過言ではないのでしょう。

まさに元伊勢。すごいところです。

檜原神社三ツ鳥居

神社好き・鳥居好きにはたまらない形の鳥居です。

三つの鳥居を一つに組み合わせた「三ツ鳥居」というものです。

1つの明神鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせたものです。三輪鳥居(みわとりい)と呼ばれることもあります。

日本の神社でも数社にしかない形のレアなものです。

実は大神神社もこの鳥居です。山を神としていることから本殿はなく、山の前にこの三ツ鳥居(三輪鳥居)がありますが外からは見えません。

ご神職の方に社務所で拝見したいむねお伝えすると見えるところへ案内してくれます。写真はNGなので覚えておいてください。

ということで、「どうしても三ツ鳥居を見たい人」、「写真に収めたい人」はこの檜原神社まで足を運ぶとよろしいかもしれません。

おわりに

檜原神社

大神神社から徒歩でなんやかんやで20〜30分歩いてようやくこれる檜原神社。
しかしそれでも参拝に訪れる人がたくさんいます。実際、私が参拝中もたくさん人が入れ代わり立ち代わりいらしてました。

周りは静かで自然豊か。静かに歴史と神聖さが包み込んでくれる素敵な場所でした。

さすが元伊勢。レアな鳥居も含め全てが尊い。

奈良県で押さえておきたい神社の一つですと熱くみなさんにお伝えしたい場所でした。

もしも興味が湧いた方がおられたら参拝されることをオススメします。

 

 

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この記事を書いた人
masayan

普段は看護師をしております。好きなものは日本史。特に古代史・平安・戦国・幕末が大好物です。都市伝説・フリーメイソンの話も大好きです。休日は寺社、城、史跡巡りを主にしております。

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